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中国の崩壊は間近い
国営機関の民営化、規制撤廃が日本の経済を活性化させる、デフレが今に来るなどと、その予測がよく当たる経済評論家・長谷川慶太郎の新著。
1986年には「さよならアジア」の著書を出し、日本国民は周辺のアジアから孤立せざるを得ないし、それが日本国民の幸福だ。
その最大の理由は戦争に対する「謝罪」と「賠償」をいつまでも続けて「時効」の概念の欠落する非近代国家の周辺国にある・・・と20年前に今日の閉塞状況を見通している。
第16回共産党大会が開かれた2002年、その直前に江沢民がブッシュ大統領の自宅を訪ね、「革命政党」の基本姿勢を捨てて「国民政党」に変身すると約束し、事実上の「冷戦での降伏」をした。
ところが、六ヶ国協議で中国は北朝鮮に対して核武装を解除させる気はさらさらなく、自国の国防上、必要不可欠な緩衝地帯として北朝鮮を温存させようとしていることが明らかになり、「冷戦での降伏」は江沢民の欺瞞工作であることが分かった。
しかし、圧倒的な米中の軍事力の差から、胡錦涛は米国との戦争は絶対に避けようとしている。
中国共産党の崩壊は間近いと著者はみている。
「共産党の一党独裁体制を支えてきた情報独裁が携帯電話の大量普及で消滅した以上、共産党独裁体制の崩壊、消滅は時間の問題」だという。
携帯電話の普及がそれほど決め手になるのか、やや疑問ではあるが、一刻も早くそうなることを望みたい。
精度の高い情報の収集と冷静な分析、正確な予測をする著者の最近作は一読の価値がある。
中国「反日」の末路
(長谷川慶太郎 東洋経済新報社 2005年6月)
序章 深刻化する日中関係
第1章「冷戦」の最終局面が到来した
1.20世紀のもたらした国民への重い負担
2.20世紀の歴史の教訓
第2章 中国政治路線の自己矛盾
1.中国の統一と共産党の役割
2.中国共産党の特徴
3.一党独裁政権は崩壊する
第3章 共産党独裁政権は崩壊する
1.戦時体制
2.情報入手の自由の否定
3.弱まった情報統制力
第4章 携帯電話の普及で無力化する統制
1.中国は世界最大のケータイ普及国
2.共産党の自信喪失
第5章 共産党独裁体制崩壊のプロセス
1.「何時まで論」の拡大
2.秩序の崩壊
3.不況は社会不安を生む
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中国の崩壊は間違いないでしょう。ただ、中国政府はまさにそれを狙っているような気もしてきました。元の切り上げが行われて、その後恐らく暴落すると思うのですが・・・中国政府はまさにそれを狙って外貨獲得しようとしてるんじゃないかと・・・恐らくその後中国経済はとんでもない事になるんでしょうけど、恐らくそんな事は中国政府にとってはどうでもいいことなんでしょうね。
2005/7/25(月) 午後 9:34
コキントーは自分の時だけ上手くいけばいいと思ってますよ。最後の主席になりたくないぐらいじゃないですか。携帯電話もそうですが、パソコン・ネットの普及も大きいですよ。ネットには蓋しようとしてるけどね(笑)
2005/7/26(火) 午後 2:47
中国経済の破綻が決定的になれば、中国共産党の一党独裁も崩れるでしょう。もしかしたら、国家分裂、はたまた内戦勃発という危険もはらんでいます。これは別におかしくありません。彼の国の歴史がそれを教えてくれます。
2005/7/26(火) 午後 5:52