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日本は核ミサイルを持て
中国が軍事力をつけて世界制覇を目指していることは誰の目にも明らかだ。
それを阻止できるのはアメリカしかないが、そのアメリカの経済規模は2010年代の後半には中国に追い抜かれ、米中間のパワーバランスの劇的変化が起こるという。
ただ、ひとつ重要な見落としがあると思う。
それは、中国の現在の一党独裁共産主義体制が今後もつつがなく続くという前提に基づいていることだ。
太古のマンモスは巨大な躯をもてあまして絶滅してしまったではないか。
中国もこのまま13臆の人民を一党の元で管理できるとは思えない。いずれ国内の貧富の格差、非人権主義、環境汚染、バブル崩壊で空中分解するに違いない。
しかし、それまでに台湾、沖縄、日本本土が安泰であるとは思えない。
東シナ海、台湾海峡を挟んで必ず緊迫した時を迎える。
その時、アメリカは当てに出来ない。
「日本は科学技術が進んでいる。原子力発電所もある。プルトニウムも大量に持っている。だから3週間あれば核を持てる」
とはよく聞く言葉だが、これは素人談義で、実際には核兵器を所持すると決めてから最低15年経たないと配備できないという。
ならば、一刻も早く仮想敵国からの核による先制攻撃を抑止するための核武装を日本も検討すべきだ。
「諸君!」1月号より
2020年 中国の核が世界を制す
伊藤貫(国際政治アナリスト)
(大意)
11月初め米国で、石原慎太郎が「米国は中国と戦争したら負ける」と発言して話題になった。
生命の消耗戦である戦争で、人命を重んずる米国が人命に無神経な中国には勝てに意からというのがその趣旨だ。
米中が核戦争する可能性は低いが、その発言は奇矯ではない。
2010年以降、台湾海峡や東シナ海で日本と台湾が中国と衝突した場合、中国は日本・台湾・アメリカに対して核ミサイルで恫喝する可能性は高い。
その時、アメリカは日本や台湾を守ってはくれない。
米本土に届く核ミサイル群を中国が持ったことで、アメリカの政治家は「アジアの軍事紛争に巻き込まれることはリスクとコストが高すぎる」と考えるようになった。
アメリカの核の傘は幻想である。
また、日本はアメリカらミサイル防衛(MD)システムを導入することを2003年12月に閣議決定したが、中国はMDシステムに対抗するさまざまな兵器を開発したため役に立たない。
しかし、日本が軍事大国化になることは反対だ。
日本の自主防衛には小型駆逐艦と小型潜水艦をベースといる核弾頭つき巡航ミサイルを2〜300基配備すればいい。
つまり先制攻撃用の弾道核は持たないで、速度の遅い巡航ミサイルを報復用に持つことだ。
これならば毎年1兆円、GDPの1.2%の予算で済む(現在の軍事予算は1.0)。
米中両国は常に20年30年先のことまで考えて外交政策と国防政策を立案している。
我々も彼らを見習って、2020年代の日本の安全保障について今から真剣に考慮すべきである。
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私も最終的には核保有には賛成ですがそのまえに日本版CIAなどをつくり稚拙な日本の外交力を大幅に改善する必要があると考えます。
2005/12/14(水) 午前 1:26 [ shi*p*ny*al ]
核がなくても北朝鮮は攻撃できるでしょう。拉致被害者を取り返すために自衛隊で攻撃しても自衛戦争でしょ?国連等からもあまり非難は受けないと思います。成功させるために米国CIA・軍に全面協力させましょう!ぐずぐずしてると横田滋さんとか有本さんのご両親とか死んじゃいますよ。日本の核保有はその後に考えましょう!
2005/12/14(水) 午前 2:21 [ BOO ]
技術畑の人間として言っちゃうと。 日本に核ミサイルを持つ技術はありません。 ロケット・衛星技術を転用とよく聞きますが、まったく別の技術です。 エンジン等の機関、特に電子・ソフトウェアの技術が圧倒的に足りていません。 というか、防衛庁は目に見えない技術に対して、理解を殆ど示しません。 日本が電子・ソフトウェアで優れているのは、民間であって軍事ではありません。 ですから、日本が核兵器を持つとすれば、在日アメリカ軍に配備してもらうくらいしか手はありません。
2005/12/14(水) 午前 9:43 [ もふ ]
つまりは、北への経済制裁発動といっしょで、実際に持つ持たないはともかく、中国なんかに対して「じゃあ日本も核兵器を持つかもしれない」と言う事が外交カードになったりするんですかね?どうでしょう?
