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マスコミのバッシングに敗れた安倍首相
(写真はSankei Webより)
日本で最も信頼の置ける政治評論家の一人、屋山太郎氏が産経新聞のコラム「正論」で自民党大敗の原因を総括している。
産経新聞を購読されていない方や忙しい方のためにその抜粋をご紹介する。
産経新聞(2007年7月31日)
自民惨敗を演出した「国民の真意」
「官僚内閣制」打破こそ望んでいる
政治評論家・屋山太郎
≪何が惨敗した原因か≫
(前文略)
今回の敗因は安倍氏の掲げる「戦後レジームからの脱却」が否定された結果ではないと思う。憲法や教育を含め戦後レジームを守りたい一部のマスコミのバッシングに敗れたといっていい。「年金の記録洩れ」と「政治とカネ」は本来、政治の主要なテーマではない。年金の本来の議論はいくら貰えていくら税金を調達しなければならないかだが、この点でいえば自民党も曖昧なら民主党もより雑駁だった。記録洩れは行政のトップとして安倍氏の責任に帰せられるが、実のところ責任はない。社会保険庁の内部が怠業、ねこばばし放題という腐った職場になった責任の大半は自治労、つまりその組合を母体とした民主党の責任にも帰せられる。
政治とカネは重要問題には違いないが小沢一郎氏にそれを語る資格があるのか。小沢氏は政治資金で個人名義の10億円余の不動産を買ったが、そのさい贈与税は払ったのか。また自由党時代の25億円の政党助成金の使途について必要な領収書は示されていない。赤城徳彦農水相の領収書二重添付やその言動は政治家失格だが、それを嗤って巨悪が不問にされていいのか。
≪官僚内閣制改革への挑戦≫
安倍氏がやった国民投票法の制定、教育基本法改正、防衛省昇格問題は歴代内閣が何十年も先延ばししてきた問題だ。社保庁の解体もまさに妥当な解決だ。国会を延長してまで断行した公務員法の改正こそ、安倍氏がやりたかった本命の政治課題だろう。安倍氏は明治以来の「官僚内閣制」が依然として続いていると認識している。これを憲法に盛られた「議院内閣制」にしてこそ、政治が国民のものになると考えている。その改革への突破口が「官僚の天下り根絶」ということになる。
松岡前農水相の絡んだ「緑資源機構」は天下り官僚の巣窟のような存在だった。社保庁も天下りポストの一つに過ぎなかったからこそ、無責任体制がはびこったのである。衆院調査局の調査によると、4600法人に2万8000人が天下っており、そこに流れる資金は5兆9000億円にのぼるという。これはまさに官僚が産業界をも支配するの図である。特殊法人、公益法人、独立行政法人はいずれも法律上の根拠をもって設立されている。これは官僚が立法府をも操っている証拠だ。
≪格差問題軽視してきた罪≫
国民は官僚主導の体制に反感を募らせてきた。安倍氏はこの体制を清算するため参院選の候補選びに口を挟もうとしたが、青木幹雄参院議員会長らは聞く耳を持たなかった。
(Ponko注:櫻井よしこさんもそれを指摘していたし、田原総一朗も「タマが悪い」と選挙前からいっていた)
片山虎之助参院議員幹事長の落選は国民の反発を象徴する出来事だった。閣内にも伊吹文明文科相や尾身幸次財務相ら官僚出身の古手は「官僚内閣制」の清算の必要性を全く理解していない。現職で敗れた面々は敗れるべくして敗れたと自覚すべきだろう。
しかし、この後、屋山氏は安倍政治は「格差」問題を軽視してきた罪は大きいと批判している。
「首都圏に3500万人もの人口が集中して、地方の富が首都に吸い上げられている」
というがいかがなものであろう。
人口動態問題まで安倍首相に責任を負わせては、ちと可哀想とも思える。
「首相は重要法案を片づけた強引手法を今度は対話による手法に切り替えて貰いたい」
というが、北朝鮮への制裁を止めて対話路線で行けと言うのに似ている。
力ずくでも通さなければいけない重要法案もあり、「強行採決」と野党は非難するが、議会制民主主義に違反したというほどのものでもあるまい。
