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茨城県大洗町が独自予算を計上してでも扶桑社の歴史教科書を採択しようとしている(既報)のは、「共同採択」のシステムに欠陥があるからだ。
産経新聞(2005年7月19日付朝刊)より
【視点】 扶桑社教科書 独自予算で使用検討 共同採択に欠陥
茨城県大洗町教委が教科書採択地区の決定に反旗を翻し、町予算での独自使用を検討していることは、複数の市町村で同じ教科書を選ぶ共同採択制度の欠陥を改めて浮き彫りにしたといえる。
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」(地教行法)は教科書採択を教育委員会の職務権限と定めており、大洗町の教科書を決める権限と責任は大洗町の教育委員たちにある。
一方で「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」(無償措置法)は、共同採択では「協議して種目ごとに同一の教科用図書を採択しなければならない」としており、協議会で意見が通らない場合に教育委員会の採択権をどう保障するかの規定はない。
前回の中学教科書採択が行われた平成13年、栃木県下都賀採択地区(2市8町)で扶桑社教科書の採択が決まりながら、抗議を受けた市町教委が否決し、再協議で逆転不採択になった。文部科学省はこれを受け、市町村の意見が一致しない場合のルール作りを都道府県教委に通知していたが、教育委員会の採択権と共同採択の矛盾は解消されていなかった。
教科書採択は「義務教育の教科書は国が購入する」という無償配布制度の枠内で行われている。
今回の大洗町教委の“反乱”は、歴史だけは独自財源で無償配布してでも権限を行使する覚悟を示しており、「自分の町の教科書は自分たちで選ぶ 」という教科書採択権の確認を文科省に突きつけた格好だ。(教科書問題取材班)
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この記事知ってます。この息で頑張って欲しい、どうも普通に考えると扶桑社が最適なのは当たり前。今までは抗議が怖かっただけだから、全国に普及して欲しいです。
2005/7/19(火) 午後 1:33 [ jul*a*y5* ]