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本書はなぜ中国と韓国の両国が日本に謝罪を求め、反日的な言動を繰り返すのかを解き明かしながら、日本が近代史において、また過去140年間において、アジアに対して、世界に対してなしえた偉大な業績を誇るべきだという。
自虐史観の批判からさらに一歩踏み込んで、過去の日本の戦争は間違いなく侵略戦争であり、当時はそれが正しかったのだと言い切る。
最近読んだ同様なテーマの本の中では、明快な論旨の展開、簡潔でリズミカルな文体という点ではでイチオシである。
それはジャンルが違うが、ヘミングウェイを読む心地よさに通じ、モツアルトのワルツを聴く喜びに似ている言ったらちょっと褒め過ぎか・・・
賢明なる諸兄姉にとっては、ひとつとして新しい情報はないが、バナナの叩き売りの口上を聞いた爽快感がある。(モツアルトが寅さんになってしまった)
もちろん、あまりに単純化した視点だと批判する読者が居るかもしれない。
また、偏見かと思えるほどの女性の悪口もいっぱい書かれている。
たとえば・・・
「武器を持たなければ、何処の国からも攻められないであろうといった考えは、いかにも女子供のそれである」
「女は、自分さえよければの性格があるために、チベットや台湾がどうなっても構わない。日本さえ平穏無事ならそれでよい」
「日本人は戦後から現在に至るまで、日本人を女形にしようとする勢力が存在したことを銘記する必要がある」
「現状では、自己本位的で頭の弱い一部の女性たちが、できもしないお題目だけの福祉の増大や目先の平和で、社会主義者、共産主義者たちに狙い撃ちされている観がある」
土井たか子、福島みずほ、辻本清美、田嶋陽子、猪口邦子その他の女性が頭に浮かぶ。
しかし、一方では櫻井よしこ、金美齢のような素晴らしい女性が居ることも忘れてはならない。
誤解のないように付記すれば、著者は決して女性差別主義者ではなく、女性の特徴である優しさ、戦う事へのためらい、子孫を残そうとする本能が、似非平和主義者に利用されることを危惧しているのである。
女性に限らず、男性の女性的な面にもいえることで、戦後の日本は男も女も争うことを避けて優しくなってしまい、諸外国に舐められてしまったといいたいのだと思う。
東シナ海のガス田開発にしても、中国に恫喝されてずるずると引き下がってしまい、自国独自の開発を一向に始めようとしない腰抜け為政者がいい例である。
あばかれた反日感情
(長田鬼門 中央公論事業出版 2006年1月)
「日本が戦前に東アジアの諸国に対してなした行為は、完全なる侵略である。それは帝国主義的侵略である。日本の歴史教科書においては、日本軍の行為を〈帝国主義的侵略〉と堂々と表現するのが正しい。日本人は、侵略に対して、罪の意識を持つ必要は全くない。堂々とあの戦争は、侵略戦争であったと書くべきである。
帝国主義というものは、侵略を本質とする。軍事力で威嚇するか、戦争で勝利し、他国に踏み人って、叛乱分子を抑え込んで、その国を支配する。総督が派遣されて直接支配するケースもあれば、傀儡政権を樹立して間接的に支配するケースもある。前者の形は、インド、朝鮮などで見られた。後者の形は、満州、東欧諸国などで見られた。いずれも帝国主義が見せる典型的な形である。勘違いしてはならないのは、帝国主義は、人類の長い歴史において決して悪ではなかったということである。それは太古の昔から第二次回界大戦まで、長い間善であったのだ。第二次世界大戦を境に、人類の価値観が180度転換したのである。かつては称えられ賛美され憧れ続けられた行為が、決してしてはいけないことになった。この真実が理解できない限り、近代の世界史については、真理を得ることはできない。
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この本は、もともと予定に入っていなかった。一年前には頭に浮かんだことのない本である。しかし中国、韓国のレベルの低い執拗な嫌がらせとそれに対する日本の政治家及びマスコミ、学者たちの余りに程度の低い対応に呆れ果てて、本書を書くことにした。
彼らは中国人や韓国人に体よく騙されている。歴史問題にしろ、閣僚の靖国神社参拝問題にしろ、彼らでは、到底対処不可能であることがはっきりした。中国人にしろ、韓国人にしろ、日本人が譲歩すればすれほど、つけ上がる。そして日本に対する非難をエスカレートさせていく。切りがない。
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本書は現在の共産主義政権が存続する限り、中国で発刊されることはない。中国の現政権は、この書を受け人れるには、疚(やま)し過ぎる。現在の中国政府は、この書に耐えられない。やましくうしろめたい政権は、あらゆる手段を講じて、自己の保全を図る。
政府および日本国民は、現在の中国共産党政権が永続的なものと考えないことである、いずれ打倒されることになる、人民を搾取する不当な政権と考え、それと距離を置いて接することである。そして中国人民の政治的な自由の回復のために何ができるかを真剣に考えることである。また侵略に遭っている中国の周辺民族の領土回復のために何ができるかを真剣に考えるべきである。そのために世界に働きかけ、世界を動かすべきだ。目元の経済的な利益のために、現中国共産党政権を温存し、それに少しでも協力することは、中国人民全体の利益及び虐げられている周辺民族の利益に反する。彼らに永く恨まれることになるのである。
