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総選挙は何人も想像しなかった自民党の圧勝に終わった。
偏向マスコミは、国民が小泉劇場に幻惑された、民主党の戦略が下手だったなどと、国民を馬鹿にしたような解説や通り一遍の解説でお茶を濁そうとしている。
ポピュリズム(大衆迎合主義)だのナショナリズムだのとレッテルを貼ろうとする不勉強な(あるいは確信犯的な)政治評論家もいる。
そんな中、この総選挙を正確に総括し、民主党の敗因を解説した屋山太郎氏の次の小論は出色である。
PONKOなど感情的に民主党を批判するだけだけど、凋落した民主党が政権を獲るための提言をしているところは、さすがにプロの政治評論家だと感服。
本当の意味の二大政党を実現し、日本の政治を活性化させるためには民主党の奮起が必要だ。
本音は日本が普通の国になるまで、新生自民党の長期政権担当を期待してますが(笑)
産経新聞(2005年9月15日朝刊「正論」)より
「自民圧勝を読む」
改革党のお株奪われた民主の凋落
労組と距離置かずば自滅の道ヘ
政治評論家 屋山 太郎(ややま たろう)
《革新政党が既得権擁護に》
小泉自民党は郵政民営化選挙をきっかけに古い党の体質をー新した観がある。
本来なら保守党が既得権益にしがみつき、革新政党が既得権を打破しようとするのが常だが、どういうわけか日本では自・社体制時代から逆転現象がみられた。
自民党が国鉄の民営化に取り祖み、社会党が国労、動労の先兵となって民営化に反対した。この結果、国労が分割民営化されるとともに社会党は凋落した。今回、民主党は郵政公社労組(旧全逓)と全郵政を守ろうとして惨敗した。旧社会党にしろ、民主党にしろ、官公労という親方日の丸の労組に引きずり回されて自滅したのである。
連合の笹森清会長は郵政解散となった直後、採決の際、反対票を入れて公認されなかった自民党系候補を応援するよう指令した。笹森氏は民主党が惨敗した後の記者会見で 「小泉氏の刺客作戦など劇場型話題づくり作戦にやられた」と語っていたが、これほど自覚のない責任感のかけらもない言い分も珍しい。
民主党内には早くから郵貯・簡保の民営化論が存在し、代表の岡田氏もその論者だった。ところが連合が圧力をかけて民主党内に「郵政公社を守る会」を作らせ、選挙で脅して100人もの会に育て上げた。
この結果、民営化という体制の変革は不可能だから、郵貯の限度額の引き下げという糊塗的な手段を打ち出さざるを得なくなった。
国労にしろ全逓にしろ官公労の組合が民間組合の「連合」を牛耳るというような姿は世界にはない。加えてその官公労が代表を政党の中に送り込んで、矢政党(民主党)の方針を左右する例などない。
《再生にはまず党内刷新を》
イギリスの労働党が18年間も政権を取れなかったのは、労働党が炭労という強力な組合に牛耳られていたからだ。英国民は自分が選んだわけでもない組合員が政党の方針を左右する姿に拒否反応を示していたのだ。
組合は労働者の雇用を守る。政党は国民の利益を追求する。そのためには民営化という変革は避けられない。それが組合と政党の違いなのだ。
小泉自民党は特定郵便局長会(大樹会=約24四万人)という古くから頼りにしてきた支持母体と縁を切って、郵政公社の民営化に踏み切ったのである。
そのために党内の抵抗勢力を排除し、その地盤に"刺客"を送り込んだ。一方で候補者を公募し、従来の地縁・血縁主義と長老支配体制に風穴を開けた。
"小泉劇場″と呼ばれた、この一連の党内刷新によって「改革の旗」を自民党が握ることになった。
民主党が再起するための第一の要諦は、官公労に牛耳られた連合と距離を保つことだ。連合が官公労と切れないなら、連合とも別れた方がよい。民主党が旧全逓や日教祖、自治労に強く影響されている姿を国民は見透かしている。日教組加盟の教師でさえ、自分の子供を公立学校に入れない現実は何を物語るか。
大阪府の労組(自治労)がこっそりやっていたヤミ給与、ヤミ手当は、はっきりいって税金泥棒だ。
投票の前日、駅のそばで候補者が「戦争がやってきます」と激しく連呼している。てっきり社民党の候補者かと思ったら、民主党の候補者だった。「政権選択」というからには、もっとまじめに政策を訴えてもらいたい。
民主党のマニフェストに「12月までにイラクから自衛隊を撤退させる」
とある。
撤退問題は日米関係を勘案し、国際情勢、イラクの国内情勢をみながら決定されるべきものだろう。この一文でこの党は日米関係に無頓着な党だと認識されるだろう。
《外交の大幅乖離は逆効果》