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/seiron/070731/srn070731000.htm
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補助金に頼りきっていた地方が望んでいるのは、ひと昔前のばら撒き自民政治である。地方交付金を削ったら民主党が勝ったのが今回の地方の結果である。地方の行政の真摯な反省もなしに地方の活性化などありないはずなのに安直に民主党に投票してしまって後悔するのはまた地方のはずだ。
2007/8/1(水) 午前 1:37 [ Terry ]
衆議院戦が楽しみになってきました。
日教組等にささえられている民主党が政権をとるなんて夢のまた夢ですね。
2007/8/1(水) 午前 1:55 [ - ]
本質論では安倍さんはしっかりと仕事してきています。枝葉末節のマスコミ報道にしてやられたと思います。マスコミ衆愚政治と思いました。民主党になればこれ以上のことが出来るのか、例えば財源は?どうするのか考えるとさらにそう思います。お馬鹿な女性評論家は衆議院で民意を問えとまでいう始末。お馬鹿としかいいようがなく。
2007/8/1(水) 午前 5:47
民主が選挙に勝ったのは偏向報道のためであり。この偏向報道がなければこんな売国政党に負ける可能性は低かった。
2007/8/1(水) 午前 5:53 [ 反日マスコミ打倒 ]
強制採決が繰り返されたのは、民主党がありとあらゆる手段を使って反対したからです。 場合によっては民主党案を自民党が丸呑みにしても小沢民主党が採決で反対したことを忘れてはいけません。
2007/8/1(水) 午前 7:11 [ johnny ]
自民党内の安倍首相続投に反対する「声」をさも大げさに報道しているマスコミ各社、毎度加藤紘一を登場させて自民党内の意見のように報じているが、日頃政治に興味のない人達は単純に党内が揉めていると受け取るかもしれない。このように世論誘導を毎日のように繰り返している。既に党内は挙党一致で固まっているのにである。
安倍首相は続投を決めたのだから自分の信念を通し、本来の政策論争に巻き込むべし。野党は安倍下ろしに奔走するだろうが、そんなことは国会議員として本来の仕事ではないと泰然自若として受け流す事が肝心だ。この一ヶ月、国会は夏休みに入る訳だから静かに熟考するいい機会だ。
2007/8/1(水) 午前 7:39 [ emu ]
小沢不動産にホッカムリし続けた罪は重いですね。なにが「政治とカネ」ですかぃ。馬鹿にすな
消費税選挙以来全然変ってないマスゴミの言霊悪用。お前等に小泉善総理のワンフレーズを批判する資格などない
2007/8/1(水) 午前 8:29 [ aikeiall ]
衆院議員選挙は逆に自民が大勝するような気がします。国民は自民にお灸を据えるつもりでだったのでしょうが、お灸が効きすぎた事に後悔しています。日本国民の良識を信じたいと思います。そうであってほしい・・・。以上私の願望でした。
2007/8/1(水) 午前 8:29 [ eguchi ]
自民党大敗は、一部のマスコミのバッシングが大きな原因の一つと思います。
ただ気になるのは、従来の自民党支持基盤層の変化です。即ち、このところの構造改革政策によって、自らの受益に連ならないと感ずる自民党支持層(特に地方)が発生しているのでは。
自民党は改革を進めるがゆえに、支持層を失うという矛盾に突き当たっているのでは。
今回、民主党はここを突きましたが、それは旧来のバラマキ政策になりかねないと思います。
2007/8/1(水) 午前 10:30
みんなでこれ投票しませんか?http://quizzes.yahoo.co.jp/quizresults.php?poll_id=5374&wv=1
2007/8/1(水) 午後 0:17 [ Terry ]
ごめんなさいhttp://seiji.yahoo.co.jp/こっちでした。
「参議院選挙で首相は退陣すべきか否か」という投票です
