反日勢力を斬る

反日を国是とする特定アジア諸国と日本内部に潜む反日勢力を糾弾します。

サワリ魔のこれぞ正論!

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追悼施設・創価・韓国

いまごろ中国の尻馬に乗るな

むかし、創価学会の会員の葬式に行った人が、その異様な葬式にあっけに取られたという。
その話を思い返すと無宗教の追悼施設の根拠も分かる気がする。

夏の高校野球はいつしか嫌いになった。
なぜか。
NHKのアナウンサーが選手の両親に媚びたインタビューをしたり、故郷の高校の先生、先輩の自慢話、両手を合わせて涙ぐむ応援団の女子高生。
もうなにもかもワンパターンのセンチメンタリズム。
もっとドライに単純に野球そのものを見せてくれればいいのだ。
紅白歌合戦に似た演出は泥臭い。

話がそれた。

teikokubungakuさんのブログによれば、韓国は日本に宣戦布告した「対日宣戦布告日」の64周年を迎えて記念式を行うらしい。

韓国、「対日宣戦布告」64周年の記念式
http://blogs.yahoo.co.jp/teikokubungaku/19714919.html

日本って韓国と戦争したことあるの?

こうして歴史は次々と捻じ曲げられていく(笑)



「諸君!」1月号「紳士と淑女」より


無宗教の国立追悼施設を、靖国神社とは別の場所に設けよ。
内政干渉も何のその、漕基文韓国外相が日本の首相官邸に乗り込んで小泉首相にそう要求したら、すぐさま公明党が同じ主張を声高に言い出した。
最近の韓国で創価学会が急に増え、SGI会長先生がいたくおよろこびだそうだからか?

神も仏も、いっさいの超越者を否定し、学会員の葬式にも大石寺のイキのかかった坊さんを招かず、同志葬で葬るという創価学会の奇習は、池田大作先生の上に神も仏も置かない、人間をおがむ信心の顕(あらわ)れかと思われる。

拝みたければ、人間でもケダモノでも拝むがいい。だが靖国神社は、きのうきょうに出来たものではない。

仮に真夏の8月に異常気象で、高校野球が何日も雨天順延したとしよう。早く何とかしないと、2学期の授業に差し支える。そのとき高野連の誰かが「屋根のある大阪ドームに場所を移して日程を消化しよう」と意見を出したとする。どうなる?

真っ先に反対するのは選手、応援団、そして朝日新聞社だろう。「みんな、甲子園の土を踏む日を夢見てがんばってきたんだ」「アルプススタンドでラッパを吹いて、高校野球の汗と涙の歴史と伝統を守りたい」等々。

その通り。高校野球は甲子園球場という場所を得て初めて成り立つ。高校野球の歴史は90年だが、靖国神社は招魂社いらい数えて140年近くになる。しかも生きている。今年の8月15日には、猛暑を冒して20万5千人が参拝した。戦記は「死んで祖国の防波堤になろう」「死んだら九段で会おう」「おお、みな靖国神社へ行くのだ」と誓い合って最後の突撃をした日本人の若者の物語に満ちている。薄暗い入神崇拝者の意のままに抜魂・移転などされてたまるか。

だいたい韓国は、日本と戦って敗れ、国を奪われたわけではない。日韓は1910年に併合し、コリアンは「半島の同胞」と呼ばれた。クーデターで韓国大統領になった朴正煕は、日本の陸軍士官学校を出て関東軍に配属された経歴の持ち主だ。つまり中国人の言う満州「侵略」に加担したのだ。もし生きて大統領になりKCIAに射殺されず、終戦前に満州で戦死していれば、靖国神社に祭られたところだった。

もはや北朝鮮の下僕となり果てた盧武鉉大統領は、日韓首脳会談の席で小泉の靖国参拝を「韓国に対する挑戦」とまで表現した。

韓国は、いったい何の権利あって日本の総理大臣の靖国神社参拝に反対するのか。それほど日本の統治がイヤなら、8月15日を期して敗戦国日本を追い出すべく一斉蜂起すべきだった。
コリアンが温和しくしているものだから、日本は朝鮮半島を静かに連合軍に手渡したのだよ。
いまごろ中国の尻馬に乗るな。

