自遊人 編集部

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編集長・岩佐十良からのお知らせ

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料理研究家の田沼敦子さんがNHK文化センターで開催している
「美味しいものお取り寄せ講座」で、
自遊人のおせんべいをご紹介いただきました。

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当日は、私、岩佐も現地で60名ほどの方の前で
おせんべいのこだわりポイントをお話ししました。

試食していただいたあとの即売会も盛況。
お集まりいただいた方、ありがとうございました。

自遊人 岩佐十良

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「大判 手焼き煎餅」って何? という方はこちらへ↓↓

構想8年、研究2年をかけてついに完成した
自遊人自慢の「手焼き煎餅」。

有楽町・交通会館の「米屋自遊人」(→こちら)か、
オーガニック・エクスプレス(→こちら)で
お買い求めいただけます。

自遊人のスタッフのあいだにもファンが大勢いて、
社内のおやつと言えばこれ!
今日もオフィスのどこかから、「バリバリ」という音が……。

皆さんもよかったら、ぜひお試しください!

自遊人ファーム農場長
平澤唯

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今日は残念なお知らせをしなくてはなりません。

新潟県魚沼産のコシヒカリから微量の放射性セシウムが検出されました。

検出された量は1㎏あたり1ベクレル前後というごく微量ではあるのですが、現在、新潟県をはじめとした行政機関、JAや米卸、小売店ともに「放射性物質は不検出」ということになっていますから、この公表には勇気がいりました。

他の機関で「不検出」なのには理由があります。それは検出下限を10ベクレル〜20ベクレルに設定しているから。今回、当社の検査で検出された数値はわずか1ベクレル前後ですから、検査機関に検出下限値を10ベクレルに設定するよう依頼すれば「不検出」という結果が出てきます。

しかし当社ではセイフティーポリシーでお伝えしているとおり、知りうるすべての情報を皆さまにお伝えすることが食品を扱う者の使命と考えています。10〜20ベクレルという検出下限値を意図的に設定して、すべて「不検出ですよ」と安心感を強要するより、本当の検出限界まで計測して不検出なのか否かをお伝えしたほうがいいと思ったのです。

当社では、今回公表したゲルマニウム半導体検出器による検査(政府が公式に採用している検査器と同様。国内でも検査できる機関が限られています)のほかに、シンチレーション検出器による測定をすべての食品で行っています。
検査の順序は、まずシンチレーション検出器での放射性物質測定を行います。そしてあきらかに異常値を示しているものと、異常値ではないが通常値を微妙に上回る「グレー」なものについては、外部機関によるゲルマニウム半導体検出器での本検査を行っています。

平行して当社では土壌汚染の状況を独自調査しておりますが、その調査において「土壌汚染が深刻な可能性がある」と判断した地域の農産物に関しても、すべてゲルマニウム半導体検出器での本検査を行っております。
(※当社直営の「膳」と自遊人オリジナル商品が検査対象です。また検査対象は原発事故以降に収穫された、または製造された農産物、海産物、加工品です)

魚沼地域に関しては、原発事故後のかなり早い段階で「土壌汚染が深刻な可能性がある」と当社では判断しており、収穫まで慎重にデータを集めてまいりました。隣接する群馬や福島の一部地域などと比べれば汚染度合いは少ないとはいえ、新潟県内では汚染度合いが高い地域であることは間違いなく、さらに魚沼地域のなかでも当社の圃場がある魚野川流域の汚染度合いがとくに高いことがわかってきました。(魚沼産コシヒカリの中でもとくに美味しいお米ができると言われている地域です)

やがて、各地から放射性物質の検査結果が入ってきました。想定していたよりも放射性セシウムの土壌から稲への移行係数は小さく、土壌は汚染されていてもお米から放射性物質が検出されないという、奇跡的な結果が続出したのです。当社の全員が「ほっと胸をなでおろした」瞬間です。

当社でも魚沼地域と隣接一部地域で生産されるすべてのお米(当社で販売するお米)をゲルマニウム半導体検出器による検査に出していましたが、すべて1ベクレル未満の検出限界まで「不検出」という結果が出ていました。以前、ブログに書いたように「逆にこれほどまでに検出されないと、むしろ土壌から稲への放射性セシウムの移行係数を0.1と農水省が設定していたことに、なにかしらの意図を感じる」と思っていたほどです。

