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今から一年半も前のこと、中国の公安当局からスパイ行為を強要された日本総領事館の職員が耐え切れずに遺書を残して自殺した。
遺書には「国を売ることはできない」と書き残されていた。
外務省は今日に至るまでこの事件を小泉総理にも安倍晋三官房長官にも報告せずに中国側にひそかに抗議していたという。
いまこの時点でなぜ事件が明るみに出たのかわからない。
事件の裏には女性が絡んでいるという。
自殺に追い込まれたのはそれなりの弱みを握られたからだろう。
いくばくかの機密情報もすでに流出していたのでないかという憶測もある。
橋本元総理のように、中国のスパイ女と関係をもちODAを流用したという噂が巷に流れても、健在な方もいらっしゃる。
安倍官房長官は中国に対し「ウイーン国際条約違反だ」と批判したが、瀋陽の日本総領事館に中国の警察官が侵入したウィーン条約違反と合わせて、中国が如何に国際法を守らない国であるかを証明した。
中国は今回も事実を認めず抗議の記者会見をした。
上海は昔から世界各国のスパイが暗躍する都市だといわれる。
わが国も負けずに選りすぐりのくのいち忍者を放って中国の鼻を明かさねばなるまい。
産経新聞(2005年12月29日付朝刊)より
上海領事館員 「遺憾な行為」で自殺
公安関与 政府、中国に抗議
鹿取克章外務報道官は28日午後、緊急記者会見し、中国の在上海日本総領事館の男性館員が、中国側から外交機密に関する情報提供を強要されたとの遺書を残し自殺した問題について、自殺の事実を認めるとともに、背景に中国公安当局者が関与していたとの見方を示し、中国側に抗議したことを明らかにした。
鹿取氏は、男性館員が昨年5月6日に自殺したことを認めたうえで、「背景には、現地の中国側公安当局関係者によるウィーン条約国の義務に違反するとみられる遺憾な行為があったと考えている」と言明し、中国側を批判。「事件発生直後から今日に至るまで、中国側に対し事実関係の究明と抗議をしている」と明らかにした。中国からの回答はないという。
鹿取氏は、中国側による「遺憾な行為」や抗議の内容、日時、回数などについては「外交案件であり、遺族側の強い希望もある」として、詳細な説明を避けた。
ただ、政府関係者によると、事件発生直後に当時の杉本信行・駐上海総領事、北京の日本大使館の堀之内秀久公使がそれぞれ抗議。今月19日には中国に出張した泉裕泰中国課長、27日には佐々江賢一郎・アジア大洋州局長が電話で程永華臨時代理大使に抗議した。これに対し、中国外務省の秦剛副報道局長は27日の記者会見で「事実に基づいていない」と否定する見解を表明している。
一方、安倍晋三官房長官は28日の会見で、「領事に対し脅迫、強要などを図ることは国際条約に反することであり、保護は義務づけられている」と批判。「報道以前に(外務省から)報告を受けていない」と、同省の対応に不快感も表明した。
同日付産経新聞社説
【主張】領事館員自殺 中国の諜報工作を侮るな
中国の在上海日本総領事館に勤めていた男性館員が昨年5月、中国の情報機関から外交機密の提供を強要されたことを苦に自殺した問題で、外務省は改めて中国に抗議した。当然の措置だ。
この領事館員は外務省と総領事館の間で交わされる公電の通信技術を担当していた電信官で、強要の事実は自殺する前に総領事にあてた遺書で明らかになった。遺書には「国を売ることはできない」と書かれていた。領事館員の苦衷もしのばれる。
安倍晋三官房長官は「極めて遺憾な事案だ」としたうえで、一般論としながら、「領事に対して脅迫、強要などを図ることは国際条約に反する。国際政治の冷徹な現実がある中で、条約によって与えられている権利をしっかりと行使し、厳しく抗議していくことが大切だ」と述べた。
安倍氏が言及した国際条約は、「外交官の身体の不可侵」などを規定したウィーン条約を指す。領事館員が情報提供を強要された理由ははっきりしないが、どんな理由であれ、機密漏洩を迫って自殺に追い込むような行為は国際法に違反する。日本政府の毅然とした対応を期待したい。