2005/12/14(水) 午後 1:00 [ BOO ]
経済制裁ですら出来てないのに、北を攻撃できるわけ無いでしょ。日本の軍備では相手に対する抑止力が全く無いのです。日本が日本の利益のために北を攻撃しミサイルで反撃されてもアメリカはアメリカの基地が攻撃でもされない限りそう簡単に手を貸しませよ。これから考えなきゃならないのはアメリカに届かない核ミサイルを日本が如何に早く持つかでしょ。
2005/12/14(水) 午後 9:03 [ amanuma5932 ]
しんさんの言うとおり、日本の諜報活動など聞いた事ないですね。世界の日本領事館に情報収集担当者を置くというニュースは見ましたが。Booちゃん、北朝鮮攻撃はムリかも。ぐずぐず出来ないというのは同感ですが。もふさん、やっぱり手っ取り早くアメリカから買うしかないですかね。natさんの言うとおり、アメリカに届かなければ安く分けてくれるかも(笑)
2005/12/14(水) 午後 11:35
日本が自前で核ミサイルを持つことが望ましいが、一つの選択肢として80年代のNATOがアメリカのパーシングIIと巡航ミサイルの配備を認めたように日本への配備を認めるという方法も考えられる。アメリカに届かないミサイルといったのは日本はもうアメリカと戦争はしないという意思表示!!!日本は単独では生きてゆけない国、より信頼できるパートナーと同盟を結ぶしかないし、中国・ロシアは絶対にそのパートナー足り得ない。
2005/12/18(日) 午前 5:37 [ amanuma5932 ]
それと、1960年代にアメリカが英仏に提唱した「MNF(多国籍核戦力)構想」のように、プラットフォームはホスト国・核弾頭はアメリカが提供しあい、そこに提供された核戦力に関してはホスト国に発射権限を委譲するという形式も一案でございます。
2005/12/18(日) 午前 9:51 [ tero19632001 ]
しん様、日本の諜報機関についてですが、「日本のインテリジェンス機関 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166604635/qid=1134868085/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-3693094-3949818」が参考になるかと思います。元内閣調査室長だけに「情報のプロ」から見た「日本の情報機関」の現状・課題が詳しく述べられてますよ。
2005/12/18(日) 午前 10:10 [ tero19632001 ]
teroさん、「MNF構想」も良いですね!さもないと全て権限をアメリカにとられてしまいますからね。でも、最低限必要なのは抑止力であり、報復攻撃力で良いのじゃないかなと思います。
2005/12/18(日) 午前 11:26 [ amanuma5932 ]
著者の伊藤氏も報復攻撃を念頭に置いた核武装を提案していますね。それが先制攻撃に対する抑止力になれば、安上がりで効果的です。
2005/12/18(日) 午後 1:20
日本が核兵器を持つのに15年かかるってほんと?核爆弾の技術など時代遅れで学生が3人いれば3ヶ月で作れると思っていました。一番時間がかかるのはサイロを持つ軍事施設や管理防衛システムの構築では?
2006/1/8(日) 午後 8:16 [ なっとく ]
手っ取り早く「核武装」するなら、前にこちらか「屋根の上のミケ」さんのどちらかで書いたのですが、「MNF(多国籍核戦力)構想」をアメリカと締結するんですよ。
2006/1/8(日) 午後 8:46 [ tero19632001 ]
15年説は伊藤氏の受け売りですが。このへんはAKIRAさんかフッケバインさんのの軍事ノウハウを拝借しないと分かりません。akiraさん、フッケバインさん見ていたらウンチクを披露してください。
2006/1/8(日) 午後 8:51
これは、1960年代にアメリカがNATO加盟国に対して提唱し、その後英国と「ナッソー協定」を、ドイツと「NATO共同核」として成立した構想ですが、核弾頭・トランスポーター(輸送手段)・プラットフォーム(発射台)のどれか一つか二つ自前で準備すれば、アメリカが残りを提供して「発射権限」はアメリカ・供与国との分担または権限委譲を行なう方式だそうです。
2006/1/8(日) 午後 8:51 [ tero19632001 ]
おっと、こちらのページに自分で書き込んでいたのを忘れていました。大変失礼いたします。でも、このようなカタチでの「核武装」は比較的「国際世論・NPT対策」としてよろしいのではないのでしょうか。
2006/1/8(日) 午後 8:54 [ tero19632001 ]
teroさん、コメントありがとう。Ponkoがコメント書いた時には6分前のteroさんのコメントが見えませんでした。比較的安易・安価で核が持てるようなので後は核三原則の呪縛を解くことでしょうか?
2006/1/8(日) 午後 9:06
迅速な対応感謝します。新幹線や高速道路を作る暇はないですね。一刻も早く、防衛力を!非核三原則の呪縛も意外に無くなっている気がします。
2006/1/9(月) 午後 9:59 [ なっこく ]
15年ですか。専門知識はまるでないのですが、ただ例えば冷戦終結あたりから密かに始めていれば、そう遠い話でもないかもしれません。よくも悪くも、そういう形跡はないようなのですが。 ただ海外ではむしろ「用意しているかもしれない」ぐらいの認識はある、ようで…。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4576050710.html もう既知の方もおありかも知れませんが、一読の価値はありかと。
2006/3/14(火) 午前 0:29 [ y_n**atani6*6 ]