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中国のエネルギー投資3-5年で破綻
中国がエネルギー資源を求めて如何に奔走しているかが如実に分る対談を
「西尾幹二氏のインターネット日録」からご紹介する。
中国のなりふり構わぬ無謀なエネルギー開発、貧弱なメンテナンス、大規模なエネルギー泥棒など話が尽きない。
宮崎正弘氏を囲む――中国反日暴動の裏側(十四)
宮崎:中国が今毎日240万バーレル石油を輸入しているが、おそらく10年くらいで一日500万バーレル輸入になる。それで、早めに国内的には新疆ウイグルから上海まで、4200キロのパイプラインを引いた。そのパイプラインを次にカザフスタンにまで伸ばしているが、これが1900キロ、それから、ロシアのシベリアの途中から分捕る、とうとう中国の方が先に工事をする。
西尾:日本はそれにお金を払うんですか?
宮崎:いえ、先にするのなら日本はそこまでお金を払わない。それからサハリンのガスも一本は中国向けです。それから、イランにですね、イランには総額2000億ドルの投資をしているんですよ、中国は。それからブラジル、インドネシア、あらゆる所に投資をするんですけれど、これは日本の大東亜戦争の資源を求める戦線の拡大と同様に、ものすごく危険じゃないかと思うのです。一つは、金銭的にもうアホができなくなるんですよ。2000億だの1000億だののプロジェクトを、ぼんぼんぼんぼんやっているわけだから。その エネルギー投資の破綻がおそらく、三年から五年くらいで出てくるだろうと思うのです。
もう一つは国内的に、今発電所をものすごく作っているんです。今でも発電は石炭が72パーセントです。五年以内に原子力発電を30基くらい作ると。今もさかんに作っています。水力発電もそこらじゅうにダムを作っています。ダムなんですが、今22000箇所ダムがあるんですが、 実際に2000くらいは機能していないんです。水力発電が壊れているんです。山峡ダムも今2mくらい亀裂が入っています・・・・(笑い)
山峡ダムは軍が反対したんですよ。あれ破裂したら100万くらい流域が水没します。原子力にいたっては、日本製をまだ入れていませんので、ロシア製でしょ。これは チェルノブイリの二の舞があるんじゃないでしょうか。あれぐらいの原子力のレベルでは。ですから大変なことになるんですよ。そういう意味でね、次の問題は水もさりながら、このエネルギーに対する無謀な投資がどこかで破綻をきたすような気がします。
西尾:ちょっとお伺いしますが、日本の10倍の人口があるから、そんなにエネルギーを確保する必要があるのですか。日本は中東から順調に安定した輸入があるから、賄われているんですか。日本のエネルギーの何倍くらい、中国は必要としているのですか。
宮崎:石油消費でいえば、中国は世界第二位です。日本を越しましたから。
西尾:同じくらいなんでしょ。
宮崎:人口比から言えば、よくこんなものですんでいるなという気がするんです。
西尾:でもとんとん、同じぐらいなんでしょ。なんでそんなに・・・・
宮崎:今申し上げますが、今までは国内にあったんですよ。大慶油田があったし、勝利油田があった。大慶油田が今枯渇しています。それから勝利油田も今生産を拡大できない。ですから 東シナ海も日本と衝突おこしてまでしてむちゃくちゃ開発をする。ベトナム、フィリピン、マレーシアともそうで、石油からガス重視に移管しているんですよ。ガスの契約が多いですよね。石炭はだからといって、急に壊せないんですよ。廃坑、安全基準を満たしていない炭坑を次々に廃坑を命じているんですけれど、その廃坑を温州の資本が入って、また営業をやって、ひそかに石炭を取っている。
それからこれは我々の常識では考えられないのですが、 エネルギーを盗むやつがいるんです。しかもこれがまた凄い盗み方なんです。例えば石炭を、20輌の貨物列車が通りますよね、その列車ごと全部盗んじゃうんです。その規模の強盗事件がそうとう起きています。それからガスも盗むんです。途中からパイプラインを引いて。(笑)
C:盗んでどうするんですか?
宮崎:闇で売るんです。
西尾:でもどこかにいったん貯蔵しなくちゃならんでしょ。
宮崎:それはタンクローリーを盗むんですから。何台も盗みますから。それから漏電、漏水の問題があります。水道管が悪いんですよね。 40パーセント漏水だっていうんですよ。その無駄遣いがあるでしょ、 電力もおそらく30パーセントくらい無駄になっているんです。それプラス電力を盗む奴がいますからね。このエネルギーをもうちょっと日本なみに締めるとですね、漏水、漏電をなくして、省エネを図ればいいんです。石炭の電力発電のところは、公害装置を取り付ける。日本はこれで成功したから、消費がこれですんでいる。中国は目先の消費と、バクチ性があるから、儲かると思ったらそっちへ入り込んでくる。収拾がとれなくなっているんでしょう。
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パイプラインの設計してるとまさにこれに今対応して円弧推進・連続推進工法というので深さ10〜60Mの所に750〜900mmのパイプ2本落として地上から見えなくしてますね。上海の河川横断とか重慶の運河横断など友人が設計してましたが、反日運動に腹立てて帰って来ましたよ。それにプランと人ばかりで総予算が低い話でてましたね。仮に基本設計できても関連設備プラントや操作架台は製図者少数ですね。基礎設計きちんとしないので設計管理できない→施工管理できない→維持管理できない→無駄になる。トータルコストの発想から違うと思う。
2005/6/8(水) 午前 8:29 [ あきら ]
あきらさん。貴重な情報ありがとう。こういう実話(内情)は大変参考になります。このような話を聞くと、ますます中国リスクが心配ですね。日本企業もリスクを十分考えた上で進出しないと後悔しそうです。
2005/6/8(水) 午前 9:36
スッゴイ勉強になりました。あきらさんの情報も。昔新日鉄が宝山製鉄所建設のため、多くのエリートを送ったそうです。ほとんどがうつ状態なった中、体育会系の人材が頑張ったそうです。理屈には理屈で返そうとする人は厳しくて、もうえーやんか マッ酒でもと言う感じが良かったようです。当時中国の労働者は働かなかったそうです。
2005/6/8(水) 午後 1:02 [ サスケとサイゾーの父 ]
お〜あきらさんさすがです!すごい秘話だ(^^ 今の中国の産業基盤は、日本が無理して対米戦争に突っ走った頃より危ないですね。このままポックリ滅んでくれればいいんですが、無茶な中国投資を続ける日本企業には、チャイナバブル崩壊というつら〜い出来事が待っているのですね・・・
2005/6/8(水) 午後 3:19 [ - ]
中国に関しては、エネルギー破綻に然りで在りますが、まず共産主義の破綻も大いに在りうると私は思っております。今、日本に向いている支那人の不満が中国共産党に向けられた時が、中国破綻の期であろうと思われます。共産主義に関わらず、貧困の格差が露骨化されている事を理由に天安門の二の舞を食らうのは必至ではないでしょうか。 どの道、中国の生殺与奪権は、我が国と米国次第であります。 じっくり経過を見定めていく必要がありますね。 話題が少しそれてすいません。
2005/6/8(水) 午後 9:38 [ - ]
資源をどこまで蝕むんでしょうね。遊牧民が砂漠化を加速させたように採れるだけ採って後はしらんじゃ困ります。省エネがんばらないと。だからって日本に頼らないでほしいけど。
2005/6/9(木) 午前 10:37 [ nem**ama*200* ]