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民主党が小沢・菅などで党首を決める選挙をする。二大政党を守るためだという。
二大政党などありはしない。
自民と公明の野合与党と、左右ごちゃ混ぜ政党の民主党があるだけで、それぞれの国家観に基づいた政策論を戦わすワケでもなく、枝葉末節で互いに相手の足を引っ張ることしか念頭にない。
「教育基本法」が60年近く改正されなかったという事実はいったい何を暗示しているか。
しかも、「国を愛する心」を入れるか入れないかでもめている。
自民党は「国を愛するこころ」を主張し、「愛国心」という言葉を嫌う公明党は「国を大切にする心」を主張している。
かつて安倍晋三元幹事長代理の講演をじかに聴いたことがある。
「公明党の主張する『国を大切にする心』は『鉛筆やノートを大切にする心』ということからも分かるように、便利だから、都合がいいから大切にしようという心だ。決して『鉛筆やノートを愛する』とは言わない」
安倍さんのこの言葉が今でも耳に残っている。
「宗教的情操の涵養」も創価学会の宗派を守りたい公明党の意見で削除された。
修学旅行のコースから神社仏閣がはずされたり、給食時に「頂きます」というのも宗教的だからといってやめさせるとか、とんでもない行き過ぎがみられるという。
(創価学会の葬式はコワイと聞いたことがある。普通の葬式を出そうとしたら、会員たちがやってきて仏壇や位牌を投げ捨てて、まったく無宗教の寂しい葬式になったという。自分の目で見たわけではなく、あくまで伝聞ではあるが)。
「教育への不当な介入に服することなく」の条文も残るという。
サヨク教育への警告を「不当な介入」として排除しようと言うわけだ。
朝鮮総連関連施設への家宅捜査を在日が「不当介入」のプラカードを掲げて騒ぐのとと同じだ。
「君が代」「国家」の強制は不当だという論拠になっている。
自民党はこのまま公明党という不良エンジンを抱えて片肺飛行を続ければ、日本号は墜落することは間違いない。
産経新聞(2006年4月5日付朝刊)より
教育基本法
公明主導に自民反発
「愛国心」盛り込み不透明
与党の教育基本法改正検討会(大島理森座長)は5日、焦点である「愛国心」の表現をめぐる協議に入り、最大の山場を迎える。
与党間の調整はこれまで、公明党主導で進められており、自民党内からは、不満や「密室協議」との批判の声かあがっている。
■秘密主義
「(与党協議の中身、合意事項が)表にまったく出てこないのは問頴だ。議論のしようがない」
「卑怯な決め方ではなく、納得できる決め方をしてほしい」
4日の自民党文部科学部会と文教制度調査会合同会議。出席者からは、検討会の進め方に対する批判が相次いだ。大局座長は「桜か全部散らないうちにまとめたい」としているが、方向性は見えてこない。
検討会はすべて非公開。議案書はその場で回収されている。自民党の関係部会への報告も口頭だ。「すべての教育法令の根本」(文部科学省)と位置付けられる教育基本法を、制定以来59年ぶりに初めて改正しようというのに、具体的な改正点や条文の表現を知る者は与党内でもごくわずかにすぎない。
「愛国心」の表現をめぐっては、自民党が「国を愛する心」、公明党が「国を大切にする心」を主張し互いに譲らない。
自民党サイドでは、折衷案として「国を愛し、大切にする心」とする案も浮上している。しかし、公明党は先月28日の文部科学部会で、「国を愛する心」に反対する方針を確認しており、着地点は不明だ。
■改正後も問題
これまでの協議では、「自民党が押し切られ、公明党の主張が通る場面が多かった」(自民党関係者)という。合意内容にも公明党の意見が反映されている。
例えば、宗教的な情操をはぐくむという意味の「宗数的情操の涵養」が、改止案に盛り込まれないことになったのがそうだ。公明党の「宗派性のない宗教教育はありえない。より広範な宗教教育をしろといっても、それは無理だとの指摘がある」(検討会の斉藤鉄夫衆院議員)との意見が通った結果だった。
近年、教育現場では、修学旅行の見学コースから神社仏閣を外したり、給食時に「いただきます」とあいさつするのを「宗教的だ」としてやめさせたりするケースも目立っている。こうした行き過ぎた面は改善されないことになる。
一方、「教育は、不当な支配に服することなく」との現行条項は、残されることが決まっている。
この条項は、学校での国旗掲揚、国歌斉唱に反対する訴訟などに利用されてきた。
社民党の福島瑞穂党首は先月23日の参院予算委員会で東京都が卒業式などに職員を派遣し国歌斉唱が守られているか監視しているのは「不当な支配」だと主張した。昨年3月には、扶桑社の中学歴史教科書について、「ベスト」と感想を述べた愛媛県の加戸守行知事が、「教育への不当な介入を禁じた教育基本法に違反する」として、提訴されてもいる。
自民党内には、「不当な支配」の条項に対する批判か根強いのだが、これが残るのも公明党の意向が反映されてのことだ。このため、自民党内には「このままでは何のための改正か分からない」(文教関係議員)との声も出ている。
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