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成功するか台湾新幹線

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中国の新幹線売り込みに日本は失敗したと喜んでいたら、ドイツと半々でやることになつたらしい。
前途が危ぶまれる。

関連記事:中国新幹線完敗に乾杯!
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/16973819.html

一方、台湾新幹線は来年10月にスタートするが、テスト走行に成功した。
新幹線はハードウェアだけではなく、ユーザーを含めたその国の文化が成功のカギを握っている。
台湾は戦時中に日本教育を受けた人たちがまだたくさん生き残っていれば、新幹線も順調に動くかもしれない。

しかし、中国では割り込み自由、つばや痰は吐き放題等々、公衆道徳の欠けた人が多いから新幹線が動くかどうか。
日本のノウハウを盗んだ上で、人為的な事故を起こして日本に損害賠償を起こすに違いない。



「諸君!」1月号「紳士と淑女」より)
台湾の新幹線

 台北から南へ、台中−台南−高雄の345キロを、来年10月末から1時間半で結ぶ日本製の新幹線が走る。最高速度300キロ。車輛は「のぞみ」型。

 工事完了した台南地区の25キロで、テスト走行が行われた。運転はJR西日本の運転士が担当。京都大学に留学経験のある謝長廷行政院長(首相)が日本語で「発車進行」と号令するとスムーズに走り出し、無事にテストを終えたという(「産経」11月7日)。

 しかし杞憂かもしれないが、新幹線というのは日本人が設計して日本人が動かし、日本で日本人が乗らなければ無事に走らないのではないだろうか。

 普通の神経の持ち主なら、時速300キロの列車を3分間隔で走らせる曲芸を一日も休まず続ける労働に堪えられない。プラットホームのアナウンスの命令通りに1分間で降車乗車をすべて済ませる公衆の柔順さは、日本以外のどの国にも望めない。

 台南で思い出したことがある。文部大臣をした故永井道雄に聞いた話。
1950年代か60年代初頭、一般の日本人には海外渡航が許されなかった時代に、永井は公務で台南に行った。
完全な日本語を喋る宿屋の女中が訊いた。
 「台湾は、いつまた日本に戻れますか?」
 驚いた永井が、なぜそんなことを聞くのかと反問する
と、彼女は明快に答えた。
「またお国のために働きたいのです」
 もしこのオバサンが健在なら、台湾新幹線の前途は安泰である。

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皇室伝統を軽視する「有識者会議」

「皇室典範を考える有識者会議」の答申が論議を呼んでいる。

賛成派にみられる特徴は、

1.女性天皇が過去にあったではないかという「女性天皇」と
  「女系天皇」の混同。
2.憲法の「男女同権」を楯に主張する。
3.スウェーデンでも女性の天皇だと引用する。
4,みんな(世論)で決めようという不遜。

などなど、恐ろしい世の中になったと思う。

そんななか、今朝の産経新聞に載った藤原教授の「正論」は、反対派の気持ちを実に上手く表現してくれたと思い、PONKOのコピペ病が発病してしまった。

過去の歴史や伝統を軽々しく否定してしまう最近の動きに危機感を覚える。
その裏には、日本を根幹から突き崩そうとする陰謀があるのではないかとさえ思ってしまう。
それが杞憂であればいいのだが・・・・


産経新聞(2005年12月7日付朝刊)より
憲法と世論で伝統を論ずる無理
典範改正に見る軽佻すぎる思考
藤原正彦(お茶の水女子大学教授)

