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書棚で本を探していると、渡部昇一氏の「国を愛するための現代知識」が目に留まった。
かなり前に呼んだ本だが、パラパラとめくってみると、いまだに新鮮さを失っていない。
分かり易い書き方で、このたぐいの本を初めて読む人にも役に立つ「現代知識」だ。
せめて成人国民の三人に一人がこの「現代知識」を理解し、賛同するようになれば、日本の未来は少しは明るくなるかもしれない。
渡部氏をはじめとする良識のある先生方が繰り返し繰り返し、あちこちで書いておられる内容だが、
何度繰り返してもいいと思う。
国を愛するための 現代知識
(渡部昇一 徳間書店 2003年4月)
目次
まえがき
第一章北朝鮮問題で戦後の決算
戦後の決算/朝鮮総連という「圧力団体」/「帝国内の帝国」/日本の方向転換/拉致問題も急旋回/北朝鮮からのカネの流れ/小泉吟相の「フケ現象」/日本外交の新局面/昭和天皇のご見識/韓国併合の真実/朝鮮は「植民地」ではなかった/戦後教育の怖さ/北朝鮮は遠からず崩壊する?/北朝鮮崩壊の根拠/中国は北朝鮮を見捨てた?/朝日・岩波の凋落/政治家の「祖父」の重要性/日本は侵略国ではない!/政権を取るためなら……
第二章不況の元凶は土地問題
「グレートーデプレッション」の開幕/デフレとインフレ/戦争はインフレの引き金/近代日本はインフレ傾向/いま「インフレ」を叫ぶのは経済音痴/デフレ時代は造本か素晴らしい/日本の土地問題はアメリカ的発想では解決しない/日米でこんなに途う「不動産」の概念/不況の元凶は総量規制/試合途中のルール変更/「妾マンション」の話/蔓延する無責任体制/わたしの「不良債権解決」プラン/私有財産を敵視する日本人/土地問題も一挙に解決できる!/サッチヤー首相の手腕/言論で変わる世の中を!/
第三章 戦後教育の盲点
戦前は軍国主義教育ではなかった/雑誌にも軍国臭は見られない/大正時代は雄弁の時代/飛ぶように売れた雑誌『雄辯』/『雄辯』終刊と戦争突入/軍国的ではなかった教科書/ポツダム宣言を無視した占領軍/
日本には成熟した民主主義があった/アメリカの愛国教育/アメリカほど狂的ではなかった日本/アメリカの怖さ/アメリカ兵の勇敢さ/愛国心を奪われた戦後教育/日本の教育を阻害する二重のワナ/文教政策の根本がおかしい/ベトナム後のアメリカを立て直したレーガン大統領/
第四章 虹を見せる歴史教育
愛国心を教えるのが歴史教育/歴史とは虹を見せることである/左翼的な「逆虹」教育/罷り通る「無知」/
満洲事変は侵略ではない/『紫禁城の黄昏』の証言/リットン報告書の重み/盧溝橋事件は中国側が起こした/通州事件をなぜ載せない?/プライドを培う教育/南京大虐殺はなかった/南京の真実/江沢民の宣伝に来るな/
第五章国民の教育とは
英語と漢文/英語教育ふたつに分けろ/サッチャー元首相とラテン語/限りなく低下する日本人の英語カ/チョムスキーは「アンチの人」/わたしの弟子自慢/問題はキャリア官僚の英語力/「お客さん留学」は止めなさい/無官のうちに欧米の一流大学の修士を取れ/日本に無知な日本人/明治の外交官は偉大だった/国連の「敵国条項」は直ちに外せ/どうぞ「ゆとり教育」を/人材のデコボコが活力を生む/これからは多様な人材が必要/校長の権限を強めよ/小学校設立は民間に任せる/教育にカネを出す金持ちをつくれ
第六章「ゼロ孫化」を憂う
「ゼロ孫化」の時代がやってきた!/孫はただいまひとり/恐るべき現象/家族が文化を伝承する/「家」解体の思想/ジェンダー・フリーで家族は核爆発/直ちに「ゼロ孫化対策」を/相続税が拍車をかける「ゼロ孫化」/子育ては間尺に合わないか/親を養老院に入れたら……/DINKSには寂しい老後を/
第七章小泉首相に注文する
小泉政治の評価/重大なスキャンダルは忘れない/諸悪の根源は財政投融資/改革は進んでいる/二大政党制がいちばんだ/占領期間中の法律の無効宣言/独立回復記念日をつくれ/靖国神社代替施設の愚/小泉信三博士の慧眼/「アメリカ幕府」の時代になる/テロは「島原の乱」だった/アメリカと共同歩調を/アメリカとの付き合いかた/同盟を重んじよ/
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渡部昇一先生の書かれた本は私も好きです。そんなに難しいことはおっしゃってないのですね。ごく、当たり前のことを言ってます。ponkoさんのいうとおり国民の3人に1人でもこの本を理解し賛同すれば日本の未来は少しではなく、だいぶん明るくなるでしょうね。
2005/10/7(金) 午後 2:00 [ rieru ]