反日勢力を斬る

反日を国是とする特定アジア諸国と日本内部に潜む反日勢力を糾弾します。

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「日本核武装」の論点

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日本核武装の論点(PHP研究所 2006年9月 1,500円)

本書は北朝鮮が核実験を行う前に出版されたものである。

編者の中西輝政氏は「(核武器保持について)平時から公然と議論しておくことが民主主義の責務だ」と述べているが、北朝鮮の核実験によって、もはや平時とは言い難くなってきている。

中川昭一政調会長や麻生太郎外相の至極当然な「核論議」発言でゆれているが、本書は日本の核武装の論点を知る上で格好の書である。

執筆者や鼎談の出席者はそれぞれ核問題にかんする著書を著しており、当ブログでもそのいくつかを紹介している。

平松茂雄「中国、核ミサイルの標的」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/31455748.html

平松茂雄「中国は日本を併合する」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/28829992.html

伊藤貫「中国の核が世界を制す」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/28923575.html

兵頭二十八氏(軍学者)は雑誌「正論」のコラム担当執筆者で独特な視点から軍事を語る評論家。

櫻井さんの近著は核問題特集ではないが、

櫻井よしこ「この国をなぜ愛せないのか」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/37828145.html

本書はそれぞれの論者のエッセンスが一冊の本に纏められているという点で、核論議を知る上で役に立つ。

編者・中西輝政氏の論旨からキーワードを拾うと・・・・

●マスコミが「専門家」のふりをしながら本質的なことを理解していないのに対して日本国民は、一般庶民に至るまで、感覚的に、ひしひしと迫る脅威を感じている。国民のほうがはるかに敏感になっていることを日本のリーダーたちはもっと肌身で知る必要がある。

●中・露・米・朝(統一韓国)という核保有国の谷間に日本は一人で「うずくまる」しかないことになる。

●国家というものの本質、人間というものの本質を見据えたならば、核問題に対する解決は「抑止」という一つの道しかない。

●NTPで核保有が認められている5カ国、NTPに加盟していないインド・パキスタン、秘密裡に保有していた南アフリカ、イスラエル、「ならずもの国家」とされる北朝鮮、イラン、核兵器に出来る段階までの開発は終わっているスイス、スウェーデンと核保有を進めている国は世界に多数存在する。

●パキスタンの実例によって、「核の保有こそが、その国の政治、経済面の国際的地位を大幅に向上させる」ということが、あらためて世界に知れ渡ってしまった。

●ミサイル防衛では核抑止力になり得ない。核による抑止力しかないが、核武装には最低10年かかる。またフランスのような本格的な「独立核」は持ち得ないので、非核三原則の「持ち込ませず」を破棄して日米同盟の枠内で核武装する。

●言論界に常に「核武装論」が存在していれば、中国や北朝鮮に対してだけではなく、「対米カード」としても有効に働く。

●オピニオンリーダーも、学者も、評論家も、ジャーナリストも、もちろん政治家達も、いまや勇気を持って「核武装論」を俎上に載せるべき時期が来ている。


中西輝政氏は安倍首相のブレインであり、田中真紀子が国会の質疑で、中西氏の著作の一部を朗読して、安倍首相は危険なナショナリストであると糾弾したのは記憶に新しい。

Ponkoは田中真紀子の朗読した内容(もう忘れたが)を聞きながら、「その通りだ」と同感したのだが・・・

本書を読んで、なぜ田中真紀子が中西氏を目の敵にするのか合点が行った。
これはPonkoも知らなかった事だが、「核武装については吉田茂、鳩山一郎、岸信介、池田勇人、佐藤栄作の歴代総理はその可能性について考慮しており、堂々と言及していた。核問題は決してタブーではなかった」という。

ところが田中角栄内閣の時代になると、「日本は高度成長路線の成功で経済至上主義が進み、日中国交正常化を迎え・・・核武装問題は決して触れてはならないタブーとなっていった」と一国平和主義に陥って国としての基本的な戦略を誤ったことを中西氏は指摘している。

目次
はじめに
第一章「日本核武装」の議論を始める秋
中西輝政(京都大学大学院教授)

●「テポドン2」問題の本質を理解していない日本マスコミ
●北朝鮮の核は「カード」から「現実」へ
●核兵器を持たない国は「日本だけ」という状況
●日本に「第3の被爆地」をつくらないために 
●「大きな綻び」を見せ始めたNPT体制
●核保有を進めている国は世界に多数存在する
●核保有国はそろって軍拡路線
●米露も核戦力拡大路線が続く
●核保有の有利さを多くの国々が認識し始めた
●冷戦終焉以降、米は日本を守る必然性が薄れた
●冷戦時代の欧州に学べ
●戦後日本において核武装論はタブーであったか
●国際情勢への無関心を生んだ「経済至上主義」
●「ミサイル防衛」では核抑止力にならない
●「核攻撃の脅威に対しては、やはり核による抑止しかない」
●核武装には最低10年かかる
●非核三原則を早急に見直すべし
●核武装を議論することも核抑止につながる

