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このところ、ワシントンの政界は、CIA(中央情報局)人事で持ちきりである。ブッシュ大統領は、イラクに対する先制攻撃の根拠としたフセイン政権の大量破壊兵器保有の情報が間違いだったのはCIAのせいだとして、CIA改革を宣言し、04年8月、それを実行する最適任者として、ポーター・ゴス氏を長官に就任させた。ところが、今月5日、ゴス氏が突然、辞任したのである。ブッシュ大統領の面子は丸潰れである。なぜ、こんなことになったのか、原因は定かではない。しかし、多くのマスコミは、互いにブッシュ政権の情報機関トップを争うネグロポンテ国家情報局長との争いに敗れ、嫌気がさしたのだろうという推測を伝えている。
ところで、CIAに関する、長官辞任以上に興味ある情報は、大学新卒者が希望する就職先の人気番付で、第5位という事実である。これは有力経済誌、ビジネスウィークによる調査結果。ちなみに、1位から4位まではディズニー、グーグル、国務省、FBIの順である。ディズニー、グーグルの1,2位は当然として、国務省は外交官志望の若者が多いから。同じような官庁であるFBIがCIAより上位なのは、FBIは国内勤務で、CIAより危険度が少ないからだという。 もう一つ、意外なのは、CIAへの応募はオンライン経由に限ること。その簡便性のせいか、月間3000人超の応募者があるそうだ。(早房 長治) |
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