しかし、さすがにすべてのお米から「不検出」というわけにはいきませんでした。

最初に検出された数値はセシウム134が0.99ベクレル/kg、セシウム137が1.5ベクレル/kgという結果でした(別紙の検査結果をご参照ください)。
正直言って「ごく微量」です。日本政府の暫定基準値である500ベクレルをはるかに下回っているのはもちろん、ウクライナやEUの基準値も下回っています。「不検出」と言ってしまってもいいほど微量な数値です。

当然ながら社内でも一悶着ありました。
「各県が10〜20ベクレルを検出下限値にしているのだから、それ以下で検出されたことを公表すると多方面から圧力がかかる恐れがある」
「50ベクレルを検出下限にしている会社もあるのだから、10ベクレルでも十分厳しい基準。10ベクレルを検出下限にすれば“不検出”と表示されるのだからそれでいいのでは?」
「県や他社はさておき、仮に発表すると、単純な話として魚沼地域にいられなくなる可能性がある」
とはいっても、セイフティーポリシーはすでにウェブに掲げてあります。検出下限も1ベクレルに設定することにしています。公表しないわけにはいきません。
(※1ベクレル以下の検出下限に関しては検査時の状況により前後するので、セイフティーポリシー上では検出下限を1ベクレルとしていました)

ただし、公表するにしても私たちには確認しておきたいことがありました。それは「どうして放射性物質が検出されたのか」ということ。そしてその理由は果たして次のうちのどれなのかということです。
1・検査をした圃場の周辺が魚沼地域のなかでもホットスポットだった。
2・他のお米からも本当は検出されておかしくないが、たまたま検出されなかった。
3・それ以外の特殊な条件が重なって、この生産者のお米からだけ検出された。

消費者の皆さんは1か2を当然疑うでしょうが、2ではないことは明らかでした。なぜなら、魚沼地域で生産される他の検体からは、本当に放射性物質がまったく検出されません。そして1についても疑問符がつきます。なぜなら、放射性セシウムが検出された地域より土壌汚染が深刻と思われる地域のお米から、やはりまったく検出されないのです。
そして私たちはひとつの仮説にたどりつきました。それは「農法」です。

稲がある程度育った7月下旬、水田から水を抜いて土の表面が軽くひび割れるくらいまで乾かすことを「中干し」と言います。これには稲の根の張りをよくする効果があります。水分を求めて深く根を張るため、結果的には秋の倒伏を避ける効果があるのです。コシヒカリは背が高く倒伏しやすいため、最近では「中干し」が必須とされ、魚沼でもほぼすべての生産者が「中干し」を行います。

実はこの生産者は「中干し」をしていませんでした。「していない」というと悪いことのようですが、食味を追求するなら中干しをしないほうが良いという意見も多いのです。
もともと稲は水田で育つものですから成長期に水を抜くなんてもってのほか、というわかりやすく理にかなった農法です。しかしその分、根の張りは浅くなります。放射性セシウムは土壌表面近くの濃度が高かったと推測されますから、より多くの放射性セシウムを吸い上げることになってしまいます。

しかも今年の7月下旬には大雨がありました。魚沼地域は各地で土砂崩れが起きるほどの大雨でしたが、大雨は山の表土にたまっていた放射性物質をかなり流しました。私たちの会社の敷地も大雨による被害にあいましたが、その前後ではガイガーカウンターの数値に大きな変化があったほどです。その水が田んぼに流れ込んだのです。しかもそのあとに中干しをしていません。

私たちは「中干し」の有無が原因である可能性が高いと考えて、同一圃場の土を再検査に出すのではなく、異なる圃場の合計3箇所の土をゲルマニウム半導体検出器による検査に出しました。3箇所はけっこうな距離があります。そして他の生産者の検査で「不検出」と出ている圃場から近い圃場を選びました。
結果、すべての圃場から微量の放射性セシウムが検出されたのです。

