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政府、新たなEEZ主張
竹島をめぐって「及び腰」の日本政府は、めずらしく、EEZの起点を竹島から鳥島に変更し、韓国の不当な主張に対抗しようとしている。
何はともあれ、竹島を不法占拠している韓国に対して実力で排除できない腰抜け政府がすべての原因である。
少しは前進だが、竹島そのものを奪還する方法を考えなければ、今後とも成果の無い話し合いが延々と続くだろう。
その間に、韓国は竹島の実効支配を手を変え品を変え進めていくに違いない。
産経新聞(2006年6月28日付朝刊)一面トップより
EEZ 長崎・鳥島基点
政府、韓国要求に対抗
政府は27日、竹島周辺海域の排他的経済水域(EEZ)境界画定をめぐる日韓交渉で、長崎県五島市の鳥島を日本側の基点として東シナ海のEEZを画定するように韓国に求める方針を決めた。韓国が従来の主張を変更して日本固有の領土である竹島を基点に日本海のEEZを画定するよう要求してきたことに対抗するためだ。
政府は9月にソウルで開かれる次回交渉で、鳥島を基点に日本のEEZを韓国側に拡大するよう主張する考えだ。
これまで政府は、竹島を基点に日本のEEZの境界を画定するよう求めるとともに、鳥島についても国
連海洋法条約上はEEZを設定できる「島」だと指摘してきた。これに対し、韓国は鳥島を「岩礁」だとして、EEZの設定はできないとしてきた。
しかし、韓国は12、13の両日に東京で開かれた境界画定交渉で、それまで「岩礁」としていた竹島を突如、「島」だと主張。韓国は従来、韓国領の鬱陵島を基点にしてEEZを画定するよう求めていたが、基点を竹島にしてEEZの境界を日本側に大きくずらすように要求してきた。
韓国が主張を変更した背景には、不法占拠している竹島を領土問題から歴史問題にすり替えて対日攻勢を強めようという盧武鉉政権の思惑や韓国人の漁民夫妻を居住させて有人島化を図るなど着々と既成事実を積み上げていることがあるとみられる。
日韓双方は、竹島の領有権問題とは切り離してEEZ画定交渉を促進するとした平成8年の日韓首脳会談の合意に基づいて、話し合いを進めていくことで一致している。
ただ、政府は先の交渉で、竹島を基点とした韓国の主張を受け入れられないと拒否しており、今後は韓国が突然、主張を変更した根拠などをただしていく考えだ。
外務省幹部は「韓国の主張は矛盾している。鳥島は独自の経済活動を展開できる可能性がある」と指摘している。今後は日本海側は竹島を、東シナ海側は鳥島をそれぞれ基点にしてEEZを画定するように韓国に強く求めていく考えで、交渉はさらに先鋭化しそうだ。
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