2007/8/1(水) 午後 0:20 [ Terry ]
関連トピックTBさせていただきます。
2007/8/1(水) 午後 0:40
ponkoサン申し訳ありません。同テーマの投票は終わってしまいました。削除してください。お騒がせしてしまい恐縮です
2007/8/1(水) 午後 3:27 [ Terry ]
正に屋山太郎さんの言う通りである。年金問題は自治労=民主党の問題なのである。それを言わずに惨めな大敗である。何故それが言えなかったのか!何を恐れたのか!一部のマスコミが悪い、と言うがそのマスコミよりもっと悪いのが今回の選挙に対する自民党首脳の意気地のなさと頭の悪さである。政治は子供のママゴトの世界とは違うのである。マスコミのせいにばかりにしていては、この先の解決に何の役にも立たない。
2007/8/1(水) 午後 10:33 [ - ]
朝のワイドショー(テレ朝)に菅直人がでて言いたい放題で回りの鳥越さんや関係ない北野誠や変な弁護士などが”よいしょ”してるのみて気持ち悪くなりました。赤城さんも辞めさせられるのわかってか辞表っての情けないとおもう。(安倍さんが辞めさせたらしいかもと・・)こういう(左系)のメディアが喜んでいるのを見てやっぱり”勝たなくては”とつくづく思いました。
2007/8/2(木) 午前 10:40
安倍首相が実行してきた改革路線は正しいと思います。しかし、いま日本の中産階級以下と地方は経済的な分配量が目減りしていらだっています。改憲に向けた国民投票法、教育基本法などの改正は支持するに価するとしても、経済的な手取りの減少に悩む都市中産階級以下と地方在住者にとって、安倍さんがその苦しさにしっかり目を向けてくれていないのではないかと、苛立ちを感じたのが今回の選挙結果となって表れたのでは、ないでしょうか?地方の票と都市の浮動票が民主党に流れたのは、その苛立ちの表明のような気がします。ミケ
2007/8/2(木) 午後 11:48
安倍さんは運が悪いのもあるが、うまくマスコミを扱えない実力のなさを感じます。マスコミは常に強いもの体制側に文句を言っているばいいだけで何の主義主張もありません。小泉さんのように肩すかしができればいいのですが、まじめちゃんと思います。それだけにこのままつぶすのは残念です。ほかにまともな人が代わりにいないから。どうせなら民主党の岡田さんがいいかな。
2007/8/3(金) 午後 6:52 [ apolo130403 ]
私達地方(鹿児島)に居る者は、中央と地方の格差を実感として感じます。中央は好景気で沸いているというのに、私達は、依然として不景気と感じています。一例として、現在の鹿児島の有効求人倍率は、おそらく70%台ではないかと思います。このように、何故、いまだに不況なのか?それは、公共事業が減らされたからです。そこに目をつけたのが、小沢一郎です。安倍さんのこの辺りの地方の不満を和らげる方策を講じないと、近いうち衆議院を解散しても、又同じ轍を踏むことになるでしょう。敬愛する安倍さんに、今後も、頑張って頂く為にも、少し、現実的な対応も必要かと思います。
2007/8/7(火) 午後 6:47
屋山さんの歯切れには、いつも同感!と声をあげたくなります。
地方の復興で公共事業のことが上げられていますが、一部の土建屋が潤うだけです。
マスコミは、なぜ小沢一郎の金権体質を追及しないなのか不思議です!
民主党も小沢一郎と組んでから、期待していた前原氏などの声も聞こえなくなりました。目の前の問題だけの小沢では、二大政党は無理です。政界再編成か、民主党の人材集め・育成しかありえません。
今の小沢には、政界再編製の求心力はありません。だから、自民党を出た人なのに。
2007/9/18(火) 午後 3:31 [ - ]
中央と地方との格差の問題は地方に住んでいる人でないと分からないかもしれません。景気を引っ張る大企業や国全体の景気をまず回復してそのメリットを地方に波及させるか、全員が少しずつ良くなるのか方法論の違いとも思えますが。
2007/9/19(水) 午後 1:20