中干しの有無が原因なのか、それは私たちには断定できませんが、現状としては私たちの仮説が当たっている可能性が高いといえます。この先の検証に関しては費用も多額になりますし、私たちの範疇ではないため、いずれ行政が解明してくれることを祈っています。

さて、いずれにしても放射性物質は検出されてしまいました。この先、「食品会社としてどうするのか」ということなのですが、私たちは、この件をセイフティーポリシーにのっとって皆さまに公表するのと同時に、この生産者のお米をお申し込みいただいていた方々に、ひとりずつお電話で状況をご説明することにしました(すでにお電話を始めています)。
検出された放射性セシウムはきわめて微量です。お米自体の味は抜群ですし、「少しくらいの放射性物質なら気にしないわよ」という方がいらっしゃるのも事実です。もちろん、気になる方は遠慮なく他のお米に変更していただきたいと思います。私だって突然同じことを聞かれたら悩んでしまいますから。

ただし、このお米を申し込んでいない方に生産者の名前と地域を公表することは差し控えたいと思います。今回、生産者にもこの件について公表することを了承していただいていますが、個人名が公になることは好ましくないと思っていますし、また詳細な地域名が出ることにも危険性があると考えています。

従いまして、今後もその生産者のお米をお申し込みいただいた方にのみ、お電話、またはメールで放射性物質の検出結果をお知らせして、「それでもいい」という方にのみ販売をしたいと思っております。
もちろん、当社ではこの確定結果が出るまで新米を出荷していませんので、すでにお届けしている方に関しては、まったく放射性物質は検出されていませんからご安心ください。

ときに。私はあちこちで「本当にお米から放射性物質が検出されていないのか、政府の発表は信用できない」とか「検査方法はザルなんじゃないか」という声を聞きます。
たしかに政府が発表する数字などには疑問と不満もありますが、皆さまには今回の私たちの発表をこう受け止めていただけると幸いです。
「土壌汚染の影響がある魚沼産でも基本的にゼロ。出ても1ベクレル前後なんだ」
「他の新潟産は安心して食べられるね」と。
新潟だけでなく、山形も、秋田も、長野も、山梨も同様です。
もちろんこれはお米に限った話です。他の農産物も安心とはけっして言えませんが、お米に関しては安心して食べていただきたいと思っています。

最後に。多くの方から「もっと徹底した検査と測定を行ってほしい」というご意見を頂戴します。私たちも「もっと多くの食品を徹底的に調査したい」というのが本心です。
徹底的に調査すれば、皆さまに安心して食べていただくことができますし、それと同時に多くの風評被害を防げます。
しかし現実はそうは簡単にいきません。私たちの使用しているシンチレーション検出器はあくまで簡易測定ですから、「黒」は判断できても、微妙な数値を示す「グレー」についてはゲルマニウム半導体検出器による本検査にまわさなければいけません。まさに今回のお米のようなパターンです。
この検査には費用がかかります。原因を特定するにはかなりの時間と費用がかかるため、現実的にはゲルマニウム半導体検出器による「徹底した調査」というのは難しいのが現実です。結果、私たちはシンチレーション検出器で「黒」と出たものだけでなく、「グレー」と判断したものも取り扱いを中止せざるをえません。それはつまり、「シロ」かもしれない農産物を扱わないという判断です。
これには多くの異論があることでしょう。私たちも非常に残念です。しかし現状では「疑わしきは食べない」に徹するしかないと思うのです。
とくに個体差の大きな水産品、魚介類には検査の手立てがありません。

私はゲルマニウム半導体検出器による食品検査を、県や国の機関が無料で引き受けられる態勢を築くべきだと思っています。現状では検査機関の数がまったく足りませんが、そうしなければ本当のことはわかりません。でも徹底的に調査しなければ、どこまでが原発被害で、どこからが風評被害なのかもわかりません。

その態勢が整うまでは、私は福島をはじめ北関東などの土壌汚染が深刻な地域の作付けを凍結するべきだと思っていますし、その間の補償を行うべきだと思います。もちろん魚介類も同様です。