《有識者の恐るべき不見識 》

 昨年、伊勢神宮を初めて参拝した。午後の外宮を歩いていたら、白装束に黒木靴の神官が三人、恭しく食膳を持って通りかかった。尋ねると、
 「神様の食事で、嵐の日も戦争中も一回の休みもなく、朝夕2回、1400年余り続けてきました」と言った。
6世紀に外宮ができて以来という。こんな国に生まれてよかったと久々に思った。
 伝統を守ることの深い意義を信じる私にとって、「皇室典範を考える有識者会議」が女性女系天皇を容認、の報道は衝撃的だった。
「世にも恐ろしいこと」と蒼ざめた。政治や経済の改革が気に人らないことは始終ある。しかし、政治経済は成功しようと失敗しようと、所詮、政治経済である。腹を立てても蒼ざめることなどあり得ない。
今次の答申はまったく質が異なる。伝統中の伝統、皇統に手を入れるものであり、その存続を危殆に瀕させかねないものであり、国体を揺るがすものだったからである。

 気を鎮め、答申に目を通してみることにした。
長たらしい答申を隅々まで熟読する、というのははじめてのことだった。そして、その空疎かつ凡庸な論理展開に愕然とした。

 2000年の皇統を論ずる上での原点が、なんと日本国憲法と世論だったのである。
実際、答申では要所要所でこれら原点に戻り、結論へと論を進めている。この二つを原点とするなら、実はその時点で結論は一義的に定まってしまう。
男女平等により長子優先である。議論は不要でさえある。

 長い伝統を論ずる場合、それがどんなものであろうが、先人に対する敬意と歴史に対する畏敬を胸に、虚心坦懐で臨むことが最低の要件である。
この会議はその原則を逸脱し、移ろいやすい世論と、占領軍の作った憲法という、もっとも不適切な原点を採用したのである。「有識者」の恐るべき不見識であった。

 そもそも皇族は憲法の外にいる人である。だからこそ皇族には憲法で保障された選挙権も、居住や移動の自由や職業選択の自由もなく、納税の義務もないのである。
男女同権だけを適用するのは無茶な話である。

《伝統は時代と理屈を超越 》

 伝統を考える際に、憲法を原点とするなら、憲法改正のあるたびに考え直す必要が生ずる。
憲法などというものは、歴史をひもとくまでもなく、単なる時代の思潮にすぎない。流行といってもよい。
世論などは一日で変わるものである。憲法や世論を持ち出したり、理屈を持ち出しては、ほとんどの伝統が存続できなくなる。
伝統とは、定義からして、「時代や理屈を超越したもの」だからである。これを胆に銘じない限り、人類の宝石とも言うべき伝統は守れない。

 天皇家の根幹は万世一系である。万世一系とは、神武天皇以来、男系天皇のみを擁立してきたということである。
男系とは、父親→父親→父親とたどると必ず神武天皇にたどりつくということである。
これまで8人10代の女性天皇がいたが、すべて適任の男系が成長するまでの中継ぎであって、その男系でない配偶者との子供が天皇になったことはただの一度もない。女系天皇となってしまうからである。

 25代の武烈天皇は、適切な男系男子が周囲に見当たらず、何代も前に分かれ傍系となった男系男子を次の天皇とした。
十親等も離れた者を世継ぎとするなどという綱渡りさえしながら、必死の思いで男系を守ってきたのである。涙ぐましい努力により万世一系が保たれたからこそ現在、天皇は世界唯一の皇帝として世界からー目置かれ、王様や大統領とは別格の存在となっているのである。
 
《「万世一系」は世界の奇跡》

  大正11年に日本を訪れたアインシュタインはこう言った。
「近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。万世一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめた。・・・我々は神に感謝する。日本という尊い国を造っておいてくれたことを」。
世辞も含まれていようが万世一系とはかくの如き世界の奇跡なのである。

 これを変える権利は、首相の私的諮問機関にすぎぬ有識者会議にはもちろん、国会にも首相にもない。天皇ご自身さえない。国民にもないことをここではっきりさせておく。
飛鳥奈良の時代から明治大正昭和に至る全国民の想いを、現在の国民が蹂躙することは許されないからである。

