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目次はどれもこれも刺激的な言葉で埋められている。
思わず買って読みたくなるリードと目次つくりが上手い。
本書を読めば、覇権主義を強める中国に対して、わが国は十分なる防衛対策を取らねばならぬことを痛感する。
「日中友好」「東アジア共同体」などと夢まぼろしを追っていては、日本は間違いなく中国の属国となる。
低賃金の国、膨大な消費国として中国に過大な期待をかけて資本投下する日本企業の危うさも浮き彫りになる。
「国売りたもうことなかれ」(櫻井よし子著)のなかの「独立国としての基礎をつくれ」の結びの言葉:
中国の野望を考えれば、日本のとるべき道は明らかである。
日本の自立を望むブッシュ政権の4年間を天与の時ととらえ、その間に憲法改正をはじめとする国家の基盤づくりをいそがなけければならない。
日米は中国の覇権主義とどう戦うか
(日高義樹著 徳間書店 2005年7月)
目次
第1章 中国はなぜアメリカに挑戦するのか
1.中国は国家戦略を秘密にしている
2.中国はスーパーパワーをめざしている
3.2015年、先端技術で日本を追い越す
4.中国は軍事先端技術でアメリカを脅かす
5.中国の大陸間弾道弾がアメリカを狙う
第2章 中国は国家崩壊と分裂の危機にある
1.中国は構造的に分裂、崩壊する
2.外辺からの混乱が中国を滅ぼす
3.中国は石油と資源が不足している
4.中国人はチームプレーができない
5.賃金の高騰はですでに危機が始まっている
第3章 中国は日米安保条約を空洞化させる
1.在韓米軍と沖縄の海兵隊を撤退させる
2.2008年、戦わずして台湾を併合する
3.アメリカ軍を西太平洋から駆逐する
4.中国はシベリアを買収し石油を狙う
5.中国はアジアに新しい秩序を作る
第4章 アメリカは中国の挑戦にどう対処するか
1.アメリカは朝鮮半島で地上戦をしない
2.北朝鮮と戦うのは無駄なことだ
3.北朝鮮は全面爆撃しかない
4.全面爆撃後の米中関係はどうなる
5.「トランスフォーメーション」は有事駐留か
第5章 中国の反日偏向暴動はいったい何だったのか
1.日米中の新しい時代が始まる
2.米中は経済的に融合している
3.米中、米ソの冷戦は同じではない
4.中国の指導者はアメリカを騙す
5.アメリカのリベラルは中国を支持する
第6章 アジアの覇権をめざす中国とどう戦う
1.中国が沖縄を狙っている
2.なぜ中国はアジアの覇権を狙うのか
3.中国とは何か
4.日米の協力体制を強めなければならない
5.アメリカは日本の憲法改正に反対してはならない
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