メディア・レボリューション

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わが社のCSR

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イメージ 1 さまざまな企業の社会貢献活動にスポットを当て、各企業のトップに、社会貢献への考え方、取り組みを聞くシリーズ「わが社のCSR」を掲載。
 第6回は、三井化学株式会社・藤吉建二代表取締役社長に、私たちの身近な暮らしに不可欠な製品を作る三井化学のCSRについて伺った。
 インタビュアーは増田のどか。

増田 こんにちは。本日は総合化学メーカーとして、自動車やパソコン、家電や日用品など、幅広い分野で、原料や製品を提供している、三井化学株式会社の藤吉建二代表取締役社長にお話を伺います。
 藤吉社長、よろしくお願いします。
藤吉 よろしくお願いします。

企業理念がCSRの精神そのもの
イメージ 2増田 早速ですが、貴社のCSRの基本理念についての考えをお聞かせください。
藤吉 CSRというのは、経済、環境、社会と三つの軸で考えています。そういう意味で、CSRというのは当社にとって、経営そのものだと思っています。
 当社では、これからの10年、15年をデザインしたグランドデザインというものを作っています。その中で、我々の企業理念は、「地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する」というものです。これは、CSRの精神そのものなんですね。ですから、本業そのものがCSRであると。CSRである本業をやる上で、どういう会社になりたいのか、具体的に目標を定め、経営計画を練っています。
 そのときに、会社を支える役員から社員全員の行動の指針になるものを作り、その上でグランドデザインを作っています。

行動指針は社員が作る
増田 今お話の中で出ました行動指針、これはどのようにして作られているのでしょうか。
藤吉 これはCSR活動を広げるときに、行動指針を上から押し付けるのではなく、社員みんなから、どういう会社にしたいかを聞き、そのためにどうしたら良いかを自発的にいろいろ考え出して、合宿したり、延々議論をしたりします。
 そして、三井化学を、ステークホルダーの皆さんに信頼される、働いている人たちが誇りを感じるような良い会社にするためにどうするかを決める。これが行動指針です。

増田 そして貴社では、2005年10月から「CSRサポーター」制度というものをスタートされました。これは具体的にどういったものなのでしょうか。
藤吉 行動指針を作るディスカッションを通して、社員一人一人、役員から社員まで全員が、日常の行動の指針として、・誠実な行動・人と社会を大切に・夢のあるものづくり、こういう3つのキーワードでまとめています。今年の7月から、全社にさらに定着させるために、「夢トーク」という職場ごとのコミュニケーション活動の場で、いろいろ議論しています。
それ以外にも、社長への提案プロジェクトというのがあります。例えば災害支援だとか、ふしぎ探検隊だとか。さまざまな社会貢献活動も、どんどん自発的にやっています。

触媒科学で次世代育成を
イメージ 3増田 それでは今お話しに出ました社会貢献活動についてお伺いします。貴社では、世界的な研究者を招いて行なわれる「触媒科学国際シンポジウム」に高校生を招待したり、子供向けの科学イベントを開催するなど、次世代育成活動に積極的に取り組まれていますね。
藤吉 これはやはり、CSRである本業を通して、できる限り社会に貢献したいということで、年に1回、当社が一番得意としている触媒科学、このフィールドで、世界のトップの方たちを招いて、学生さんから企業の方から世界中の人たちにオープンにして開催しています。今年の3月に3回目を開催し、ノーベル化学賞受賞者3名に来ていただいて、トータルで10名の著名な化学者の方をお招きし、非常に盛況でした。そこで特に嬉しかったことは、科学オリンピックに出る高校生が、ノーベル化学賞受賞者の方などと一緒に、たどたどしいながらも英語でディスカッションをし、サインをもらい、お互い和やかな交流ができたということですね。
増田 貴重な機会ですね。
藤吉 そうですね。
もう一つ、小学生を対象としたふしぎ探検隊という教育活動をしています。科学の実験を見せ、科学のおもしろさを小さいときから学ばせるということをやっています。

三井化学の製品を災害支援に
増田 そして、先日起きた新潟中越地震では、支援物資を提供されたそうですね。
藤吉 これは、CSRサポーターの活動の一つで、災害支援隊というのがありまして、当社の製品、例えばウレタンのマット、ロールなどを常備して、災害が起こったところに送り届ける。あるいは人的な支援をしています。今回も、ウレタンマット、ロールなどを送っています。

開発を進めることで、環境問題にも取り組む
増田 環境分野への取り組みについてはいかがですか。
藤吉 環境の問題は、これから非常に大事な話で、当社の企業理念でも、最初が「地球環境との調和」となっています。我々の得意とする触媒科学なども、環境問題を真正面からとらえた仕事です。これから、環境に、より優しい製品、あるいは、世の中をひっくり返すことができるような、素晴らしい技術、製品を開発中ですから、そのうち素晴らしいものを発表することができるのではないかと思っております。
 また一つのトライアルとして、モンゴルの植林事業に当社の技術が使えるのではないかという研究なども行なっています。広い意味で、環境問題にトライしています。

増田 そうした企業活動、そして新しい開発について、大いに期待しております。
本日は貴重なお話、ありがとうございました。
藤吉 ありがとうございました。
イメージ 4

(事務局スタッフ=伊奈 恵子)

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