メディア・レボリューション

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米大統領選の動き

 アメリカ人の友人とランチをとりながら、米大統領選の動向を探ってみた。

 友人は、「最後の数ヶ月まで分からないと思う。何故なら、今は、まだ選挙までかなり時間があるので、有権者は真剣に考えてないが、女性の大統領か、黒人の大統領かということになれば、最終段階で国民は真剣に選択すると思う。その時の潮流が重要だ」との、見方である。

 確かなことは、イラク戦争の影響でブッシュ政権への批判が集中し、民主党がかなり優位な立場にあることである。ブッシュ政権の大逆転ホームランがなければ、共和党候補のチャンスは限られるだろう。

インターネット討論
 23日にCNNとYou Tubeが民主党候補の討論会を行なった。ニューメキシコ州のリチャードソン知事、クリントン上院議員、バイデン上院議員、オバマ上院議員、エドワード前上院議員等がインターネットを通じた個人・一般大衆との討論を行なった。

 個人の質問や主張をインターネットの動画サイトを通じ直接、候補者に問いかける新しい手法は、選挙戦を盛り上げていくと思われる。インターネットのお陰で個人と候補者の距離が短縮され、個人の予測できない質問に対し、候補者が如何に反応するかによって、候補者の好感度が変わってくる。インターネットに強い候補者、すなわち柔軟性とユーモアのある候補者が有利となる。今回の討論会では、ヒラリー株が上昇したようである。

ヒラリーかオバマ
 ヒラリーに「つき」があると思うのは、ブッシュ大統領がケリー上院議員を破ったことと(民主党のケリー上院議員が大統領になっていれば、今回、ヒラリーにチャンスはなかった)クリントン元大統領の人気が依然高いことにある。また、オバマ上院議員にとって、マイナス面とプラス面が交錯するのは、人種問題である。黒人の大統領に違和感を感じる層が根強いことがマイナス面である。また、白人の母を持つ故に白人と黒人、あるいは人種を超えて幅広い支持を得ることが出来るとのプラスの側面もある。

 テレビとインターネットの融合が、大統領選を盛り上げ、恐らく、アメリカ建国以来始めての女性大統領か黒人大統領が誕生するという、新しい事尽くしの米大統領選となろう。(中野 有)

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