平成の世が、2000年続いた万世一系を断絶するとしたら、我々は傲岸不遜の汚名を永遠に留めることになろう。

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憂国の安倍・石原

「そんなもん作ったって行きゃあしない」

今朝のフジテレビ「報道2001」に注目の安倍・石原両氏が登場した。
いつもその発言がぶれない安倍晋三官房長官だが、やはり官房長官になってから、その発言が慎重なものになったことは否めない。
マスコミに登場する場合は、慎重に言葉を選ぶことが大事だが、執務の上では遠慮せずにやられるものと期待したい。

いま問題になっている国立追悼施設については、石原氏の発言が小気味良い。


フジテレビ「報道2001」より

憂国の石原慎太郎・安倍晋三

タカ派、ハト派のレッテル貼りは無意味


島田(サブキャスター)
「麻生さんが外相に指名されたとき小泉首相さんに『私のようなタカ派でもいいんですか?』と聞いたら小泉さんは『福田さんのときのようにタカ派の方が上手くいくんだ』と言われたといいますが、阿部さんはどう思われますか?」

安倍
「タカ派ハト派は意味の無いレッテルだと私は思います。タカ派というレッテルを貼ろうとする人は、個別論争に負けた人なんですね。くやしまぎれにレッテルを貼るという人が多いんです。
いわゆるハト派と呼ばれる人たちは、結果を出すいうよりハト派と呼ばれることに快感を覚える人が多いような気がします。ですから、結果を出すことに我々は専念すべきであって、タカ派というレッテルを貼られても特に気にはならないですね」

黒岩
「石原さんはみるからにタカ派に見えますが、官房長官、外務大臣はタカ派だと外からは見られている中で、今回の日朝の二国間協議が開かれた。そういう強気な姿勢、タカ派の姿勢が新たな道を開いているようにも見えますが・・・」

石原
「それはそうでしょう、こちらはこちらの論理で相手を追い込んでいく。そういう姿勢が無くてみんなニコニコ笑いながら話を聞き合うだけでは外交は成り立たない。
経済制裁にしたって、日本がやれば、韓国は最近ちょっとおかしく今までと違うし、中国は当然助ける。中国は北朝鮮を併合するつもりでいる。そういう中で、経済制裁しても効かないんじゃないかと言う人も居るかもしれないが、効いても効かなくても日本が意思表示をすることが大事だ。ダラダラダラダラ話が続いているじゃないですか。
阿部さんが総理に随行して行った時『こんな変なものに調印しない方がいいですよ』と言ったという事がとっても大事な外交だと思うんだよな、これ。要するにそれはいずれ漏れて来る事でしょ。日本にそういう政治家が居ると言うことを相手に知らせることが大事なんで、阿部さんの存在感はあそこから出てきたものだと僕は思う。
『はてな、待てよ、そうじゃないんじゃないか』ということを、体制(大勢?)の中で孤独でも考えて言い切るという政治家が出てこないと本当の議論の収斂というのはないですよ」

国立追悼施設問題


黒岩
「阿部さんは次期総理は当然靖国神社に参拝すべきだとおっしゃっていますが、そういう中で山崎さんたちが国立追悼施設を作ろうという超党派の議連を立ち上げてきた。小泉総理自身はそういうものを作っても靖国は靖国だという立場をとっている。その辺はどうですか?」

安倍
「小泉内閣において(福田)官房長官のもとにいわゆる平和追悼施設を作るに当たって有識者会議を開き、私も何回か出ました。その時に、外国に言われて作るものではない、靖国神社を代替するものではないという基本的な考えがまとまりました。その時、誰しもがわだかまりなく追悼できる施設を作っていくという風だったと思います。ですから世論の動向も注意深く、慎重に見極めながら最終的にどうするか決めて行きたいと思います」

黒岩
「安倍さんは、『靖国参拝を支持する若手国会議員の会』の発起人でもありますが、国立追悼施設が出来たとしても、総理大臣は靖国神社に参拝すべきだとお考えですか?」