繰り返すが、、中国や韓国といくら友好的に付き合おうとしても無駄である。日本人の友好的でありたいという努力は、すべて見事に水泡に帰す。劣等感が背後にある。
才能に対する嫉妬心が背後にあるために、すべての努力が水泡に帰するのである。そこでは嫌がらせしか生じない。尊敬されるべきところが、嫌がらせに遭うのである。日本人は、この現実をわきまえて、以後は行動する必要がある。
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「本書によって、日本の近代の歴史問題は、完全に解決した。今後は、中国共産党政権のあからさまな周辺諸国への侵略と併合及び人権弾圧に焦点が移る。世界中が協力しなければ、軍事力を掌握し、それにものを言わせる独裁政権を崩壊せしめることは不可能である。侵略問題、人権弾圧問題の根本的な解決には、中国に対する経済封鎖が必要である。世界の首脳の決断が待たれる。中国人民が主権を回復し、中国の周辺諸国が真の独立を果たし、各民族が民族の誇りを取り戻す日が来ることを祈る・・・」
目次
第1章 奇跡の民族
第2章 ファイブドラゴン
第3章 帝国主義
第4章 遅れてきた帝国主義者
第5章 ヒステリー
第6章 非武装中立
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偏見の塊のような本かなと思いました。その分、分かりやすいかもしれないし、一面の真実はあるかも。モーツァルトやヘミングウェイは褒めすぎでは。
2006/3/10(金) 午後 11:06
非武装中立・・・。幻想の平和はいずれ実体としての戦争によって、目覚めの時を迎えるのだ!!そのときでは遅い!今から目覚めていく必要があるのだ!
2006/3/10(金) 午後 11:30 [ 震電改 ]
さやかちゃん、ちょっと筆がすべりました(笑)。でも遅れてきた帝国主義者(中国)の危険性や非武装中立論の誤謬を指摘し、日本も独自の核抑止力を持つべきだという考えには賛成ですね。
2006/3/10(金) 午後 11:38
shindennkaiさん、その通りです。もうやや遅きに失しているが、今だったらまだ間に合うかもしれない。日本企業はいたずらに中国に投資して日本に向けた核ミサイルを作らせてはならない。中国と腹を組んだ反日売国奴を徹底的に槍玉に挙げることが大切です。
2006/3/10(金) 午後 11:43
日本は確かに中国に侵略したが今はどうかな。昔は世界の流れで侵略とは思わなかった。今中国に大量の商社が入り合弁企業が活躍しています。中国がこの知識を吸収出来ないと、100年後中国は日本に経済侵略されたと非難するでしょう。侵略はされた方にも責任はあると思います。
2006/3/11(土) 午前 6:45
確かに、一見性差別的で「平和主義」の方々はその点を突いてくるかも。でも、ちゃんと読めば、決してそういう趣旨ではないということのようですね。早速にでも、店頭で探してみようと思います。
2006/3/11(土) 午前 9:54 [ 中谷 裕 ]
川崎原住民さん、お久し振り。過去の歴史を今の価値観で裁くこと自体が間違ってますよね。
2006/3/11(土) 午前 11:33
中谷さん、著者も女性差別ではないと主張しており、説得力があります。 「女が自己本位的であることは日本では誰でも知っている。<おばたりあん>は人の迷惑を考えない自己本位的な中年女性を指す。<おじたりあん>の呼称はない。車の運転や駐車のしかたをみても・・・」となかなか手厳しいのですが、著者は国益を損ねる平和主義者を批判しているのです。 \1300+税です。ぜひお読みください。
2006/3/11(土) 午前 11:43
日本男児の女性化、なるほどなぁとおもいました。女性も男性化しているけど、戦うとか守るとかの男性化じゃないし、アメリカの洗脳作戦がここまで成功したわけですね。
2006/3/11(土) 午後 1:58 [ jul*a*y5* ]
juliaさん。お久し振り!牙を抜かれてしまった日本は諸外国に舐められっぱなしです。自尊心を失い、毅然とした態度を取れない、経済は発展し国は富んだけれど、たいせつな心も売り渡してしまったようです。
2006/3/11(土) 午後 3:07
中・韓との友好はまず今後200年位は?なしえないと思います。その前に日本という国が今の国体では持たない恐れがあります。領海、領空侵犯されたら大砲の一発くらいぶち込むようでなければ自ずとして国が滅びます。(ーー;)
2006/3/11(土) 午後 4:29 [ - ]
龍馬の心さん、おっしゃる通り中韓が一人前の国になるまではとても友好などムリでしようね。日本はいずれ消滅すると中国の首脳に嗤われた日本ですが、今のままではアタリです。平成の龍馬は居ないのでしょうか?
2006/3/11(土) 午後 8:58
正直な感想を言わせていただくと“軽い”。基本的には賛同するものの例えば渡部昇一氏などの著作の読後感に比すと、何か物足りなさを感じます。安直と言えばいいのか?最大の疑問は長田鬼門て、何者?
2006/4/10(月) 午前 0:50 [ - ]