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公共放送のNHKはエイリアンの味方?
NHK「時論公論」(2006年7月26日)
「戦闘拡大の中東情勢」 出川展恒・解説
ヒズボラは民主的に選出され政府であり、それをイスラエルが武力で攻撃を加えることはケシカランといってイスラエル、引いてはアメリカを非難した解説をしていた。
中東問題は複雑でPonkoの手に負えるものではないが、公共放送たるNHKが紛争国の一方をあからさまに支持して他方を非難する解説はいかがなものかといぶかしく思った。
録画しなかったので詳細がご紹介できないのが残念だが、要はヒズボラを武力攻撃するイスラエルとその背後にあるアメリカを一方的に非難していた。
やっぱりヒズボラの市民を巻き込んだイスラエルの攻撃はよくないかもとなかば思ってしまった。
ところが、「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」によれば、ヒズボラはエイリアンのようなものだというではないか。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成18年(2006年)7月28日(金曜日)より
『エイリアン』という映画の何本目だったか、異星人の化け物が人間の身体に入り込み、食い荒らし、その人間になりすまし、或る日、身体を食い破って醜い本性を現す。
殆ど映画をみない小生でもこのシーンは見た。
多くの読者も、きっとこの場面をご記憶だろう。
レバノンのおける“ヒズボラ”という存在は、このエイリアンそっくりなのである。
「国中国」がヒズボラだが、その軍は正規のレバノン国軍をとうに凌駕し、なんといってもミサイルを一万基も保有して独自の行動をとる。
主権の主体者ではないのに、外交を主導する。戦争も勝手におっぱじめる。
つまり主権国家レバノンの「主権」を越えて、ヒズボラが勝手な軍事行動をとるのに、レバノン政府は為す術がないのである。レバノンは「主権国家」の体をとうになしていないばかりか、テロリストに完全に乗っ取られている。
レバノンではなく、ヒズボラ共和国?
このヒズボラという化け物を背後から協力に支援してきたのがシリアとイランである。
シリアは、そもそもレバノンを「国家」とは認めていないから大使館を置かないし、これまでは勝手にシリア軍をレバノンに駐留させてきた。自分の領土のつもりであり、いまもそれに近い認識である。
イランがヒズボラを支援してきた理由は、中東におけるシーア派拡大、ペルシア的なイランのナショナリズム拡大などが原因であり、イラク南部のシーア派への梃子入れはサダム・フセインの時代から続いてきた。
「ヒズボラ」はイランの傀儡から、一歩踏み出した。
レバノンという国を食い荒らし、食いちぎり、ついにイスラエルにゲリラ戦争、爆弾闘争を仕掛けるまでの軍事的実力を蓄積するに至った。
この化け物の殲滅を企図して開始したイスラエル軍による爆撃と地上侵攻も、EU軍か、NATO軍の介入がありそうで、またまた中途半端で終わるだろう。
ヒズボラが棲息できる地下要塞とありの巣のような拠点をレバノン南部に確保しており、退却が必要になればNATOを介入させて勢力の温存に入り、毛沢東と同じ戦術を行使する。
ヒズボラは暫く息をついたのちに、再び傲然と甦り、かつてのPLO以上の力量を溜め込んで、もっと大規模なテロをやらかすであろう。
むろんイスラエルは生存をかけて闘うだろう。
「自論公論」はいいが、反日偏向NHKの勝手な「自論」を「公論」だといってもらっては困る。
出川展恒をぐぐてみたら、「小泉首相 4流記者 NHK バクダット 出川展恒を批判か?」とある。
イラクの現地報道記者だった出川展恒は自衛隊のイラク人道援助を批判したらしい。
やっぱり、NHK記者の出川展恒はサヨクか。
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