食は人間の根幹です。みんなが安心して、笑顔で食事を楽しめる日がふたたび来ることを私は願っています。

2011年11月1日
株式会社自遊人
代表取締役 岩佐十良

こちらのページで検査結果をご覧いただけます。

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こんにちは。自遊人の岩佐です。

9月に入ってから、自遊人のスタッフは大忙しの毎日を送っています。
なぜなら稲刈りを控えているからです。

もちろん私たちの農業生産法人「自遊人ファーム」の圃場もあるのですが
それよりも今年は東日本の圃場に放射能汚染があり、
さらに魚沼には土砂災害があり、と
現地に行って確認しなければならないことが山積みです。

ということで、8月末にドイツから到着した高性能な放射線測定器を持って
(下の黄色い機械です)
当社の藤本は東日本の各地の農家を訪問、土壌の放射線量を改めて測定し
さらに稲穂の状態での放射線量を測定しています。

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春から夏までは私が計測していましたが、その計測器での表記はシーベルト、
今度の機械はベクレルで表記が出ます。

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▲ 北海道など、「大丈夫」と思われる地域の土壌も計測。
遠方の土は送ってもらってチェックしています。

ちなみにこの計測器ではセシウム、ヨウ素、ストロンチウムなど
核種ごとに計測することが可能です。
野菜や果物などの、最終的な食品になった状態での計測も重要ですが
もっと重要なのは土の汚染状態を把握すること。
これがわかっていれば、今後あきらかになっていく「移行係数」で
どの程度、作物が汚染されているか、
地域ごとの判断がおおまかにできるようになります。
ちなみにお米への移行係数は想像以上に少なかったため、
ほとんど放射性物質は検出されませんが
東日本各地の土からは
残念ながら、それなりの量が検出されています(当然なのですが)。

ほとんどの地域のお米は測定限界未満の数値になると思われますから
食べても問題はないでしょうが、
土自体は汚染されていますから、作物によっては気をつけなければいけません。




さて、放射線の計測はさておき。
そろそろ自遊人が生産をお願いしている農家の収穫が始まります。
(美味しいお米は寒暖差がないとできないので
自遊人で契約している生産者の稲刈りは今月下旬から始まります)

ということで、お米のできをチェックしに生産者をまわるため
本当にこの時期は大忙しなのです。

とくに今年からはじまった「強い農業へ」プロジェクトは新規の取引先が多く、
米の出来が気になります。
ということで、私は九州の新規取引生産者の状況をチェックしに来ています。

今日、訪ねているのは熊本県人吉市の生産者団体。
無農薬栽培と特別栽培を中心に取り組む生産者団体で、
今シーズン3回目の訪問になります。
ちょうど今日は生産者全員で
「収穫前の田んぼの状態をチェックしあう」という
合同勉強会のような日なのです。

生産者団体と言っても、食味にこだわる人ばかりの集まりです。
それぞれ農法は異なるわけですが
それによって、どのように米の出来映えに影響したのかを
生産履歴を見ながらチェックしあうという
米の仕入担当としても、生産者としても最高の場なのです。

しかも生産者の田んぼを効率よくまわって
稲の生育状況をみて、さらに土を見たりしながら
あれやこれや、と質問できるのです。

イメージ 4

▲ これは田植えの時期にお邪魔した時の写真です。

もちろんこの会は生産者が生産者のために行っている会なので
基本的に部外者の参加はできないのですが、
特別に今回は参加させてもらいました。

で、今年の状況なのですが、人吉のお米、かなりいい出来です。
正直、西日本のお米では一、二を争う味になるのではないでしょうか。

人吉のお米の味がいい秘密は作付時期と収穫時期にあるのですが
九州とは思えないほど収穫が遅いのです。
お米の味は寒暖差が重要ですから、本当は九州は本州より遅く収穫するほうがよいのですが
実際は逆で、九州のほとんどの地域ではとっくに稲刈りが終わっています。
今週は新潟あたりも刈り取りがピークを迎えているほどで
来週は魚沼もピークを迎えます。

なのに人吉の刈り取りピークは10月10日頃。
さらに今回、自遊人で仕入れる生産者団体は、それよりも遅い人が多いのです。
(この話の詳細は今日発売の自遊人に掲載しています)