安倍
「今年8月15日には20万人を超える方々が参拝された。毎年600万人から700万人の方々が靖国神社を参拝しておられますね。ほとんどのご遺族の方々も参拝しておられる。多くの人たちが国のために殉じた方々のために手を合わせ、ご冥福をお祈りして、さらに敬意を表するために、靖国神社を訪れていると思います。総理も私もその中の一人です。われわれはそういう気持ちは是非持ち続けて行きたいと思っています」

黒岩
「石原さんはどう思いますか?}

石原
「そんなもん作ったって、いま靖国神社に参拝してる人は行きゃあしませんよ。行きたい奴は行きゃあいいんだよ。靖国だって行きたくない奴は行かなくたっていいんだから。僕はそう思いますよ」

このあと、石原氏の「アメリカは中国と戦争しても負ける」「中国は東京か沖縄に核を落とす」発言について話題が進んだが、残念ながら、オペチョンで収録に失敗。
石原氏は「沖縄に核を落とす」と言っていた。

「日米安保条約があるから大丈夫だという人が居るが、日本を守ってくれるとなんかどこにも書いてない。沖縄に核を落とされても、アメリカは助けてくれない」と爆弾発言。

それに対し、安倍氏は最後に「前の安保条約と違って、今の安保条約は第5条にアメリカは日本を防衛する義務を負っていると書いてあります」とやんわり反論していた。

櫻井さん、首相に申す

日本の代表的な良識派、櫻井よしこさんが先月から毎月第2木曜日に産経新聞で「小泉首相に申す」と題して正論を主張している。

【現在の東アジアの情勢は、中国が軍事力を増強し、ソ連と軍事合同演習を行い、核開発を進める北朝鮮と北に擦り寄る韓国も取り込もうとしている。
また、その他のアジア諸国に働きかけて日本の国連常任理事国入りを阻止し、日本を孤立化させようとしている。
このような危機的状況の中で、小泉首相は確固たる国家意識を持って沖縄の軍事基地の移転を実現させなければならない。
沖縄が日本政府の頭越しに米国と代替施設の話し合いを行うのは異常である。
いずれは、外国の軍隊に代わり自衛隊で自国を守る「真の自立」を目指すべきだ。】

としている。

軍事オンチのPONKOとしては、日本政府が米国と決めた米軍基地問題に関して、沖縄県知事や神奈川県知事がなぜあのように軽々しく抗議できるのか理解に苦しむ。

成田国際空港が、用地接収で地元住民との話し合いを十分しなかったために(この見方には100%同意できないが)その完成が長引き、今でも不自由していることとは訳が違う。

国の安全保障に関して地方自治体がイチャモンつけて、それをいちいち説得しなければならないのは不思議だ。

たとえが悪いが、ごみ処理場を設置しようとすると、地元住民が地域エゴで反対して宙に浮いてしまうとか、国の電力補給にとって大切な原子力発電所の設置が地元の反対で頓挫するとかに似ている。

個人や市民が国(公)より上にあるという考え方が災いしているとしか思えない。
またその裏には左翼運動家の影がチラホラとみえる。



産経新聞(2005年11月10日付朝刊)より

小泉首相に申す
日米緊密化の中で自立を

 戦後60年、世界に誇る経済・技術大国になってもこの国の基盤は尚、不確かである。
小泉純一郎首相は自らに与えられた希有かつ強力な政権基盤を、はたしてどこまで、この国の真の自立に向けて活用できるだろうか。

 在国米軍再編への第一歩ともいえる沖縄の普天間基地移設をめぐる混乱は、小泉首相の国家よび安全保障戦略に疑問を抱かせるものだ。大野功統前防衛庁長官は10月26日、満面の笑みで普天間飛行場の移転先を名護市辺野吉崎のキャンプ・シュワブ沿岸部とする日米合意を発表した。だか、この合意は、ありていにいえば泥縄で作られたものだ。