岡田氏の外交ビジョンによると、「米国から距離を置き、アジアに重点を置く外交に切り替える」という。
アジアというのは中韓ということだろうが、両国の国家目標が「反日」であることを知った上で言っているのか。
彼らが言う「歴史認識」とは中韓の言い分を日本も認めろということに他ならない。
その言い分に何十年も屈して現在の土下座外交がある。
町村外相の就任以来、ようやく後ずさりが止まった状態であって、国民はほっと一息ついているところだ。町村外相だけは代えてほしくない。
民主党が政権を獲る第二の要諦は、外交方針を与党とあまり差のないものにしておくことだ。国民は外交では高いハードルを越えたがらないからだ。自民党は脱皮した。民主党も脱皮しなければかつての英労働党並みに18年間冷や飯を食うことになるだろう。
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これぞ、評論家ですね。今これを読みながらテレビを見ているけど、相変わらず、小泉さんの選挙戦術がどうの、小泉劇場がどうの?挙句に小泉以降の暗い面ばかりをとらえている。
2005/9/15(木) 午後 0:27 [ jul*a*y5* ]
これを期に、TV・新聞の勢力図も変わってほしいと思うのだが・・・。
2005/9/15(木) 午後 7:21 [ akr**15 ]
Juliaさん、ネガティブ・プロパガンダにはあきれますね。akr0515さん、トヨタ自動車あたりがメインのスポンサーになって、経団連をバックにした保守党テレビ局が出来るといいですね。夢のまた夢(笑)
2005/9/15(木) 午後 9:02
夢ではないかも。今回の選挙でトヨタ自動車は本格的に自民党を支援したのだし、トヨタ自動車は安易な考えで行動するような会社じゃないから、この先の何かすごいこと考えていると思う。
2005/9/15(木) 午後 11:21 [ akr**15 ]
それにしても民主党は今でも党首候補に「小沢一郎」の名前が出てくること自体厳しいと感じてしまいます。挙句の果て「田中まきこ」・・・民主党は今回の選挙で何を学んだのだろうか?しまいには国民をバカにしている党と見限られても仕方ないと思うのは私だけだろうか・・・
2005/9/15(木) 午後 11:33 [ - ]
民主にも奮起、やっぱしてほしいですね。小沢さんがいるかぎり無理な気もしますが。
2005/9/16(金) 午前 2:03
今回の民主党の党首に立候補した前原氏は自民の右派より右よりとの噂がされているらしい。憲法改正にも積極的とのこと。確実な情報じゃないですけど・・・管氏が党首になってしまうと日本の改革は確実に邪魔しようとする。でも、この前原氏なら期待がもてそうだ。これは私の個人的意見です。念のため(笑)
2005/9/17(土) 午後 0:26 [ - ]
↑この人は靖国参拝反対。同和同盟にも関与あり。最近、HPから削除したようです。危険人物です。どこが右なんでしょう。
2005/9/17(土) 午後 0:32 [ jul*a*y5* ]
そうでしたか・・・あくまで噂だけだったみたいで残念です。今回の民主の党首はどちらが党首になっても憲法改正にはデメリットでしょうか(悲)
2005/9/17(土) 午後 1:08 [ - ]
今の民主党では誰が党首になっても駄目でしょうね。菅も前原も論外。自民党としては寝技の小沢が恐いかもしれませんが、今回は出馬せず。いっそのこと名古屋弁のタレント政治屋が党首になって、お笑いの道を行くのが結構かと(笑)
2005/9/17(土) 午後 1:19
今の民主党に何かを期待するのは厳しいみたいですね。所詮は弱小政党の寄せ集めだからでしょうか?私は社会党の亡霊が未だに存在している時点で拒否反応がでるのですが。でも、この国がもっと良くなるには民主党にも目覚めてもらわないと困りますね。
2005/9/17(土) 午後 2:22 [ - ]
「いっそのこと名古屋弁のタレント政治屋が党首になって、お笑いの道を行くのが結構かと」実は私もそれがあればおもしろいかなぁと(笑)確か議員年金廃止論者でしたね。でも、まだ民主党は「日本をあきらめない」みたいでホッとはしましたけど。
2005/9/17(土) 午後 2:26 [ - ]
靖国参拝する原口や反中議連の松原は、なんで民主党にいるんでしょうね?
2005/9/23(金) 午後 6:17 [ アローナ ]
それと拉致議連の西村慎吾議員。あまりいつまでも民主党にいると、彼らの信念とは何かと最近では疑わしく思うようになってきました。
2005/9/23(金) 午後 6:43