こんにちは。
今回は、サービスの品質向上に関する新しい試みをしましたので報告をさせていただきます。
「Yahoo!カテゴリ」は、人間が認識しやすいカテゴリ単位に、インターネット上のサイトを整理したサービスですが、登録時にヤフーのサーファーたちが目視確認をして分類登録をしています。
しかしながらサービス自体が長い年月を経過しているため、登録されたサイトの中には、コンテンツに変更があったり更新されないで荒れてしまったサイトが含まれています。
このような問題を持つサイトを見つけることは、メンテナンスロボットには困難であるため、それらを効率良くあぶりだし、取り除く方法が課題になっていました。
そこで、5月29日に「Yahoo!クラウドソーシング」を活用し、一般ユーザーにこの作業をしていただきました。
【Yahoo!クラウドソーシング】
今回は、10年以上前に登録された約600件のサイトをサンプリングし実施してみました。
【一般のユーザーにした質問内容】
●リンク先ページが閉鎖されているか、もしくはURLが移転していましたか?
●リンク先ページが下記の【タイトル】、【紹介文】と内容の違いはないですか?
●リンク先ページの情報は古い(過去1年以上更新されていない)ですか?
●Yahoo!カテゴリで検索したときに表示されるカテゴリは、サイトの内容と合っていますか?
●リンク先ページの表示が崩れて見えますか?
これらの質問に対する一般ユーザーの答えと、ヤフーのサーファーの答えを比較したところ、
おおよそ90%で一致いたしました。
最も驚いたのは、一般ユーザーにやっていただくことで、このあぶりだしの作業がなんと2時間足らずで完了したことでした。質問の方法を改善すれば、もっと正解率が上がると思っています。
今回は初めての試みでしたが、一般のユーザーにお願いするクラウドソーシングには、品質向上を行う上でいろいろな可能性があると思いました。
今後も引き続き、厳選されたサイトをご提供いたしますのでよろしくお願いいたします。
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