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会場と一体となるアメリカのシンポジウム
 ワシントンのシンクタンクのシンポジウムに参加し、一番感心させられることは、常に講演者、パネリストと会場との質疑応答・意見交換の場が存在していることだ。大体、講演と質疑応答の割合は6対4ぐらいだと思う。講演者よりも、会場から質問する人の方が、大物のケースもあり、そのようなハプニングがシンポジウムを盛り上げるのである。

 アメリカ人は、ディベート(賛成・反対に分かれて正式に討論すること)に慣れている。実に公平であり、異なる意見に耳を傾け、根に持たないところが良い。換言すれば、明確な主張と相手の主張を柔軟に活用する余裕があるということだ。

会場とのコミュニケーションに欠ける日本のシンポジウム
 一方、日本のシンポジウムのほとんどは、会場とのコミュニケーションが欠如している。質疑応答の時間は、常に短かく、メモに書かれた質問を司会者がチェックする場合が多い。会場から直接、講演者に質問するチャンスはあっても自由な雰囲気がない。日本では、講演者に質問することは、無礼にあたると考えられているのであろうか。

東京のシンポジウムに、こんな典型的な経験をした。
 第一は、終日のシンポジウムに参加し、会場で回収される質問状に、直接質問をしたいと思うと書いたがそれが認められなかった。会場から直接質問をしたいと思った理由は、メモで質問を書けば、インターネットでライブで流されるシンポジウムにEメールで質問するのと何ら変わらないと考えたからである。それではワシントンから東京まで来てシンポジウムに参加する必要がない。

 第二は、東アジアの経済統合に関するシンポジウムで、会場から、孫文の「大アジア主義」や、岡倉天心の「東洋の理想」の一部を引用したところ、右派のイメージを持たれた。

両翼に幅のあるバランスのとれた主張を
 考えすぎかもしれないが、日本では、会場から自由に質問するのも難しく、質問をしても、左派か右派か、進歩的か保守的かの見方をされるようでもある。

 例えば、北朝鮮の拉致問題でも従軍慰安婦の問題でも、主張が、右寄りか左寄りか二者択一の見方をされるようである。また、朝日の主張や読売や産経の主張というようにレッテルを貼られる傾向にある。

 ぼくは、左翼、右翼という凝り固まった主張が嫌いである。国際情勢の変化によって、左翼・右翼の幅のある考え方の方が健全であると考える。何故なら、ジャンボジェット機は、両方の翼の幅があるからダイナミックな飛行が出来るからである。

 また、ナショナリズもの高揚とか、国際主義とか、個人中心、地元中心、日本中心、アジア中心、地球中心、ローカル、グローバル、グローカルとかでなくて、全てがバランスよく調和のとれた主張が重要だと思う。(中野 有)

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日本には、自らを「正翼」だなんて言った右翼の大親分もいましたよ。(キ)

2007/7/27(金) 午後 5:59 [ 右や左のだんな様 ]


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