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中国のインターネットは一種の国家LANで完全に管理されているが、尖閣諸島を占領したという怪情報も流れているという。
覇権主義の中国のことだから、まんざらあり得ないことではない。
関東から中国まで「梅雨明け宣言」が出て、所によっては猛暑の今日、少しはヒヤッとしてみませんか。
一方、旧日本軍の遺棄化学兵器爆発は、補償金目当てのお芝居ということもあり得る。
産経新聞2005年7月17日付朝刊より
中国語サイトに反日怪情報
「中国軍が釣魚島上陸?」頭抱える日本政府
日中関係がぎくしゃくする中、インターネットの中国語サイトで最近、民族意識をあおる反日の怪情報が飛び交っている。
「中国軍が釣魚(日本名・尖閣諸島)上陸」といった挑発的な虚報ながら、権威付けを狙ってか欧米メディアを引用する形を取ったものもあり、日本政府も確認に振り回されたりしている。
「AP通信によると、中国の間諜艦、当方紅一号が中国海軍の駆逐艦を随伴して、北京時間2日午前11時58分釣魚島に接近。小型揚陸艇二隻と武装ヘリ一機が上陸した。沖縄駐留米軍は駆逐艦二隻を特派して行動を監視している」
7月2日にネット掲示板に掲載された情報である。事実なら一大事だが、上陸した事実もAPが報じた事実もなく、防衛庁関係者は「根も葉もない話」と一蹴した。
だが、五月末に流れた情報をぐっては政府内に一時、緊張が走った。
「今年一月五日、中国領に入った日本の潜水艦を中国海軍が拿捕した」。
英BBCの報道との触れ込みで始まる書き込みは、拿捕で昨年末に日本領海侵犯で中国原潜が受けた恥辱を晴らすと強調していた。
軍事機密が凝縮された海自艦艇が半年余にわたり中国軍の手中にあるなら、日米安保も揺るがしかねない事態である。
外務省は北京の日本大使館が収集した情報を基にも六月中旬、防衛庁に事実確認を求め、結局、「事実無根」との回答を得て胸をなで下ろした。
中国の対日姿勢を糾弾する"怪情報"もある。
国竜江省チチハルで一昨年八月、旧日本軍の遺棄化学兵器による爆発事故が起き、日本政府は非を認め死亡者らに補償金を支払うことになった。
その事故が「人民解放軍が補償金目当てに仕組んだ事件」だというのだ。在米中国人と称する人物が四月末「人道にもとる」と糾弾したもので、真偽は定かではない。
日本の公安担当者の一人は「中国のネット情報は反体制派が流す貴重なものもあり一概には無視できず、確認を試みるほかない」と話している。
(長谷川周人)
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