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キャタピラー
主演の寺島しのぶが、第60回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品。
若松孝二監督の作品は、初めて。
映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』は見逃している。
お話は・・・
勇ましく戦場へと出征していったシゲ子の夫、久蔵。
しかし戦地からシゲ子(寺島しのぶ)の元に帰ってきた久蔵(大西信満)は、
顔面が焼けただれ、四肢を失った姿だった。
多くの勲章を胸に、「生ける軍神」と祭り上げられる久蔵。
シゲ子は戸惑いつつも軍神の妻として自らを奮い立たせ、久蔵に尽くしていくが……。シネマトゥデイ
この作品、少し前に、予告編を見て、
衝撃を受けた。
この予告編で、本編を見ることが出来るのかなぁ〜???と不安もあったけど、
もしかしたら、予告編がその衝撃のすべてを物語っていたかもしれない。
最近の予告編、多くを語り過ぎている。
もう少し、考えて欲しいよなぁ・・・
とまあ、予告編の話はこれくらいにしておいて、
今週のNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』でも、
茂が戦争に行っていた時のことが出てきて、
親の愛、日本軍の無情さ・・・現地の人たちの優しさ等、
いろんな場面で大粒の涙が出てくる。
そんなこんなで、何れこの作品も観るつもりだったけど、
今週は、より戦争について考える週にするべく、
お気に入りの映画館に行った。
ネタばれになる可能性があるので、ご覧になる方は読まないで〜!!!
まず最初、愛する夫が帰還した時、
たとえ四肢を失っていたとしても、
妻はあんな態度をとるのだろうか????????
夫に対する愛がない。
何故???
そう思いながら見ていた。
どこまでいっても、愛がない。
復讐???とすら感じる。
その理由は、途中で判ったのだけど、
反戦と言うよりは、
夫婦の在り方みたいなものを描いていたように思う。
ただ、キャタピラーというのは、芋虫と言う意味で、
四肢を失い、芋虫のようになっても、
軍神として村人から崇められ、
新聞に載り、
勲章を貰い、
そんなことに満足している帰還兵が滑稽だ。
まあ、そんなことに心のよりどころを持たなければ、
やっていられないのかもしれないけれど・・・
食べて、寝て・・・・・
その繰り返しが、軍神さんの生活。
その妻を演じている寺島しのぶは凄いけれど、
他の作品の彼女も凄いから、
これだけが特別・・・とも思えなかった(汗)
結局、監督が言いたかったのは、
エンディングの元ちとせの歌に尽きるのではないだろうか???
映画の最中には泣けなかったけど、
この歌を聞いたら、泣けてきた。
死んだ少女は広島の子。
原爆で、紙切れのようにこの世からいなくなった広島の子。
広島には、
安らかに眠ってください
過ちは繰り返しませんから
という碑がある。
戦争のない、
平和な世の中でありますように♪♪♪
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やっぱりなあ〜ほかの女性の方も感想は同じようでした。
お子様みっちゃんはパスのつもりです。こういう作品は反戦よりとっても抵抗があります。さんこうになりました。ぽち!
2010/8/20(金) 午前 11:46
見るのに勇気がいる映画ですね・・・
フランスでも、戦争で顔が崩れた方がたくさんいて、
写真を見てびっくりしました。
確かに、戦争でなくても、連れ添いが動けなくなったり、
様相が変わったり、記憶がおかしくなったり・・
その時、相手はどう行動するか・・難しいですね。
2010/8/20(金) 午後 6:39
みっちゃん、やはりそうですかぁ〜。
監督が反戦を描きたい気持ちは理解はするけれど、夫婦の間に愛がないので、反戦が伝わりにくくなっているように思います。作品としては、こういった作品もありなのでしょうけど、“反戦”を訴えるには、少々、空回り気味で無理があったかなと思います。
みっちゃんには、お勧めしませんよ〜。
ぽち、ありがとう(^^)
2010/8/20(金) 午後 10:10
kaorikoさん、主演の寺島しのぶがベルリン映画祭で銀熊賞を受賞した作品なので、今、日本で話題なのですよね。広島は8月6日から先行上映されていて、お盆の間は、立ち見まで出たそうです。
予告編を観て、本編を観るのに、本当に勇気が必要でした。
帰還兵が昔のままでなくなるという意味では、アメリカ映画の『マイ・ブラザー』(ヨーロッパの映画をリメイクしていますが)の方が、その根底に愛があって、反戦というメッセージが強く伝わってきました。
連れ合いが、病気になったり、事故にあったり・・・自分自身がどうするかは判らないけれど、『生きていてくれるだけで良い。。。』という気持ちは、愛があれば、最初はあるのではないかなぁ〜と思います。時とともに、その気持ちに変化があるかもしれないけれどね。
2010/8/20(金) 午後 10:19
映画の本編観た後、予告編を観直すと、結構ラストシーンや見せ場を全部見せてしまっているのに驚くことがありますね。
終戦当時、実際に手足を失った方が傷痍軍人として、町で物乞いしていたりしたそうですから、こういう人たちは多かったようですね。
反戦が伝わらなかったとしたら、それは監督の演出がダメだったということですね。
2010/8/21(土) 午前 8:14
見るのにちょっと勇気がいりそうな予告だったけど、全体としては、一部なのかな。
まだやってそうなので、チャンスがあったら見たいと思います。
元ちとせの歌、いいですよね〜!
