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自民党が今回の総選挙で「改革」を叫んだが、実は保守党である自民党は「戦後の占領時代からの脱却」を目指してきた革新的な政党であった。
「憲法改悪」を叫び「平和」の念仏を唱える社民党や共産党の方が守旧派であり、自民党の方が革新的であるという逆転現象を国民は見抜いていたからこそ自民党の圧勝が生まれたと言ったら言い過ぎだろうか。
改革の本丸「憲法改正」をなさずして真の改革はない。
産経新聞(2005年9月16日朝刊「正論」)より
「自民圧勝」を読む
掲げるべき真の「改革」とは何か
憲法改正こそが本丸との認識を
埼玉大学教授 長谷川三千子
《不可欠な遺制の総ざらい》
私はかねてから、与党である自民党の政治家たちが、口を開けば「改革」「改革」と言ふのを、不思議なことと思つてきた。
もちろん、政治は生きた世の中を相手にする仕事であるから、そこに改革はつきものである。絶えず変化し動いてゆく世の中にあつて、国民の安全と福祉といふ、変はらぬ目標を追ひつづけるためには、いたるところで改革が不可欠となる。ただし、それはどこまでも、変はらぬ目標を達成するための手段のはずである。それをあたかも目標のやうにかかげる自民党の政治家たちが、どうにも理解できなかつたのである。
その長年の疑問がとけたのは、つい最近『自由民主党五十年史』の監修をお手伝ひして、自民党誕生以来の歴史をこまかに読み直す機会を与へられてのことであつた。たしかに、政治、行政の「改革」は、自民党が出来上がった当初からの重要な目標の一つだつたのである。
ただしそれは、「改革」といふ言葉が何となく国民受けがよいからといふことでもなければ、単に世の中が変はるからそれについてゆかなければならない、といふ受身の話でもない。それは確固たる政治目標としての改革であった。つまり、一口に言へば、それは占領時代からの脱出としての改革だつたのである。
昭和27年、日本は講和条約によってやっやく主権を回復したけれども、六年半に及ぶ占領時代に占領者たちが作り上げたさまざまの制度や法律は、そっくりそこに残されたままであつた。
『敗北を抱きしめて』の著者ジョン・ダワーなどは、それらの諸制度や法律を「『平和』と『民主主義』の理想」に燃えた敗戦国の民衆と、占領者との「抱擁」(エンブレイス)の産物であつた、と言ふのであるが、このやうな表現自体、その事柄のおぞましさを生々しく表はしてゐると言ふべきであらう。たまたまそれらのうちでうまく機能してゐるものがあつたにしても、占領を脱し、独立を回復した日本が、まづ一度、それらの遺制を総ざらへして全面改革を行ふといふのは、どうしてもやらねばならない課題なのであった。
《先送りされ続けた第一歩》
なかでも重要な課題は、日本国憲法の見直しである。
日本国憲法は、占領者が草案を作り、その制定の全過程を通じて力を及ぼしつづけて出来上がつたものであり、これについては、単なる改正どころか、その有効性そのものについての吟味すら必要となる。昭和三十一年、結党間もない自民党が憲法調査会設置の法案を出し、やうやく成立させたとき、それは、戦後の日本にとつてもつとも重要な改革にむけての第一歩だったのである。
ところがその後「改革」の問題は、単なる能率向上の問題へとうつろつてゆき、「憲法改正」と「改革」とは、全く別のジャンルの問題であるかのごとくに考へられるやうになつていつてしまった。 昭和39年、憲法調査会が最終報告を出したときも、自民党の声明は、はっきりと「現行日本国憲法は、終戦直後極めて異常な環境の下に、しかも占領軍の強い指導の下に作成されたものであり、またその中には多くの問題点のあることが明らかになった」と述べたにもかかはらず、時の首相、池田勇人氏は「これを国会の中で改正の方向で取り上げる意向はない」と、冷淡な態度に終始した。
また、それにつづく佐藤栄作首相も同様の対応ぶりであつた。つまり、わが国は、もつとも重要な改革を、そんな風にして先送りしつづけてきたのである。 しかし、幸ひにして、今回の選挙では「改革を止めてはならない」と叫ぶ自民党が、圧倒的な支持を得て大勝し、しきりに「憲法改正阻止」を叫んだ社民党や共産党は、ほんのわづかしか票を獲得できなかつた。
《空約束に終わらせるな》
たしかに表面上は、自民党の候補者のうちで、「新憲法制定への取り組みを本格化」といふ自らの公約を強調した人は少なかった。マスコミも小泉首相白身も、そこに目を向けようとはしなかった。
