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異国間で「歴史の共通認識」など出来る訳は無いことは自明の理である。
各国は自国に都合のいいように歴史を解釈するから、歴史は国の数だけある。
したがって、反日を国是とする中国や韓国と日本が共通の歴史認識に基づいて、共通の教科書などできるはずはない。
しかし、扶桑社の「新しい歴史教科書」の対抗すろために、日・中・韓が協力して三国共通の歴史副教材書「未来をひらく歴史−東アジア3国の近現代史」を発刊した。
日本の執筆者はもちろん反日活動にいそしむバリバリの反日売国奴である。
ところがその共通教科書も、出来上がってみると、温度差などという以上に認識がバラバラであることが明らかになった。
たとえば、「朝鮮戦争」について、韓国向けの教科書は「北韓の人民軍が武力統一を目標に南侵した」と正しく記述しているのに対し、日本語の教科書は「北朝鮮の人民軍が半島南部の解放を目指して南下を始めた」としている。
また独立門についても、日本語版の方がより反日的な解釈(歪曲)をしている。
いかに日本側の著作者たちが、北朝鮮のチュチュ思想に犯されているかの証左である。
産経新聞(2005年8月1日付朝刊一面トップ記事)より
日韓中、近現代史
共通教材、異なる記述
朝鮮戦争 「解放」と「侵略」
【ソウル=黒田勝弘】日本、韓国、中国の民間による三国共通の歴史副教材として宣伝されている『未来をひらく歴史−東アジア三国の近現代史』が、朝鮮戦争(一九五〇−五三年)に関する記述などでまったく異なる内容になっていることが明らかになった。
「歴史認識の共有」と「同じ内容の本を三国の言葉で同時発刊」(あとがき)することを売りものにしたこの副教材は、日本の近現代史を暗黒と否定で描く“反日”では一貫しているものの、結果的には「歴史認識の共有」の難しさを示した形になっている。
違いが目立つのは朝鮮戦争の部分で、日本語版が「北朝鮮の人民軍が半島南部の解放をめざして南下を始めた」とし、戦争の開始を「解放」という言葉で肯定的に記述しているのに対し、韓国語版は「北韓の人民軍が武力統一を目標に南侵した」と記述し
「侵略」を明確にしている。
日本語版は北朝鮮の“歴史認識”そのままの記述であり、近年は親・北朝鮮化している韓国でもそれは受け入れられないというわけだ。このすれ違いは、日本側の製作者が、いかに極端な歴史認識を持っているかを象徴するものだ。
一方、この「副教材」は慰安婦問題には異様なほど熱心に多くのページを割いているが、韓国語版が慰安婦を「性奴隷」と表現しているのに対し、日本語版にはこの言葉はない。
このため民間団体による関連イベントについて、日本語版では「女性国際戦犯法廷」となっているのに対し、韓国語版では「日本軍性奴隷戦犯国際法廷」と記述されている。
また十九世紀末の列強のアジア進出、支配については、韓国語版が「進出」と表記しているのに対し、日本語版の方は「侵出」と強い表現になっている。日清戦争(一八九四−九五年)の後、韓国で民族的自主の願いで建てられた「独立門」についても、韓国語版は中国に対する独立を強調しているのに、日本語版は日本に対する抵抗・独立の意味を強調している。
この本は日本の「新しい歴史教科書をつくる会」や扶桑社版教科書に対抗するために製作され、韓国では盧武鉉大統領が称賛し、マスコミが大々的に持ち上げ、日韓双方の執筆者は現在、日本での扶桑社版教科書の採択妨害の先頭に立っている。
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