数年前、原爆ドームの前で歌ったそうで。
私も生で観てみたかったです。
2010/8/21(土) 午後 1:25
のびたさん、作品に対する衝撃は、予告編で終わってしまいました。その殆どを見せてしまうっていうのは、どうなんでしょうねぇ・・・
傷痍軍人・・・私が子供の頃も、祭りで物乞いしていたりしていました。不思議でしたけれどね。
この作品自体はありなんですけど、声高にこの作品のメッセージが“これが戦争だ!!!”と言われると、私には、ちょっと伝わりにくかったです。“反戦”というよりも、“夫婦の在り方”についての作品のように思えてしますのですよね。
人の心は変わるものだと思います。感動は必要ないと思いますが、愛していても、その置かれた状況によって人の心は変わる・・・なんて方が、伝わったかなぁ〜と思います。愛が無くて連れ添った夫でも、一緒に暮らしてきた人に対する慈愛はあるように思いたいのですよねぇ。。。
2010/8/21(土) 午後 7:39
プリッツさん、予告編は一部ではあるけれど、その大部分を見せてしまっていたように思います。予告編をご覧になったのであれば、それほど、勇気は要らないかとも思います。機会があれば、ご覧になってくださいね。是非、感想も!!!(^^)
元ちとせの歌は、本当に、心に沁みてきます。
特に、私達、広島県人にとっては、痛切に響きますよ。
2010/8/21(土) 午後 7:42
寺島しのぶさん、大好きな女優さんなので非常に気になる。
しかし、私も、見られるかどうか、自信がない。
ママさんのレビューもネタバレするかも以降は観るかもしれないので読めない(苦笑)。
どうしようかなぁ・・
PS.ゲゲゲ、ようやく追いつきました!
2010/8/24(火) 午後 7:39
MooBellさん、衝撃的な作品です。好みは分かれると思いますが、作品としてはありだと思います。この主人公、寺島しのぶでなければ、演じ切れなかったとも思いますよ。
ただ、見るのに勇気は要ると思いますけどね(^^;
おおっ、ゲゲゲ、追いつかれましたかぁ〜!!!(^^)
2010/8/24(火) 午後 10:17
そうね〜予告はほんと考えもの。
私はあの予告のせいで観に行くか行かないか凄く悩んだくらいですから。
やっくるママとはちょっと感想が違っちゃいましたが・・・
TBお願いします。
2010/8/26(木) 午後 3:16
ひかりさん、あの予告編、堪えました。。。
私自身も、観ることが出来るかなぁ〜???と思いましたからね。
本編は、あの予告編で衝撃を受けた分、意外とさらりと観ることが出来たりして・・・(^^;
コメント入れておきました。
なるほど〜と思いながら、読ませてもらいましたよ♪
TBありがとうございます☆
2010/8/26(木) 午後 10:17
戦争はけっして風化させてはいけませんね。実際は地獄ですよね。
2011/4/10(日) 午後 9:29
もっさん、本当にね。
戦争は、風化させてはいけまんねぇ〜。
2011/4/10(日) 午後 10:49
何と言っても、寺島しのぶの凄さにつきますよね。
服を脱ぐだけでなく、体裁をかなぐり捨てた怖さまでも感じる演技が凄いですね。
TBします。
2012/3/24(土) 午前 9:31 [ ひろちゃん2001 ]
ひろちゃん2001さん、寺島しのぶ・・・凄すぎます(@@)
デビュー当時は、そんなに魅力的な女優さんだと思っていなかったのですけど(お母さんに似ず、美人でもなかったし^^;)、年を重ね、誰にも真似の出来ない女優になりましたね。
TBありがとうございます。
2012/3/24(土) 午後 9:13