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サワリ魔は正論のサワリだけをコピペします
「すべては歴史が教えてくれる」(日下公人・渡部昇一・竹村健一鼎談 2003年8月 太陽企画出版)より
自分の国に誇りを持てる教育の大切さ
渡部昇一
「こういう話をしていると、私はいつもイギリスの作家、ジェフェリー・アーチャーの小説を思い出します。あの有名な『ケインとアベル』の続編で『ロスノフスキ家の娘』という物語があります。アベルはポーランド出身で、アメリカのホテル王になるのですが、娘は学校で「ポーラック、ポーラック」と馬鹿にされる。ポーラックというのはポーランド人を軽蔑するときに使われる言葉です。そういうこともあって、アベルはイギリスの有名な女子学校の先生を娘の家庭教師につけるのです。
その家庭教師となった先生がアベルに言うのです。
「私はすべての学科を引き受けました。しかしたったひとつ教えられないものがある。それはポーランドの歴史です。歴史というものは誇りをもって教えなければいけないけど、私はイギリス人だからポーランドの歴史は誇りを持って教えることができない。お父さん、それはあなたがやってくださいとね。
それで、アベルは毎朝、ポーランドの歴史を娘にレクチャーするわけです。ロシアやドイツのような強国に如何に支配され、それでもアイデンティティを失わないできたか、というようなことを縷々教えました。
それからまもなく歴史の試験があって、いちも馬鹿にされている娘がいい成績をとったら、他の生徒が「ああ、馬鹿なポーランド人のこがいい成績とった」とはやしたてたのだそうです。
しかし、アベルの娘はいわれっぱなしではなく、キッとなって
「ポーランドは千年の歴史がある。けれども、アメリカはたった二百年。その千年の歴史をもった私が、二百年か歴史をもっていないあなたたちよりも歴史の試験でいい点とるのは当たり前でしょ!」といい返した。そのため、皆がシンとした、という場面があるのです。
それでそのポーランドの血に誇りを持った女の子が、もちろん、アメリカで育ち、アメリカに誇りを持ってアメリカ初の大統領になるという、そういう小説なのです。
結果的に、祖国への誇りが支えになり、力になったということです」
●以前、世界史を勉強した時、小国ポーランドが近隣の軍事大国に他国への侵略の通り道として何度も侵されたことを鮮明に記憶しているだけに、この物語は胸を打つ。
●子供に日本の歴史を誇りをもって教えられる親がいまどき何人居るだろうか?
限りなくゼロに近いに違いない。
●歴史の共通認識などと馬鹿なことを口にしたり、共同研究をするグループがいるが無駄であるとつくづく思う。
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日本では聖徳太子が何故偉いのか、それが言えるかどうかが判断基準になるような気がしますね。実家で食事をしているとき、姪たちが日本の歴史に誇りすら持っていないことを実感するんですが、そんなときには切々と語ってます。東京書籍の教科書では教えるはずもないだろうことを。
2005/5/29(日) 午後 2:40
omoikaneさんの姪御さんたちは正しい日本の歴史に詳しくなるでしょうね。私も聖徳太子がなぜ偉いのか実は知らないんです。福沢諭吉の脱亜論の前駆者?
2005/5/29(日) 午後 6:16
あの屋山氏の正論にもありましたが、あの判断があったからこそ今の日本があるといっても過言では無いと思います。仏教を受け入れ、新しい文化を吸収する一方で、日本は自主独立の国として生きていく道をはっきりと定めた。それが聖徳太子の偉業なのかなと思います。
2005/5/29(日) 午後 8:23
そういう意味では一国のリーダーの資質が国の運命を左右するのですね。ちょうど、今ニューリーダー安倍晋三氏待望論を取り上げたところでした。
2005/5/29(日) 午後 9:10
しっかりと噛み砕いてわかりやすく教えると子供なりに色々考えて理解するようです。威厳が最近の若い親には欠けているような気がしてなりません。息子を殴れない父親がいるってのが私には信じられません。普段は楽しく但しここぞという場面では思いっきりしめる、これ当たりまえ、ではなくなってきているのか。
2005/6/1(水) 午前 4:08