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また武田鉄矢のラジオで面白いことを話してました。
内田樹の「下流志向」という本を元に話してましたが、今の大学1年生の英語力は中学2年生程度だそうです。そして国語の読解力は20年前から確実に数値で表すと1ポイントずつ下がってるようです。
学力を下げるのはとても難しいことで、並大抵の努力では下がらないといいます。今の子供達は積極的に学力を下げる努力をしていると・・・。
お受験とか塾通いの子供達とそうでない子供達で格差があるのではないか?
一概にそうではないようです。積極的に学ばない子供達が増えている一方、「ウチの子はよその子よりも上にいければいい」という考えが実際の考えで、上の学力の子供もとりあえず1番ならという程度のレベルで落ち着いてるので、全体的に確実に下がっているとのことです。
ようは、昔は平均50点、トップは80点という数値で81点を取ればさらにその上に行けるというものだったのだが、今は平均30点、トップは80点ではなく60点という風にそのまま下がってるのである。だから61点を取れればそれでいい・・・とりあえず他の子よりも上にいれば・・・という考えに落ち着いてるとか。
武田鉄矢は面白おかしく皮肉を込めて、「学力の低下を維持する方法」と言って話してました。
「まずはとにかく読み飛ばす。まずこれが出来ないと学力が上がっちゃう(笑)。」
最近のファッション誌などを見ると、結構難しい表現のキャッチコピーや文章などが多く載ってて、それを読む若い子に「よくそんな意味わかるね・・」と問えば「あっそれー、わかんないからー、飛ばしたー」と答えるそうです。
そして鈍感であること。その飛ばしたものをわからないままにしておける思考回路。
ちょっとでも「あれ?これってどういう意味だっけ?」と思ってしまう子は学力を上げてしまう(笑)。
疑問に思ったことそのままにしておいても平気でいることができる鈍感さが必要だそうです。
普通はちょっとでもひっかかると気持ちが悪いものである。それを平気でいることが出来る神経が必要不可欠。
そしてそのわからないと思うこと、疑問を・・・なかったことにすること。
それが今の子供達の傾向だとか。
学びからの逃避という言葉で表現してました。その積み重ねが今全国で問題になってる飲酒運転に当てはまってるという。
飲酒で事故を起こす。逃げる。・・・・・・なかったことにする。自分の飲酒という罪をなかったことにするために逃げる。
次の朝、お酒が抜けたときに自首をする。その時のこの犯人の気持ちは、飲酒で事故を起こした凶悪犯というものではなく、やはり事故をそのままにしておくことは出来なかったという気持ちの正義感溢れる心弱き青年ということになるのである。
自首=正義 ということにすりかわり、堂々と自首をするわけである。
途中にいろいろ話してましたが最後は「そしてこの青年はこの正義を理解してくれないことに憤りを感じ、その考えでいる青年の考えを我々は理解することができない」というような表現で武田鉄矢は話を締めたのでした。
なるほど・・・。
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なるほど。「自首=正義」論はおもしろいね。ところで、アメリカの小学生は英語しゃべれるでしょ。メジャーに言った長谷川が書いていましたが、小学校一年の授業を受けると、英語の基本がみるみる理解できるんだって。教育をろくろく受けてない東南アジア系の女性が数ヶ月で日本語をしゃべってる。この国の英語教育は絶対おかしい。わざと「英語力の低下を維持」してるようにしか思えないぞ!
2007/3/28(水) 午後 8:00
ゆとり教育の弊害ですね。ニート引きこもりも努力することを学ばなかった結果でしょう。創造力の乏しい、出ない杭大好きの日本人は、一人だけそこから伸びて努力しようとはしません。昔のように無理やりでも勉強させて平均的に伸ばさないと社会全体がダメになりますね。
2007/3/28(水) 午後 11:29 [ kuroneko_iii ]
woodstockさん、英語の会話力もない、文法理解力もないという状況は先進国では日本だけでしょうか・・・。this is a pen.とかそういうことではないんですよね。僕が思ったことの一つにメディアも英語力に一役買って欲しい。例えば「エネルギー」という英語はこの世のどこにもないのに未だに使ってる。「エナジー」ですよね。他にもたくさんありますよ。英語表記のものを全て正確な発音にするだけで多少は英語に換算する能力は上がると思うんですよね。
2007/3/29(木) 午後 9:33
kuronekoさん、ゆとり教育というものがまだ日本人の気質に合ってないのでしょうね。戦後、教育問題に尽力した方々は誰一人として学力を低下させようとした人はいないと武田鉄矢は言ってました。ゆとり教育も良かれと思って提唱した訳で今は叩かれてかわいそうだと・・・。詰め込みが必ずしも良いわけではないですが、本当は段階を経てやりたかったんでしょう。いきなりMAXでゆとりへ行き過ぎましたよ・・たぶん。
2007/3/29(木) 午後 9:42
求めてもいない情報が大量に飛び交っているから、気にしていたら切りがないって事もありますしね。読後の感想記事をトラバしておきます。
2007/4/7(土) 午前 7:34
イソップさん、コメントありがとうございます。そして記事を読みましたよ!実際にこの本は読んでいないんですが、武田鉄矢がよく内田樹の本を武田流に話してくれるので僕自身は結構「なるほど」という感じなんですよね。本自体の細かい所がわからないので的確なコメントを返せないんですが、イソップさんからすると疑問符がたくさんのようで。。。なんとか読んで疑問点を見つけてみますね!
2007/4/8(日) 午前 2:02