メディア・レボリューション

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政治部ベテラン記者座談会

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イメージ 1 4回目の「ベテラン政治記者座談会」が29日午前、東京虎ノ門のChannel Jスタジオで行われた。
 今回は、TBS・川戸惠子特別解説委員と毎日新聞・松田喬和論説委員の対談形式にした。
 安倍政権誕生3日後、ホヤホヤの新政権の布陣、今後の課題などについて、分析と展望を語ってもらった。組閣・党人事では「中川政調会長、的場官房副長官にはビックリ」など、長年、自民党をウォッチしてきたベテラン記者ならではの率直な、辛口批評が随所に飛び出し、永田町の本音も解説されるなど、興味深い対談だった。
 座談会の様子は、(上)(下)の2回に分けて掲載します。

イメージ 2

自民党総裁選、3人とも“win-win”―川戸
川戸: 安倍さんの圧勝ながら、(得票率は)目標としていた7割には届かなかった。谷垣さん、麻生さん、共に
100票を超えて皆さん“win - win”でごきげんがよいという感じでしたね。
松田: そうですね。特に谷垣さんは2桁だと政治生命が危ないと言われていましたが、3桁にのったからまだまだチャンスはある。
 総裁選2位の麻生さんも安倍政権がおかしくなると、ピンチヒッターとしては要件を満たせる。
川戸: 麻生さんは、演説の面白さで、麻生フィーバーのようなものも出てきた。
私もかなり見に行ったが、現代的で客を沸かすのがうまい。今までのイメージと全く違った。
松田: ワンマンと言われるおじいさん(吉田茂・元首相)の血をひいているのではと言われてきたが、実は“ざっくばらん”。日本の底力と言って、得意とする漫画などのサブカルチャーをもってくるあたりは面白かった。
 それから、安倍陣営は7割超を目標とした時に『参議院の候補者差し替え』についての発言があった。片山さん(虎之助・参議院幹事長)も「独裁者じゃあるまいし」と言っていた。参議院側に、これ以上(票を)集めさせる必要はないというのがあったのではないか。
川戸: 最初から自主投票の形をとった津島派の動向もありました。
松田: 今回、防衛庁長官に就任した久間さん(章生・前総務会長)が、額賀さん(福志郎・前防衛庁長官)の出馬を封じ込めたようなところがあった。昔、『鉄の結束』と言われた田中派の流れを汲む津島派の、結束力の弱さが象徴的だった。

中川昭一・政調会長にびっくり―川戸
イメージ 3川戸: 党三役、組閣人事を見ると総裁選の対応がそのまま、もろに出ているような気がします。
松田: 論功行賞があまりに露骨すぎる。安倍内閣のメンバーで安倍さんに投票しなかったのは、おそらく麻生さんくらいだろう。
川戸: まず党三役で一番びっくりしたのは、中川(昭一)政調会長ですよね。
松田: 中川さんは、伊吹派の中でも光のあたってきた人で、ずっと閣内にいた。しかも元は福田派にいた人で、信条的には安倍さんに近い人。
川戸: 拉致にしても靖国問題にしてもピタッと同じ。しかも年齢もほとんど同じですものね。
松田: そういう意味で気軽に話せる相手を選んだという感じがします。そして、その一方で、伊吹派のけん制ということにもなるのではないか。

教育再生やる気の布陣か―川戸
川戸: 私が一つ面白かったのは、政調会長代理に河村建夫(元・文部科学大臣)さん、政調副会長に小坂(憲次・前文部科学大臣)さん、二人とも文部科学大臣経験者をつけた。これはすごく教育再生に力をいれているのかなと思いました。
松田: そうでしょうね。(安倍さんの胸の内を)まずは教育基本法を手がけて、公教育の再生で『伝統・歴史・文化を尊重する国』につなげる。そして最終目標は憲法改正につなげたいと読めば、安倍さんが何をやりたいかは、この人事からは少しは見えていると思います。

論功行賞、「チーム安倍」内閣―川戸
川戸: 組閣についても論功行賞の感は否めないですよね。安倍さんに敵対した谷垣派が外れたり、また額賀さん、与謝野さん(馨・前金融・経済財政担当大臣)が外れたり。
イメージ 4松田: 丹羽・古賀派で言うと、丹羽さんを総務会長にして古賀さんを冷遇した。かつてのポスト小泉候補の本命と言われた「士志の会」(麻生・平沼・高村・古賀)で言うと、今残っているのは麻生さんだけ。
 世代間対立(老・壮・青)という形でいくと、安倍さんも50代ですが政治的には『青』ですから、『青』の人々が、『老』『壮』の人々を駆逐しようとしているようにも見えますね。
川戸: 「チーム安倍」と言いますか、気心の知れている人でまとめたという感じがしますね。

要所は森・元総理色、枝ぶりは安倍色―松田
松田: 安倍さん自身は否定しているが、麻生さんを幹事長に持っていきたかったが、森さんに拒否されて、森さんの意図する中川(秀直)幹事長になった。このように要所要所は森色が出て、枝ぶりは安倍色ということじゃないですか。だからもう一つパンチ力に欠けていて一貫性がない。

的場官房副長官にびっくり―川戸
川戸: 官邸の中に的場さん(順三・元大和総研理事長)が官房副長官に入ったこともびっくりしましたよね。
松田: びっくりしました。これまででいけば国土交通省や厚生労働省といった旧内務省系からくるのが当たり前だったのだが、その慣例が破られた。的場さんは大蔵省を出ていて、中曽根内閣のときに靖国神社の公式参拝を決める『靖国懇』の事務局長をやっていた方。
 役所人事ではなく、政治主導で任用したんだという印象にはなると思いますが、的場さんがどんな動きをしてくるのか。知恵者なのでいろんな知恵を出してくるとは思うのですが、いかんせん官邸と言っても予算や人員は旧来の役所があるわけですから、そこの調整をうまくやって官邸主導を定着させられるか、そこがポイントではないですか。

※第4回ベテラン記者座談会 「安倍政権誕生と政権の前途を占う」(下)は、30日に掲載します。ご期待ください

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>政調副会長に河村建夫(元・文部科学大臣)さん、 >政調会長代理に小坂(憲次・前文部科学大臣)さん、 ここ間違ってます

2007/2/9(金) 午後 11:53 [ きらい ]

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