けれども、強調されようがされまいが、事柄そのものとして、憲法改正はまさにもろもろの改革の「本丸」なのである。そしてそれは、なぜ戦後日本に改革が必要となったのか、その原点にたち返って考へてみれば自づと明らかなことであらう。
来年には衆参両院の憲法調査会の報告書も出るといふ。もしこれが四十年前のやうな扱ひを受けるやうなら、「改革」のスローガンは空約束だったと言はねばならない。
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「何故とても頭のいい人達が大真面目な顔で制定したのか」といわれても、アメリカさんのニューディーラーの連中が一週間で書いたものですから、リベラリストの見た白昼夢しとか言いようがありません。
2005/9/20(火) 午後 5:27
PONKOさんのAM11:15のコメントで「日本の再軍備を恐れたアメリカが…」の認識が私の感想は少し違います。昭和16年のアメリカにより周到に準備されたパールハーバーの奇襲攻撃に駆りだされた日本は1年後にはアメリカの想定どおりすでに敗戦が見えていた。すでに戦争は終わっていた。そんな中でこれ程、用意周到なアメリカが昭和20年の敗戦以後の日本の再軍備を恐れたりするような状況を許すはずが無かったとおもいます。
2005/9/20(火) 午後 6:22 [ のの ]
日本の降伏前から、いかに敗戦国日本を有効に管理して利用するかの計画は完全に作られていた。
2005/9/20(火) 午後 6:25 [ のの ]
いつの時代もそうですが、敗戦国の将兵や国民は次の戦いの中では、勝者への忠誠を示すため戦の先陣を消耗品として務めさせられます。当時の憲法制定にかかわった人達はこれを避けるため、9条を入れて自国民を救おうとしたのではないかと思います。敗戦を逆手に取り自らの上にバリヤーをかけた、これにより自ら出て行くことも出来ないが、利用されて出される防いだのだと思います。
2005/9/20(火) 午後 6:37 [ のの ]
憲法9条は改正される時期かもしれませんが、自衛隊を外に出せなくても日本は困らない!困るのはこのバリヤーを外して外に出し利用しようとする者たちです!それを承知の上で改正するのであればその覚悟と利用されないだけの力が必要だとおもいます。そして、長年この話を袋叩きにしてきたマスコミが反応しないことに裏からの作為が感じられませんか?
2005/9/20(火) 午後 7:06 [ のの ]
第9条の精神は残すべきだが自衛権の明記は必要。日本の外交力が弱体化してきているのは憲法が時代に合わなくなっているため。と言うより中韓朝は日本を研究しつくしている。時代とともに変化できてこそ国力を保つことができる。
2005/9/20(火) 午後 9:58 [ ZoomPro ]
日本国憲法を日本人自身が作ったものと思っているののさんとは根本的にすれ違いです。米国が押し付けた憲法だと知っていながら、ある意図をもって詭弁を弄しているのかな。9条は全面廃棄しかありません。自衛隊の存在は欺瞞です。軍隊として認知すべきです。
2005/9/21(水) 午前 0:03
米国は日本の特攻隊、突撃の大和魂の戦い振りに大いに戦慄したと多くの軍人関係者の文献を読んだ事があります。従って日本の牙を抜くことに躍起になったのです。ののさんは英文の日本憲法を読んだ事がありますか?その下手な直訳が日本の現行憲法です。
2005/9/21(水) 午前 1:51
日本の軍隊が海外に出て行くことを怖れるのは特定アジア国、すなわち中・韓・朝および露国でしょう。日本国内の媚中・韓・朝・露派や、隠れた工作員も阻止しようとして教宣活動を展開しています。おわり。
2005/9/21(水) 午前 1:58
おはようございます。ZoomProさんのおっしゃることもPONKOさんのおっしゃることも、みんなその通りだと思います。コーラのボトル缶を見る時、見る角度によって全て形が違い、全て正解です。みんな真実の姿を見ているのだけれども正解は一つではありません。情報をより多く集めていくと矛盾点が生じます。そこを埋めようとさらに情報を集め見ていくと、表面に出ない影の部分まで見えることがあります。多くの常識とされる情報が一瞬にして虚像の土台として流されている場合もあるとおもいます。また勉強します。私は真実が知りたい!!!
