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産経新聞 4月25日朝刊 「解答乱麻」欄
「正しい教科書を選ぼう」林 道義 元東京女子大教授
授業は教科書に従ってなされる。当たり前だと言われるかもしれないが、これは大変恐ろしい。
私が教える教科に「西洋精神史」がある。その最後の方でマルクス主義について話す。
単にマルクス主義の思想的特徴だけでなく、その結果についても述べる。また、「南京大虐殺」「慰安婦強制連行」「百人斬り」を取り上げ、これらの事実は客観的に証明されていないし、多くの「証拠」とされた写真等は捏造であること、中国共産党のデマ宣伝にすぎないと話す。
これを偏った授業と批判する者もいたが、私は逆に偏りを正すための授業だと考えているから、断固として話してきた。
それらの歴史の捏造については、本紙の読者には常識であろうが、
学生の100人のうち(平均・約)95人は聞いたこともないという。
南京大虐殺に疑いを持っていたというものは5人しかいない。
ある学生は、高校で南京大虐殺を習ったので反対意見も調べてみるべきだと思い、虐殺はなかったという意見の本も読んでみたという。まるで逆さまである。教師が取るべき公正な態度を取らずに、学生が自主的に調べたというのだ。そして藤岡信勝の本を持っていって「こういう本もあります」と言ったら、教師は「藤岡め!」と怒りをあらわにしたという。
しかし、こういう立派な学生はごくまれである。たいていは「日本は悪いことばかりしてきたと思い込んでいました!」というのである。大ショックを与えたことになる。
そのうちの5人は南京大虐殺はあったと信じ込んでいる。私が何を言おうと、頭から信じない。彼女らは大学が実施する「授業評価のアンケート」「自由表記」の欄に「この教師の独断と偏見がすさまじい」と書き込む。
「南京大逆殺や慰安婦強制連行は事実として証明されていない」と言っただけで、こういう反応が出る。「独断と偏見」を持っている側が公正な見方をしている側を「独断と偏見」だと非難する。
これが日本の現状である。
この種の学生は「だって教科書に書いてあるじゃないですか!」「国が検定した教科書に間違いがあるって言うんですか!」と言う。教科書の威力はかくのごとしだ。
ただし希望はある。教科書を信じていた95人のうち90人は認識を改めたのである。少なくとも「両方の本を読んでみます」ということになった。もちろん認識を改めさせるのはそんなに簡単ではないが、私の教育実践は「教えられた嘘は崩れる」ということを示している。
今、中国の反日デモで暴れている若者も、真実を知らせれば、うそを言ってきた者に対する怒りへと転換する可能性が大きい。災い転じて福となる可能性もあり得る。
「教科書の威力は絶大だが、うその教科書は無力になりうるし逆効果となりうる。また逆効果にしなければならない。少なくとも、日本の青少年には真実を教えなければならない。そのためには、真実が書いてある教科書を選ばなければならない。やはり教科書の威力は大きいのである。
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自分も記事を読みました。林 元教授の取り組みは尊敬に値します。まったく同感です。
2005/4/26(火) 午前 10:27
『百人斬り』の話は戦意高揚の為の嘘話と判明してもなお、あの新聞社は訂正も謝罪もしませんね。ご遺族が裁判やってる筈です。所詮、奴等の人権も口先だけですわ!
2005/4/26(火) 午前 11:44 [ - ]
「百人斬り」の汚名で処刑された二人はさぞ無念だったでしょう。ご遺族の無念を必ずや晴らさねばばなりません。
2005/4/26(火) 午前 11:54