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中国に取り込まれたキッシンジャーとブレジンスキーの話は、同様に中国に取り込まれた日本の政治家たちを思い起こさせる。
そして、中国という国の謀略の恐ろしさを痛感する。
中国の戦国時代からの策略権謀が今でも生きているのを目の当たりにする。
日本は増大する中国からの脅威に対して、いたずらに米国の核の傘の下で安寧を貪っていてもいいのか?
ほんとうに傘は役に立つのか?
このブログでも「中国脅威説」に対してムキになって反論してくるアラシがおられるが、まさか米国の大物政治家のように中国に取り込まれたワケではあるまい。単なる不勉強なカブレ者であろう(笑)
それはさておき、日本の運命が米国に握られている現実には慄然とする。
今は共和党政権だからまだいい。
しかし、ブッシュが失政したとか、民主党のクリントンの奥様が単純なアメリカ大衆の通俗的な人気で大統領になってしまったらどうなるか?
小泉さんのポピュリズムを批判する前に、アメリカのポピュリズムで日本が再起不能にならないように、早く手を打たなければ。
それには、一国も早い憲法改正と自主防衛能力の強化しかないと考えるのだが・・・
「中国の核が世界を制す」より
キッシンジャーとブレジンスキー
日本には核を持たせず米中共同支配を
親中派のキッシンンジャーやブレジンスキーは、米中間のパワー・バランスが中国にとって有利な方向に進んでいるのを承知している。しかし彼らは、「アジア太平洋地域において、米中両国の覇権は平和的に共存できる」と主張する。
民主党系の学者や言論人には、この「米中両覇権の平和共存は可能」という仮説−中国共産党にとって都合のよい仮説−を支持するものが多い。
彼らの多くは、「台湾が中国に併合されるのはやむをえない。米中両国は東アジア地域において、日本にだけは核を持たせず、 日本が自主防衛できないように抑えつけておき、米中両国の利益になるように日本を共同支配すればよい」と考えている。
この種の対日政策は、1972年2月のニクソン・周恩来による「米中密約」の内容と同じものである。国務省のアジア政策担当官にも、同様の考えを持つものが多い。
国務省官僚の約7割は民主党員である。ペンタゴン官僚の約8割は共和党員である。
民主党系言論人と国務省のアジア担当官には『親中嫌日」的傾向を持つ者が多い。共和党員とペンタゴン官僚は、とりたてて親日的だといっわけではなく、中国封じ込め政策に日本を利用できるかぎりにおいて親日的である。
キッシンジャーとブレジンスキーは中国の封じ込め政策に反対であり、二人とも、「たとえアジアにおける中国の覇権が強化されても、アメリカは日本の軍事力強化を許してはならない」と主張している。この二人には1970年代から「米中両国が協力して日本を抑えつけておく。日本には自主防衛能力を持たせない」という対日政策に関して、中国政府との間に強い合意があるからである。
彼らは、最近の米国で強くなってきた「中国脅威説」に対して、ムキになって反論している。
二人とも退官後、米中関係から経済的利益を得ているが、キッシンジャーが中国から得てきた報酬のほうがはるかに大きい。キッシンジャーが米中関係において果たした役割の重要性を認める中国政府の官僚ですら、「キッシンジャーはわれわれの目の玉が飛び出るようなカネを要求してくる」と、キッシンジャーの金銭欲の強さに不満を漏らしている。
二人とも自惚れの強いナルシシストであり、中国人に徹底的におだてられ、利用されてきた。
中国政府は「この男はわれわれの役に立つ」と判断すると、非常に積極的で気配りのきいたチャーミングな接待攻勢を、長期間にわたって継続する。中国政府は、カネか欲しい外国人には何度も繰り返してカネを渡し、女が欲しい人物には13-14歳の少女から中年の人妻まで好みのタイプの女をあてがい、名誉が欲しい人物には外交関係や文化交流で目立つ地位につけてやり、栄誉や勲章をあてがい、華やかな宴会を開いてやる。1973年2月、毛沢東とキッシンジヤーが真夜中に対談していたとき、毛沢東が、「女が欲しいか?中国の女が欲しければ何人でもやるから、欲しいだけ要求してくれ」と言ったのは有名な話である。
筆者がリリー元中国大使から聞いた話によると、著名な米ジャーナリストや進歩的「インテリ」親中的な記事や評論を発表していた者の中には、中国共産党から何人もの少女を「玩具」として供給され、「共産党に都合のよいことばかり書きまくっていた者がいた」という。
日本の政界にも、中国共産党からカネを貰ったり「玩具」の配給を受けたりして、日本国民に対する裏切り行為を実行している「大物」政治家がいる。
キッシンジャーとプレジンスキーはプライドの高いエゴイストであるから、他人の虚栄心を巧みに操る才能を持つ中国人にとって、操縦しやすいタイプの外国人である。二人とも中国政府首脳部から反日PRをたっぷり吹き込まれ、米国に帰国してから、その反日PRをそっくりそのまま復唱している。彼らは自惚れの強い人物であるから、「私は中国共産党に利用されている」という自覚がまったくない。
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