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「保守」が「保守」を殺す?!
「中国の黒いワナ」の冒頭の西尾幹二VS青木直人の対談では、西尾氏は、安倍首相のブレーンが「ユダの群れ」であり、国を売り、愛国者らに背中を向けたと批判している。
西尾幹二
「安倍首相のような『保守の星』『保守の中の保守』『真性保守』とされた人にとって、保守を抑えるのはお手の物だ。一番巧妙なやり方で、保守が保守を殺している。米中、それから日本の財界が安倍首相にそれを望んでいるからだ」
青木直人
「同感だ。安倍首相が、就任直後にすぐ中国へ行って、『戦略的互恵関係』を唱えて、日本の中に芽生え始めた対中ナショナリズムを半ば強引に沈静化させた。反日デモで日本の対中投資が30%減るなどして、参っていたのは実は中国のほうなのに日本の首相の側から訪問し、靖国参拝にも「曖昧な姿」を見せてしまった‥安倍首相は長期政権狙いで、中国ビジネスに熱心な財界に協力し、取り込まれてしまった。靖国参拝はないだろう。そう見るのが合理的だ」
青木氏の発言は安倍首相の就任後の不可解な行動をある意味説明していると思う。
西尾氏は安倍首相にすべてお任せの「拉致被害者を救う会」の西岡力氏、遊就舘の展示内容をアメリカの要望で入れ替える事を勧めた岡崎久彦氏、「新しい教科書を作る会」潰しをした八木秀次氏ほか、中西輝政氏、伊藤哲夫氏をユダの群れと酷評している。
岡崎氏が遊就舘の手直しを提言したのは確かに不満だったが、惨敗した安倍首相を正しく評価(産経新聞コラム・正論)しているし、八木氏は昨日の産経新聞のコラム「正論」で靖国に参拝しなかった安倍首相を批判している。
西尾氏には何かの思い込みがあるのではないか?
「つくる会」の内紛は「藪の中」でだれが言っている事がほんとうなのか分からないが、折角作った組織が内紛で弱体化するのは悲しいことだ。
八木秀次氏は
●日本人にとって歴史は過去の事実であり、その研究は学術の領域。
●しかし中国人にとっては相手を追い詰め、自己批判させ、永久に臣従化させる道具でしかない。
として、毛沢東が自分を批判した周恩来に死ぬまで執拗に謝罪を命じた例をあげている。
日本人は「過去を水に流す」が、アメリカ人、中国人、韓国人にとって歴史は政治であり戦争であるという。
ドンパチと派手に戦争できなくなった戦後は、「歴史認識が戦争の代替行為」であり、安倍首相と閣僚(高市早苗さんを除く)の「靖国参拝見送りは『不戦敗』の容認」だと八木氏は言う。
そして「(参拝するという)英霊との公約を果たさなかった首相は最後の支持基盤をも失う間違った選択をしたのではないか」と結んでいる。
中国のロビー活動の結果、成立した米下院の「従軍慰安婦問題謝罪要求決議」に対して、日本の有識者や一部の議員がWポストに意見広告したことについて、逆効果だったと批判する勢力が居るが、これこそまさに情報戦争に負けた日本の姿を現している。
枡添要一は参院戦で「後ろから撃たれる」を連発したが、国際社会での日本の正しい主張を後ろから撃つ反日勢力に気をつけなければならない。
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