2005/9/21(水) 午前 9:17 [ のの ]
ののさんの空想小説は僕の妄想ブログ編より面白かったです(笑)是非ののさんブログも作ってください。別に馬鹿にしているわけではないです。興味深い内容だからです誤解の無いように。
2005/9/21(水) 午後 6:06 [ - ]
なんで常連連中がののなんかに反応するのかね? 管理人さん、「お客は店を選べるが、お客は他のお客を選らべない、だからお店はお客を厳しく選ぶべきですよ」、他のお客のためにね。ののさんとやら、どうせ実際の生活では貴方の言うことなんか誰も相手にしてくれないのだろうけど、ブログも普通はあんたのゴミ投稿なんか秒殺が相当だと。はよいねよ。
2005/9/21(水) 午後 10:54 [ もも ]
ももさんとやら、大先生のの様の超面白おかしな大空想物語を馬鹿にするんですか?信じられません。もも大先生様もブログ開設すればいいのに。残念(悲)
2005/9/22(木) 午前 0:02 [ - ]
ののさんへ。先に失礼な発言をしたことをお詫びいたします。「のの」さんも「もも」さんも同一の人物と私の勝手な想像で「もも」さんを牽制した発言として「超面白おかしな大空想物語」と書き込んだのです。過去「のの」さんの発言でふざけた内容がありましたので・・・そこのところは、自覚があればご理解ください。
2005/9/25(日) 午前 10:11 [ - ]
ただ、ご自身のブログを開設してみては?といいますのは、PONCOさんの提示した「憲法改正」の論点からは逸脱した内容を「のの」さんは展開されてますので、そういう内容ならご自身のブログで持論を展開していただいたらいい訳だと私は思うのであります。
2005/9/25(日) 午前 10:24 [ - ]
興味深い内容なら多くの方が訪問され受け入れてくれるとおもいますよ。ただ今のようなやり方では受け入れにくかったり、無視されたり、誤解も招きます。これは私個人の意見なので実際のところどうかはわかりませんが。以上です。宜しくお願いいたします。
2005/9/25(日) 午前 10:30 [ - ]
ののさんご自身でブログの開設にはソグワナイ内容だという事でしたら。私個人としては、その程度の内容を長々とこちらのブログに書き込みされるのは問題だと思います(私個人としてはののさんの書き込む内容がくだらないの言っているのでは無いので誤解しないでください)。自分の正義を振りかざしたいのであればご自身のブログを立ち上げることをお勧めいたします。
2005/9/25(日) 午後 0:37 [ - ]
そうでなければ、ただのブログ荒しで終わってしまいますから・・・以上コメントいたしましたが、私は「のの」さんに教授できる器も文才もないですが、私個人の意見として少しでも伝わればと思います。
2005/9/25(日) 午後 0:43 [ - ]
madmaxさんへ,参考にさせていただきました。情報の提供を望んでいながら自分の正義の振りかざしの様に見られるのは、私の不徳のいたすところです。どうもありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。
2005/9/25(日) 午後 2:45 [ のの ]
この通りです。日本国の現状はまず憲法を改正しなければ、打開でしない、現実を国民は認識すべき。
2008/5/3(土) 午後 2:53 [ japaneseweapons ]