 キャンプ・シュワブ沿岸部に1800メートルの滑走路を、海に突き出す形で建設するとの同案は中間案であり、来年3月までに最終的な具体案を詰めるとされた。
しかし、過去の経緯を振り返れば、そのような案の実行には多くの疑問を抱かざるを得ない。

事なかれ主義


 普天間飛行場の返還と代替施設の建設が閣議決定されてから9年がすぎた。沖縄県も同意した同施設の建設が、一向に進まなかったのは、建設によって生ずる政治的リスクを誰も引き受けようとしなかったからだ。たしかに現地では基地建設反対運動があった。しかし、日本政府はそうした反対勢力を、積極的に排除してはこなかった。反対も織り込み済みで合意した新たな施設の建設だったはすが、政府はもっぱら事を荒立てない方針を取り続けたのだ。

 国家として閣議決定した政策が実行されない異常は、普天間飛行場の返還と移設を決めた橋本政権以来、小泉現政権まで、日本政府が基地問題を負担が軽くなるか重くなるかという視点からとらえるのみで、日本の安全保障政策の構築という観点から考えてこなかったことによる。
理念を欠くのみならず、有言不実行の政府が、国民、さらには同盟の相手国の信頼を勝ち取れないのは当然だ。

 ヒル米国防総省日本部長が日本政府の頭越しに沖縄県要人と接触し、代替施設について話し合っていたのはそのような不信感の表れであり、小泉首相はこのことを軽く考えてはならないだろう。

 日本政府と沖縄県も、相互に信頼関係を構築してきたとはいえない。沖縄県は沖縄独自の自己主張と日本政府への不信のないまぜのなかで、これまで度々、日本政府の頭越しに米国政府に在沖縄米軍の縮小を要求してきた。地方自治体が中央政府を飛び越して外国政府に安全保障政策の注文をつける異常も、米国政府が直接、一地方自治体に働きかける異常も、その背景に日本政府の国家意識を欠いた姿がある。


中国の「地固め」


 日本周辺の状況を見つめれば、日本に決定を遅らせる余裕などないことは明らかだ。まず、中国がアジアでの主導権確立に躍起である。中国のもくろみは、アジアからの米国の排除である。

来月、クアラルンプールで開催される来アジア首脳会議は、米国抜きの東アジア共同体構想実現へのとば口とされている。だからこそ、中国は米国の参加を阻止するため強力な根まわしを行っ
た。米国外しは日本の孤立化、アジアにおける日本の相対的弱体化につながる。8月の中国とロシアの合同軍事演習も米国への、中国の力の誇示である。

 民主主義国家への脱皮を、放棄したとしか思えないロシアが中国と組み、国民を飢えさせながら核兵器開発を行う北朝鮮も中国との緊密な関係を維持することで生き残ろうとする。韓国は半ば以上、北朝鮮化し、東南アジア諸国は、中国の脅威の前に、日本の国運常任理事国入りを支持することはできなかった。

 中国は、実質を備えない脅しには持続的な威嚇効果がないため、威嚇は必ず真実性を持たなければならないと、固く信じ、実行してきた国だ。軍事力の効用に頼る余り、国際社会に脅威を与えるのに十分な軍事力の増強をはかってきた。

 日本は当面、こうした状況に日米の緊密な協力関係の構築によって対処していかざるを得ない。米軍再編の動きをとらえ、日米関係の緊密化のなかで自立していくことが肝要なのだ。沖縄の基地問題の解決はそのためでもある。

 沖縄は来年1月に名護市長選挙、6月に県議会選挙、11月に知事選挙を控えている。首相自らか、日本の安全保障と抑止力のために、いかに沖縄が重要な位置を占めているかを正面から説かなければ、この政治の季節を乗りきって基地問題を解決することは難しい。日米同盟を将来にわたって維持するとしても、いずれ、日本の安全保障は自衛隊が主力となること、沖縄の基地から、同盟国とはいえ、外国の軍隊を確実に減らしていくとの展望を確約することである。まさに日本国の真の自立への道を示すことだ。


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