第2章日本という国家の「意志」の表明を
日下公人(評論家)

●世界のトップ水準にある「力」を自覚すべし
●ロシアにおける北方四島返還論登場の背景
●「日本は原子力潜水艦と原子爆弾を持つ」と宣言せよ
●インドの選択が日本に問いかけること

第3章中国核戦略の標的は日本だ
平松茂雄(中国軍事問題研究者)

●「中国は米国との戦争に核兵器を使用する」
●かつて3回、中国を核威嚇したアメリカ
●ロサンゼルスも射程内
●毛沢東の決断「核には核を」
●中国核開発の原点「金門島砲撃」
●中国枝の実力 
●小型・軽量化競争
●中国の発言力を保障した核保有
●保有核兵器の威力と数
●地理的なカギを握る台湾
●磐石な日米軍事同盟で米中「チキンーレース」に備えよ

第4章 国家意思なき外交が招いた惨状と未来への「選択」
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
平松茂雄(中国軍事問題研究者)
西岡 力(東京基督教大学教授)

●官房長官コメントが露呈したこの国の致命的欠陥 
●中国の国家戦略が見えない日本
●日本のODAが中国の核戦略を支えている! 
●いま東アジア情勢は「日清戦争前夜」 
●日米同盟を揺るがす国家意思の不在 
●米軍再編問題の対処を誤るな 
●なぜ国家戦略を持てないのか 
●核の脅威に目を瞑る日本人
●アメリカの核の傘は閉じられつつある 
●日本がつぶれないために核武装せよ 

策5章核武装の決断は国民の覚悟から
伊藤 貫(国際政治アナリスト)
兵頭二十八(軍学者)
平松茂雄(中国軍事問題研究者)

●なぜ日本は核武装しなければならないのか 
●やがて中国は日本を「核攻撃」する
●台湾有事で核恫喝される可能性は高い 
●アメリカが日本を見捨てる日 
●米中パワーバランスは2020年ごろ中国有利に
●これが安上がりで賢明な核装備だ 
●核装備は漸進主義で 
●いまは日本核武装のラスト・チャンス
●国家意識を持ち、自主防衛に取り組め
●自己保身に走る官僚・自衛隊の幹部
●中国の軍拡こそ世界平和にとって最大の脅威

第6章「日本核武装」の具体的スケジュール
兵頭二十八(軍学者)

●本来あってはならぬ事態が罷り通る日本
●シナは「権力者と使用人の社会」 
●全ては「日米戦争で日本は侵略者であった」と認めることから    
●1964年、日本は核武装に失敗した
●旧ソ連の失敗から多くを学んだシナ
●シナの「オプション最大戦略」とは何か
●予言「シナは『ナンチャッテ空母』を1隻建造する」 
●核外交におけるシナの戦略 
●日本の核武装がシナの核攻撃を抑止する
●フランスに学ぶ米の技術協力を得る法 
●核兵器のつくり方 
●まずは投下型の核爆弾をつくる 
●次に陸上発射型の弾道弾を 
●さらには大型巡航ミサイル(無人特攻機)
●開発機構は防衛庁、本拠地は青森に

策七章自国の防衛に責任を持てる当たり前の国に
伊藤 貫(国際政治アナリスト)

●中国の台頭に回米同盟堅持」だけで大丈夫か?
●日本に核兵器を持たせないことが覇権利益と考えるアメリカ
●「自主的な核抑止力の構築」か、「中華帝国の属領」か 
●バランス・オブ・パワーの論理で動くアメリカ 
●「米国の核の傘」はフィクションにすぎない 
●中国の属国にならぬためには核抑止力が必要 
●日本に必要な最小限の自衛能力とは 
●核保有により強化された中国の国際交渉力 
●数千基の核ミサイルを保有している可能性がある中国 
●核弾頭設計技術を中国に盗まれたアメリカの沈黙 
●事態の深刻さに気づかない日本の国防関係者 
●ミサイル防衛システム購入を強要するアメリカ 
●日本のMDシステムは2010年に「完成」?
●MD対抗兵器開発を急ピッチで進める中国軍 
●米軍の指揮統制システムを破壊する宇宙兵器 
●高価なMDシステムを無効化する安価な巡航核ミサイル 
●次々と増える巡航核ミサイル保有国 
●MDの有効性について意見が分かれる米国防総省 
●MDは政治的な計算に満ちた兵器システム 
●「核の傘」やMDでは日本を守れない
●現在の東アジアは世界でもっとも危険な地域 
●日本の安全保障より覇権利益を優先するアメリカ 
●米の対日政策は今も昔も「日本に自衛カを持たせない」 
●国際社会で真の発言権を持つのは核保有国のみ 
●日本の核抑止力保有を米に納得させる5つのロジック 

