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上海が沈む
上海の土地が少しずつ地盤沈下しているという話はあちこちで聞いていましたが、いずれ近未来の中国で民族の大移動が始まるとか。
ご存じなかった方のために・・・・
瀕死の中国(宮崎正弘著)より
上海沈没の危機
一方で、都会を待ち受ける運命は?
摩天楼だらけの上海で、こんどは地盤沈下の恐怖がある。
不動産バブルが深刻な上海で、18階以上の高層ビルは既存でも2800棟、そこに新たに2000棟も、工事許可が降りて、一部は建設が進められている。
南京地質鉱産物研究所は「長江デルタ地域の地下水資源と地質災害調査評価」を報告している。
「長江デルタ(長江以南)の10平米範囲での長期間の過剰汲み上げによって、地域性地盤沈下と地割れ等の地質災害が引き起こされ、とくに上海市区、江蘇、蘇州、無錫、常州地域、浙江、杭州、嘉興、湖州は地盤沈下の八大中心地域である」(毎日経済新聞2005年1月4日付)
こういう分析もある。
「1921年から1965年までに上海は、およそ2メートル40センチ地盤が沈下した。原因は井戸の掘り過ぎ。地下水をめったやたらに汲み上げて消費したからだ」(ニューヨークタイムズ2003年10月14日)。
人間は同じ過ちを繰り返すものらしい。
ビルを建て過ぎたため上海の中心部は毎年1センチ地盤が沈下している。これはある時点で加速度的に沈下スピードを上げるのは物理学の常識であり、新しい都会の悩みがいずれ現実問題として浮上するだろう。
かくして近未来の中国で民族移動は確実に起きる。
第一は自然環境の変化である。温暖化、寒冷化すべては人の住む条件を変え、とくに寒冷化は民族を南下させる。水を求めて水量豊かな流域へ流れ込むのだ。
第二は疫病の流行からの逃避である。SARSが収まったと思いきや、次は鳥インフルエンザ。
WHOに報告されていない奇病は中国全土に存在している。
日本の水俣病に類する河川公害、水の汚染が原因とされる。
第三が食料への希求だ。
環境変化、疫病によって、フン族はゲルマンを追い払い、ゲルマンの大移動はヨーロッパの人口動態を変えた。原住民のケルト族はドーバー海峡に蹴落とされ、すきっとランドからアイルランドへ。
同様に狩猟民族だった漢族の先祖は長江の農耕文明を襲い乗っ取った。食料のためである。
中国で次に起こりうるシナリオは黄河流域から長江流域へ数千万人の大移動である。
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日本にだけは来ないでね。
2005/7/4(月) 午前 0:18 [ jul*a*y5* ]
とても興味深い記事ですね。勉強になります。
2005/7/5(火) 午後 2:46
例によって記事内参照先にさせて戴きましたのでトラバ致します。
2005/7/7(木) 午前 8:58 [ akira062363 ]