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今でこそ新聞もテレビもラジオも「北朝鮮」と言っているが、ついこの間まで「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」といちいち言い換えていたのを記憶されているだろうか?
最後までこの呼び方にこだわったのが、朝日新聞とNHK。
最後はメディアの大勢に抗し切れずに短縮呼称に切り替えたが、朝日新聞の言い訳は「定着したから」「紙面の節約になるから」だという。
NHKは「アナウンサーが舌を噛まなくてすむから」と言ったかどうか?
いずれにしても、独裁国家が「民主主義人民共和国」なんて悪い冗談だ。
「国を語る作法」(渡部昇一) PHP研究所(2003年5月) から
「北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)」から「北朝鮮」へ。
平成14年(2002年)12月20日付の朝日新聞朝刊で「朝鮮民主主義人民共和
国(北朝鮮)」という表記を単に「北朝鮮」とする旨の告知が出ていたことに触れたい。
北朝鮮をわざわざ「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)」あるいは「朝鮮民主主義人民共和(北朝鮮)」とする、この舌を噛みそうな表現はきわめて不合理なことである。だから、テレビ・ラジオでも新聞・雑誌でも、私は十年近く攻撃してやまなかった。しかし、テレビ・新聞等のマスコミはどこも受け入れてくれなかった。
それが、北朝鮮による拉致事件が明らかになって以来、産経新聞が取り上げたのを始め、続々と「北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)」という表現を採用するようになつた。
その中で、視聴覚メディアではNHK、活字メディアでは朝日新聞が「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和)」「朝鮮民主主義人民共和(北朝鮮)」という表現を守り続けた。
両者はいわば最後の砦であった。
この二つのメディアもついに、平成15年には単に「北朝鮮」と呼ぶようになっている。
このことは、ある意味で戦後における画期的な一事と言える。
なぜならば、これはコリア人の団体による圧力に従わなくなったということだからである。
戦後、コリア人の団体は日本の中で「インペリウム・イン・インペリオ」(帝国の中の帝国)と呼べるような形を成してきた。
たとえば、長い間、警察も税務署も日本人に対するようにコリア人の団体等に手を入れるわけにはいかなかった。
別の表現を取るなら、そのあり方は「サンクチュアリ(聖域)だったと言えよう。そして、サンクチュアリであったことの最も分かりやすい証明が、北朝鮮を単に、「北朝鮮」と呼ぶことができなかったという事実である。
なぜ、マスメディアは「北朝鮮」と言えなかったのか
「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から「北朝鮮」へと表記を切り替えるにあたり、朝日新聞は愚にもつかない説明をしている。
これまでに「北朝鮮」としなかった理由について、「関係者が納得する適切な略称がない」などと、弁明のようなことをもっともらし書き、今回の偏向は。「北朝鮮という言い方が定着した」「記事の簡略化が図れて試論の節約になるから」などと言う。
そこで挙げている「関係者」が誰なのかは知らないが、その人たちが納得したとは書いていないから、従来配慮してきた相手の意向を無視して「北朝鮮」と表記する理由として、紙面スペースの節約などと言うのは、実にこっけいな言い分である。
それはさておいても、告知で示された言い訳が通用しないのは、これまでに 北朝鮮だけを特別扱いにしてきたことが明らかだからである。
たとえば、東ドイツが存在した時代に、「東ドイツ(ドイツ民主共和国)」と記していたのか。イギリスに対しても、「イギリス(イングランド・スコツトランド・ウェールズ・ 北アイルランド連合王国)という長ったらしい表記を使っていただろうか。私の記憶をたどると、朝日新聞でしういう記事を見たことはない。
さらに言うならば、「アメリカ(北アメリカ)」、「韓国(大韓民国)」、「中国(中華人民共和国)」あるいは「中国(中華民国)」とも書いてはこなかった。つまり、北朝鮮だけを別格に扱ってきたのである。
ではなぜ 北朝鮮だけを別格に扱ってきたのか。暴力的な脅迫によって「 北朝鮮」と言えなかったのである。
このことは明々白々だったけれども、容易には破れなかった。なぜならば、拉致問題が明らかになるまでは、 北朝鮮(と言うよりは韓国を含め、コリアと言ってもいいと思うが)に対して、日本人の腰が引けていた(あるいは引かされていた)。
その世論の存在によって、世論を形作る機関までが遠慮したということであろう。
しかし、腰の引けた世論の一角が拉致問題で崩れ「北朝鮮」と呼ぶメディアが続々と現れた。
それでもなお「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)」と呼んでいると、いかにも 北朝鮮の手先のように見える。それが格好悪くなり、朝日新聞もNHKもようやく止めたのだろう。
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なるほど、そういえばそうですね、最近は日本の世論の変化にようやく気が付き初めた頭のおかしい連中、いよいよあの中国でさえ日本の世論の変化を無視出来なくなって来たようで喜ばしい変化が現れてきています。そっとしておけば寝ていたものを・・・調子に乗りすぎたのだ。
2005/5/12(木) 午前 2:30 [ - ]
でも日本人はかなりの低血圧かもしれませんね。寝起きが少々悪すぎる。長〜い冬眠からだから致し方ないにせよ、もうちっと目の玉かっと見開いて、しゃきっとしたいものです。もう寝ぼけている場合じゃないし。
2005/5/13(金) 午前 2:37