ちなみに私たち自遊人ファームの稲刈りは10月9日から始まる予定で
終了は20日頃まで。もちろん味を追求するために、そういう時期にずらしているのです。

話を元に戻しますが、人吉のお米、生育状況も非常によく、
倒伏もまったくない状態です。
しかも今年は先週から急に涼しくなりましたから
それ以前に収穫した九州の早場米と、
涼しくなってからしばらく経った頃に収穫適期を迎えたお米では
味がまったく違うのは当然です。

人吉のお米の発送は10月末から11月になると思いますが
ぜひ、人吉のお米、一度食べてみてください。
「え?本当に九州のお米?」と思うことでしょう。


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明日は阿蘇のお米の状況をチェックしに行きます。
(写真は阿蘇の農家・内田さん。26歳。若手中の若手。頑張ってます。)
阿蘇も状態はかなりいいようで、楽しみです。

阿蘇のお米も本当に美味しいですよ。

阿蘇はコシヒカリ、人吉は新品種の「にこまる」。
育てている品種が違うので、好みは人それぞれだと思いますが
ぜひ、両方食べ比べてみてください。
(あ、食べ比べられるのはまだ先ですが)

ということで、今週は九州各地のお米のチェックと、
あらたな農産物を開拓しに一週間、九州です。

そして来週まで、全員が全力で仕事をすると
再来週からは稲刈りウィークが始まります。
今年、いちばん大変そうなのは、水害で半分の田んぼが土砂に埋まってしまった
鈴木清さんの稲刈り。

ちなみに鈴木清さんは、ミシュランガイド東京 三つ星店「日本料理かんだ」のご主人・神田裕行さんが「日本一」と太鼓判を押してくれた農家。
今年は「鉄腕ダッシュ」にも出演し、南魚沼を代表する農家の一人です。


毎年、鈴木さんの稲刈りのはざ掛け作業は私たちが手伝っていますが
今年は土砂が入ってしまっているため機械がまったく入らない田んぼがたくさんあるので、
さらに頑張らないといけません。

さぁ、がんばるぞー!おー!

自遊人編集長 岩佐十良



人吉の気候風土に合う新品種「にこまる」を 無農薬・無化学肥料で栽培
熊本県人吉産 無農薬栽培にこまる「医食同源ひとよし米」

コチラで詳しくご紹介してます(購入もこちら)


熊本・阿蘇の、寒暖差に恵まれ、湧き出る天然水が注ぐ田んぼで作る高品質のお米
減農薬・減化学肥料の特別栽培コシヒカリ 内田智也さんのお米

コチラで詳しくご紹介してます(購入もこちら)

ミシュランガイド東京 三つ星店「日本料理かんだ」の
ご主人・神田裕行さんが「日本一」と太鼓判
をおすお米

鈴木清さんと神田さんの物語。コチラで公開しています。良かったら読んで下さい。



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そういえば、今日が雑誌の発売日ですが
私はできあがりをまだ見ていません。
なぜなら、校了してすぐに西日本に旅立ってしまったから。
九州では明日発売なので、明日、本屋さんに行く時間があったら
買ってみようと思います。

自遊人11月号(9月26日発売)の内容はこちらでご紹介してます。
渾身の「日本酒」特集です。

自遊人最新号のご案内

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「ごぶさたしてます、岩佐です」

編集長・岩佐の新しい本ができました。
タイトルは『実録! 「米作」農業入門』といいます。

以前、自遊人本誌で連載していた「新規就農体験記」という記事を
再録・加筆したものです。
自遊人ファームの歩みが丸ごと詰まっているような内容で、
私なんて読んでるといろいろ思い出しちゃって涙が出そうになりますが……。