この事件は発生当時、首相官邸まで報告が上がっていない。報告を外務省内にとどめ、在北京日本大使館を通じて中国に抗議したとされる。後任の外務大臣にも引き継がれていない。これだけの重要事案がなぜ、小泉純一郎首相の耳に達しなかったのか。外務省の対応について検証が必要だ。
今回の事件は、各国の情報部員や工作員が暗躍する諜報戦の中で起きた。特に、中国や北朝鮮など共産圏の国々は、他国の外交官や政治家、ジャーナリストらに対し、さまざまな工作を仕掛けて重要情報を得ることを常套手段にしている。橋本龍太郎元首相も平成10年、北京市公安局に勤務経験のある中国人女性通訳との関係を野党から追及されたことがある。
現在、中国とは、靖国・歴史問題に加え、東シナ海の石油ガス田、沖ノ鳥島周辺のEEZ(排他的経済水域)、遺棄化学兵器処理などの問題をめぐって、緊張関係が続いている。政治家や外交官らは、とりわけ中国では、自らの行動を厳しく律し、つけいられるすきをつくってはならない。
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この記事は、重要なことを教えてくれる。シナ政府は自らの悪業ですら、他国を攻撃する材料にする。落ちた犬はたたけだ。シナ政府に特段の配慮をしていた親中派の外務官僚もおそらく斬って捨てられることだろう。まあ、鼻薬でもかがされていたのだろう。
2005/12/29(木) 午後 6:29 [ 太郎ともも ]
中国が国際法を守らない国だと言うことの一つの例が又増えたということだ。そんな相手との関係など修復が遅れても一向に構わない。それよりもなによりも日本国外務省が問題を内部で隠蔽していたことだ。領事は国を売れないと言って自殺したのに、外務省は省益のために国益を危うくしている。まだ古い体質は改まっていないのか?外務省の恥知らずめ!
2005/12/29(木) 午後 8:43 [ amanuma5932 ]
「弾丸なき戦争」を日本は「戦前・戦中そして戦後」も戦っており、この方はいわば「名誉の戦死」を遂げたのです。それにしても「弾丸なき戦争」を戦う体制が整ってませんね。
2005/12/29(木) 午後 9:28 [ tero19632001 ]
おじゃまします。今までの中国のパターンだと報復として日本人をスパイ容疑で逮捕することになると思います。そしてお前もやってるんだぞという態度で日本を牽制してくることになるでしょう(私の予言)。中国国内のみならず世界中に日本のイメージを低下させるプロパガンダを流す危険大です。
2005/12/29(木) 午後 9:28 [ a root ]
中国の抗議ってただの逆ギレですよね?カッコ悪いったらありゃしない… でも、「国を売るわけにはいかない」と言って、死んでいく人がいらっしゃることが少し嬉しくも感じます。前の、中国のどこかで、北からの脱北者が大使館に亡命しようとしたときに、中国の憲兵??の帽子を拾ってやってたヤツとは大違い。といっても、きちんと事実関係をハッキリせねば、英霊(と呼んでもいいのかな?)も浮かばれますまい。
2005/12/29(木) 午後 11:20
この方は、国のために自殺を選ばれたのですが、外務省内には、平気で情報を売り飛ばしているやからが、ごまんといる気がしてならないのは、私だけでしょうか? いや、積極的に、情報を流していたりして。
2005/12/30(金) 午前 10:04
一刻も早く、隣の国・・分裂して欲しいです。
2005/12/30(金) 午後 1:11 [ kim*i*cha*jp ]
コメント有難うございます。情報戦争の恐ろしさ、愛国者、売国奴さまざまですね。隣の国の分裂はオリンピック前というわけにはいかないでしょうか?ちかごろ、だいぶ農民の暴動が激しさを増して来たようですが・・
2005/12/31(土) 午後 5:07