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先日の栃木県大田原市に続いて、茨城県大洗町が扶桑社の歴史教科書の採択を決定した。
ところが、所属する共同採択地域は別の教科書を採択することになったので、町の予算で買おうとしている。
今朝の産経新聞一面トップ記事だが、産経以外には出ないと思うので、他紙を購読の方にご紹介する。
大洗町教委がんばれ!
扶桑社教科書
独自予算で使用検討
茨城・大洗町 地区協、再否決なら
茨城県大洗町教委が、来春から使用する中学歴史教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆した扶桑社の教科書を全員一致で選んでいたことが18日分かった。しかし、同町など14市町村で構成する共同採択地区は別の教科書の採択を決定。大洗町教委は承認せず、異例の再協議が行われる。再協議でも扶桑社に決まらなかった場合、大洗町は、国による無償配布ではなく独自財源で扶桑社教科書を使用する方向で検討している。
関係者によると、大洗町教委は6日に臨時教育委員会を開き、中学歴史教科書について「学習指導要領に最も忠実な教科書で、日本の歴史や伝統を愛する県民性に合っている」として、扶桑社を採択すべきだとの意思を5人の委員の全員一致で確認した。
大洗町は水戸市、ひたちなか市など茨城県中央部の5市8町1村で同じ教科書を選ぶ「第3採択地区」を構成しており、柵山美代子教育委員長と加藤一五教育長が八日に開かれた地区協議会に出席して扶桑社採択を強く主張したが、協議会は多数決で日本文教出版の教科書を選んだ。
これを受けて大洗町教委は12日に教育委員会を開いたが「承服できない」との意見で一致し、協議会の決定を否決。このため第3採択地区協議会は今週中にも異例の再協議を行う。
教科書の採択権は法的に教育委員会にあるが、共同採択で同じ教科書を選ぶという矛盾した規定もある。また、採択地区の最小単位は「市もしくは郡」とされ、大洗町が協議会を離脱して単独の採択地区になることはできない。
大洗町教委は、再協議でも扶桑社に決まらない場合は、歴史だけは国の教科書無償配布とは別に町予算に教科書購入費を計上するなどの措置を取り、あくまで扶桑社教科書の使用を目指す方針だ。大洗町立中は2校で、生徒数は520人。
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