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Willといいこの本といい、とても興味深いです。ちょっと読んでみます。

2006/10/28(土) 午前 0:24 e04**058

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凄い時代になったもんだ・・この前まで原発程度でおたおたしていたのに・・・

2006/10/28(土) 午前 3:11 [ bit*e*821* ]

ruiさん、是非お読みください。そしてマスコミや反日政治家のウソを見破ってください。

2006/10/28(土) 午前 10:04 blo*g*r2*05jp

bitterさん、第二次冷戦時代を迎えて、中国の目に余る軍拡と日本に対する圧力から核抑止の問題が少しずつ論じられてきましたが、北朝鮮の核実験で決定的になりました。しかし、いまだに核論議すら許さぬ風潮がはびこっています。

2006/10/28(土) 午前 10:07 blo*g*r2*05jp

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米ソ冷戦下では日本が核武装する必要はなく、むしろ核武装することによって狙われる危険性が増大するだけでした。現在は当時の枠組みとは全く違う状況だということを意図的に国民に知らせないマスコミ・政治家が主流をなしているのが現状です。アメリカが中国や北朝鮮から、自国の命運をかけてまで日本を守る必要があるのかどうか、少し考えれば分かる話なのですが。

2006/10/28(土) 午前 10:36 [ 神戸牛 ]

神戸牛さん、問題はそこにあります。ライス長官が来日して「日本は絶対に守る」と発言したことは「核を持つな」という意味です。米国の核の傘などアテになりません。米国の核を持ち込んで、発射ボタンを日米共有するという中西輝政氏の暫定案に賛成します。

2006/10/28(土) 午前 10:52 blo*g*r2*05jp

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>発射ボタンを日米共有 日本の意思で発射できるってことですか? アメリカは絶対認めないと思うな。

2006/10/28(土) 午後 0:07 [ tak ]

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ドイツはパーシングのドイツ国内配備でソ連の戦術核に対抗しましたね。それと同じ事をすること自体は全く否定するべきではないんですが、安倍さん非核3原則堅持って・・・、無理やん。

2006/10/28(土) 午後 0:16 [ 震電改 ]

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ボクはヨーロッパでは東西冷戦構造が崩壊したとは思っていますが、日本のある東アジア地域では東西冷戦構造が崩壊せずそのまま残っていると考えています。 東西冷戦の最前線にいる日本が、タブーを設けること自体がナンセンスだと思います。

2006/10/28(土) 午後 3:31 [ - ]

桜井よしこさんは言うまでもありませんが、日下公下さんも大好きです。日下さんの「上品で美しい日本」という本を読んで日本の素晴らしさを改めて感じました。その日下さんが、『「日本は原子力潜水艦と原子爆弾を持つ」と宣言せよ』とおっしゃっていることの意味は深いですね。とても重要です。北が核を開発し、南が巡航ミサイルで日本を狙っている時代になった以上、核をタブー視する時代は終わったということだと思います。

2006/10/28(土) 午後 7:20 aud*e*hyu

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私も日本人が、核保有の必要性の是非を議論するだけでも、周辺国に対する抑止力になると思います。しかし、日本がNPTを脱退すれば、世界のNPT体制は崩壊すると思います。日本の議論は世界に大きな波紋を呼び起こすことになると思います。ミケ

2006/10/28(土) 午後 8:52 yan*na*tya*yo

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非核三原則は国是(?)ですが、これによって思考停止になってもらっては困ります。目前のことであるのにも係わらず議論すらできないこの国はどこに向かうのでしょうか。

2006/10/28(土) 午後 11:27 黄昏

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北朝鮮の核武装を阻止できないNPTに意味があるとは思えません。それに大きな波紋が起きるくらいでないと世界は動きませんよ。「自分の敵国に売りさえしなければ地球の裏側の国が核武装しようが知った事でない」というのが各国の本音でしょう。日本がイランの核武装に無関心なように。

2006/10/28(土) 午後 11:40 [ 神戸牛 ]

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櫻井さんといえば、『「眞相箱」の呪縛を解く』という本も著してます。ね時間を見つけては読んでみます。★角栄といえば角栄の時代にすでに創価学会に手をつけていた。もしものときに創価を頼るように幹部に言いつけてたようですorz

2006/10/29(日) 午前 9:52 [ hy4**05 ]

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反日・反米勢力の手前勝手な核に対する行動、アメリカに対しては、デモ等抗議活動を積極的にするのに、中国・北朝鮮・イランには消極的ですね。所詮、その程度のものです。

2006/10/29(日) 午後 3:07 ヤボテン

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これにトラバさせて頂きます。

2006/11/1(水) 午後 11:03 [ bit*e*821* ]

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