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イタリアとスペインですごく感じたこと。それは物乞いが多い!
基本的にどこの観光名所にもお金を乞う人が何人かいる。とくにフィレンツェ、ローマ、バルセロナのような都市(そういえばヴェニスでは見なかったな、地続きじゃないからかな。)。たいてい空き缶かなにかを上下に振って近寄ってきたり、道の脇や建物の入り口座り込んでいる。
そこで、日本のホームレスと違うなぁと思ったことがいくつかあった。
一つは、日本のホームレスの人と違って、イタリアやスペインの物乞いは自分から金をくれと寄ってくる。道に座っていたとしても、家族の写真を手に持って見せたり、何か乞うようなことを言っていたり、とにかく自分をアピールしていた。だからホームレスってより物乞いと言ったほうがピンとくる。
二つ目は、物乞いに障害者の人が多くいたこと。日本にはホームレスで障害者という人はあまり見たことがない。つまり、イタリアやスペインでは障害者への社会保障がそんなに整っていないんじゃないかと思った。調べてないからわからないんだけど、とにかくそんな印象だった。
ところで余談ですが、前にDiaryのところで紹介した本の中におもしろいことが書いてあった。
それはポーヴェロ・ヴェルゴニョーソ(スペルわからない)。日本語だと「恥じ入る哀れな人」「恥じ入る乞食」。
ルネサンス期のヴェネチア、彼らは政府にも市民にも普通の乞食とは区別されて考えられていた。彼らは不運にも落ちこぼれた貴族、又は貴族並の財産を持っていた人。そしてポーヴェロ・ヴェルゴニョーソになるには政府の承認が必要。
海外との貿易で生きるヴェネチア、商業にリスクは付き物です。財産や才能を持っていながら、戦争や海賊、嵐などの不運により産を失う人が多くいた。これはそういった人々を救う制度なのです。
彼らには制服がある。つま先まですっぽり覆う黒の布の服。頭巾で顔を隠し、目のところに2つだけ穴が開いている。また声を出さずに物乞いをすることも認められているし、人々は彼らにお金をあげたとしても話しかけたりしてはいけない。これで正体を隠せるのです。
つまり、物乞いをして仕事を再開するだけの金を集めたとしても、物乞いという経歴のある限り(人々に物乞いをしていたことを知られている限り)、再開は難しい。この制度によって物乞いをしていたことを人々に知られずに再び仕事を始めることができる、ということ。
とても興味深いとおもいました。確かに上流階級のみの特権ですが、日本でも学べることあるんじゃないかな。敗者復活戦のようなものがもっとあってもいいんじゃないかなと、思いました。
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はじめまして!!若いのに沢山旅行していてうらやましいです。まだ全部読んでませんが少しづつ見させてもらいます。写真も多くて楽しいです。私も先月イタリアに行きました。ホントにローマ最高!!これからもお邪魔させて頂きます。
2005/11/1(火) 午後 10:58
riversidehotel_minefujikoさん>コメントありがとうございます。今後もできるだけ多くの写真を載せていこうと思います。ぜひまた来てください☆
2005/11/1(火) 午後 11:19 [ Megumi ]
初めまして!イタリアいいですね〜私はアジアばっかり行っているんですけどアジアにもやっぱり物乞いの人はすごい多いです。日本のホームレスは物乞いはしませんもんね。
2005/11/4(金) 午前 4:02
ほわペコさん>アジアには行ったことがないんですが、観光客たかられる様子が目に浮かびます。コメントありがとうございます☆
2005/11/4(金) 午後 2:21 [ Megumi ]