なかなか面白いし読み応えがある内容になっていますので、
皆さんもぜひお手に取ってご覧ください。
都内では明日あたりには書店に並ぶそうです。

岩佐十良著
『実録「米作」農業入門』(講談社)
1,600円

自遊人ファーム
平澤唯
jiyujin.co.jp

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お米の放射性物質

久しぶりにブログを書きます。
編集長の岩佐です。

先週の金曜日、新潟県産米の放射性物質検査の第一報が発表されました。
検体は23年柏崎産の早場米。
心配していた放射性セシウムは検出されませんでした。

ほっと一安心です。

この放射性物質の検査については、
何ベクレル以上を「検出されず」、つまり「未検出」にするか
各自治体の判断にまかされているのですが
新潟県産に関しては1ベクレル以上の放射性物質が検出された場合は
すべて公表することになっています。

県によっては20ベクレル以下を「未検出」しているところもありますので
発表が「未検出」であってもゼロではないのですが
少なくとも、新潟県柏崎産の検体からは1ベクレル以上の放射性物質は
検出されなかったということです。

柏崎産で未検出ということは
当社が各地で放射線量を測定している感覚からいいますと
上越や妙高も1ベクレル未満、長野県も全域が1ベクレル未満だと思われます。
魚沼や新潟平野はちょっと心配ですが
それでも10ベクレル以下の数字になるように思われます。
おそらく山形もほぼ全域が未検出が10ベクレル以下、
宮城も同様だと思います。

正直、ほっとしています。

ただし、ほっとしているのと反対に、
「なぜ、こんなに数値が低いのか?」
という疑問が湧いてきます。

「実は土壌汚染が大したことなかった」と思いたいところですが
実際にそれはありません。汚染は確実にされています。
政府が発表していたお米への放射性物質の移行係数は0・1でしたが
仮にその数字をあてはめると、東日本のかなりの広範囲のお米から
500ベクレル以上の放射性セシウムが検出されることになるはずでした。
福島はもちろん、北関東では1000ベクレルをゆうに超すだろうと
私たちは考えていたのです。

ということもあって、私は夜も眠れないというか、
心配で、心配でたまらなかったわけですが、
結果から言いますと、お米への影響は極めて少なかった、というわけです。

では、移行係数の0・1という数字は
どこから出てきたのでしょう。

「政府がいい加減だからでは?」という人もいるかもしれませんが
私はそうは思えません。

これから、さまざまな検証を経て、実際の移行係数が明らかになっていきますが
直感的に感じる本当の移行係数は0・001〜0・0001くらいではないかと思われるのです。

ケタが2つ以上、場合によっては3つ違います。
(もしかすると4つ違うような気もします)

いくらなんでもケタが2つも3つも違うということは
ありえないと思うのです。

さらに、放射性物質の検査結果が出る前の
農水省の記者会見内容も気になります。
0・1と言っていたのに、
はるかに下回ることを前提に話をしているのですから。

深読みしすぎかもしれませんが
これから先、
「お米から放射性物質がほとんど検出されなかったのだから、野菜も大丈夫だよ」
的な風評被害キャンペーンや
「土壌汚染なんて大したことないよ」
的な被害過小評価キャンペーンが始まらないといいのですが。。。

テレビや雑誌がこぞって
「お米が心配だ」と言っていたのも気になります。
急に手のひら返すように
「農産物は気にしないで大丈夫だよ」
なんて言い出したら、怖いですよね。

新潟のお米から放射性物質が検出されなかったことは
本当に「ほっとひと安心」ですし
移行係数が0・1よりはるかに低いことがわかったことは
日本の食料事情を考えるとこれもまた「ひと安心」なのですが
この話が風評被害キャンペーンや被害過小評価キャンペーンへの
布石だったとすると。。。。

ちなみに、米から放射性物質が検出されない(されにくい)のは
考えてみれば、あたりまえといえば、あたりまえだったのかもしれません。

除染にひまわりやなたねをまいて、油を絞るという話がありますが
ひまわりやなたねの油に含まれる放射性物質はかなり少ないそうです。

つまり、次世代に継ぐ種や果実には、放射性物質が蓄積されにくい
ということなのでしょう。

でもそのかわり、ひまわりもなたねも、茎や葉には放射性物質がたまるのだそうです。
稲に置き換えれば、種である、米には放射性物質が蓄積されにくい、
ということになります。

なのになぜ、政府は移行係数を0・1にしたのか。
ちょっとしたミステリーです。

深読みのしすぎでなければいいのですが。













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