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 民営化の後、談合事件を起こした道路公団。さらに道路特定財源から一般財源への移行が俎上に上り、道路行政にはアゲインストの風が吹き荒れている感。
 それを跳ね返すかのように「道」を見直す。「道」を生き返らせようとの動きが活発だ。
 「道の駅」の普及に加えて登場しているのが「シーニック・バイウェイ」運動だ。
(発祥はアメリカ)  
 SCENIC(景観)とBYWAY(わき道、沿道)を組み合わせた言葉。アメリカで、屋外広告対策から「道をきれいにしよう」の発想で1989年に始まった「沿道景観の保全と地域活性化を目指した」取り組み。日本では国交省が「日本型シーニック・バイウエイ」として着手したばかりだ。
 谷口博昭・道路局長は最近、頻繁に「道のルネッサンス」との表現を使い、「シーニック・バイウェイ」を、その柱に据えている。
(戦略会議発足)
 今月7日、「シーニック・バイウェイ(仮称)戦略会議」(委員長、奥田碩経団連会長)が発足、2006年度にはモデルルートの公募、選定(20ヶ所)、事業計画策定を実施することを決めた。2007年度から本格運用をスタートさせるという。
 同会議事務局の道路局道路環境調査室、柳橋則夫室長に「まだ模索の段階」と言う運動の概略を聞いた。
 この運動は「単にモノ、人を運ぶ道具としての道から原点に戻り、人、文化の交流空間として、美しさ、景観、味わいなど多様な存在としての道の再生を目指す」とやや抽象的ではある。
(主体はNPOなど地域住民)
 具体的には、これまでのように道路管理者が主体になるのではなく、道をテーマにしたNPOや地域住民の「道による地域再生」活動を支援するのだという。
 2003年からモデル的に取組んでいる北海道(3ルート)の例では沿道の一斉清掃活動や植栽、シーニック・デッキや茶屋、カフェデッキ、ビューポイントの創設などが実現している。
 運動の名称はまだ決まっていない。委員からは「風景街道」「わが街夢街道」「美の道 日本」などの案が挙がっており、来年早々には正式決定される。
 「名水100選」などのように「きれいな道」を選ぶのではなく「きれいな道を目指す活動」の地域を選ぶ方針という。それも“金太郎飴”は避け、それぞれ個性あふれる「道の再生」を目指したい、と同室長は強調している。
 来年度には「NPOの事業計画策定」への支援として総額1億円(概算要求)を予定している。他は既存の事業予算で賄うことにしている。
 慣れないNPOとのコミュニケーション、他部局(事業)との調整などの課題が待ち受けている。「道路行政の転換」を目指す希有壮大な運動のようだ。
(園木 宏志)

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アメリカには確かにシーニック・ハイウェイがいくつもありますが、あまり官は関与していないと記憶しています。それに通常は、有料道路でもなく、その名の通り景色の良いフツーの道です。今更これをテーマにしようなんて、インターネットで情報が行き交う時代に、「愚民」的なニオイがしますね。

2005/12/19(月) 午後 5:59 [ ノンポリ ]


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