メディア・レボリューション

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 閣僚や自民党幹部から「核保有論議が必要」という趣旨の発言が続いた。安倍首相は外国記者に任期中に憲法改正をしたいと言っている。中国の古典、易経に出てくる「治に居て乱を忘れず」と言うことは、大事なことに違いないが、なぜこの時期に核保有や、憲法改正論議なのか疑問がぬぐえない。
 いまや米国の軍事費はEU25カ国とロシア、中国、日本の軍事費を合わせてもそれを上回る。世界史上最大の「帝国」といわれるほど、米国の軍事力は圧倒的に強大である。ちなみにジェーン年鑑によると、北朝鮮の軍事費は7000億円といわれる。日本の防衛予算の7分の1ぐらいである。
 米国の中間選挙について、米国から帰ったばかりの官僚氏は「上院まで敗れるとは予想がつかなかった。ワシントンやニューヨークにいた限りでは、この変化はつかめなかった」と衝撃を語ってくれた。そして「イラク戦争に対する反対もさることながら、米国でも貧富の差が拡大しており、こうした不満や批判が選挙に影響したのではないか」と分析している。日本の政治ももっと他に取り組まなければならないことがあるのではないか。

「痛み」はいつまで続くのか
 財政再建を最優先させたはずの小泉改革は、財政赤字を300兆円も増やし、今や1000兆円に近づいているという。安倍政権は税制改正で「減価償却制度」を打ち出し、初年度の07年度は5000億円の企業減税を実施する方針だ。企業関係ではすでに研究開発・情報技術(IT)減税(7000億円)が、実施されており、合わせると1.2兆円の減税だ。さらに法人の実効税率の引き下げなど大型企業減税が議論されている。一方、個人所得は、定率減税の全廃など3.9兆円も増税された。これは企業減税の財源を個人への増税分でまかなおうということではないか。しかも来年は消費税の増税論議が本格化する。三方一両損の小泉首相は退陣したのに国民はまだ「痛み」を強いられているのである。
 空前の好景気で、大企業の収益は戦後最大といわれるが、7〜9月の国内総生産速報(GDP)によると、個人消費は減っているのだ。サラリーマンの年収は増えていないからである。多くの中小企業は法人税を納めるほど利益が上がっていないので、減税されても恩恵を受けないから、減税で利益を受けるのは大企業ばかりということになる。企業の数は2001年から3年間で470万から410万に減っている。
 大手銀行が最高益を上げても欠損金があれば、法人税を納めなくて済むというのも、庶民感覚からは理解できないところではないか。自民党内にさえ大型の企業減税には異論が出ているのだ。地方交付税や地方の公共事業が減る可能性があり、中央と地方の格差はさらに進みそうだ。生活保護世帯も150万人に近づいている。預貯金なし世帯の比率は22.2%と景気回復にもかかわらず高値安定である。ニートやフリーターの増加はやっと止まったという段階だ。「公共事業はダメだ」というステレオタイプの批判をするのではなく、国が工夫してやるべきことはあるのではないか。

格差、年金、公務員改革が緊急課題だ
 しかも民も官も不祥事で目を覆うばかりである。知事が相次いで2人も逮捕されるという事態は尋常ではない。損害保険会社の保険金不払いも詐欺みたいなものだ。小中学生のいじめや自殺の多発は流行とばかり言えないのではないか。大人社会のひずみを反映しているように思われる。教育基本法を改正しても、こうした問題の根本解決にはならないと思われる。
 安倍政権には、世論調査などで国民の期待度の高い格差の是正や、年金・医療、雇用問題、公務員制度の改革などにリーダーシップを発揮して欲しいところだ。こうした問題は、地味で気苦労ばかりが多く、支持率にすぐに跳ね返らないかも知れない。しかし解決できるのは政治しかない。歴代の首相に帝王学を説いた東洋哲学者の安岡正篤氏は、「政治の要諦は国民を泰山の安きにおくことだ」とよく言っていた。これは「政治には安心や希望のある社会をつくる使命がある」という意味である。
 意地悪い見方かも知れないが、核論議や憲法改正発言などをみていると、こうした問題に対する国民の不満や指摘をそらせるために、意図的にタカ派発言が連発されるのではないかとさえ思えてくる。今大事なことは国民生活の安全を確保する論議を盛り上げることではないか。(栗原 猛)


※ このコラムはヤフーセカンドライフサイトとの提携企画です。

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プロ選手について

 米国大リーグのレッドソックスは、西武ライオンズの松坂大輔投手を獲得したいと希望して、大リーグを通じ西武球団に六〇億円を払って松坂選手と交渉する権利を確保した。一〇年前、横浜高校のピッチャーとして甲子園を熱狂させ、国民に感動と少年に希望を与えてくれた松坂君。溌剌として童顔の可憐な松坂君の印象が今でも根強く残っているので、六〇億円とは全く吃驚である。しかし乍ら昨年十一月ヤンキースは松井秀喜選手を手放したくないので、四年間六二億円、年間約一五億円の契約金を支払った。米国野球界と日本のそれとは構造的に相異することはわかるが、一体どうなっているのかと好奇心がそそられる。

スポーツの興行化に不安
 近頃は野球、ゴルフ、サッカー等大衆に人気のあるスポーツは、プレイヤーとして醍醐味を満喫するよりも、観戦して楽しむスポーツになってきた。スポーツが興業化し、商業ベースで運営されるので採算主義になってきた。選手も商品扱い同様で世間の評価や常識を超える待遇の相場が成立している。日本のプロ野球選手が米国に移籍して注目をうけるようになり、その待遇に格段の相違があることを知ったのは、一九九五年近鉄バッファローズの野茂英雄投手のドジャースに任意契約で入団して以来のことである。その後、佐々木、イチロー、新庄、松井、城島等、急激に米国移籍が増え、米大リーグに移籍されることがプロ選手の名誉ある出世街道になってきた。目下二〇名近くの選手がアメリカ大リーグで活躍している。これではわが国のセ・パ両リーグは選手育成機関のようになり、往年の活気とスター性が無くなり、影が薄くなってテレビの視聴率も低下している。そこで私は云いたい。米国移籍に反発して日本のプロ野球は東南アジア等から優秀な選手を移入することを考えてもよいのではないか。残念に思う。プロ野球もビジネスであり商売だから、市場原理で行動しているのだと割り切ってしまえば反発の余地がないが、スポーツの本質を考え、その将来性を思うと不安を抱かざるを得ない。

中・高校がプロスポーツの開墾地になるのが心配
 最近すべてのスポーツがプロ化し、興業化しつつあるように思える。オリンピックの選手としての成功や、プロ野球の異常な報酬等が青少年等にとっては大きな魅力となりスポーツの純朴性、趣向性よりもスポーツで収入を得ようと経済効果、生活の豊かさの追求の手段と考えるようになってきた。従ってスポーツの指導は、大学から高校、中学校にと年齢層が若年化してきた。大学選手はプロの世界では古臭い選手になりつつある。この傾向が進化して中学・高校がプロスポーツの開墾地となってはならぬと心配している。 スポーツのプロ化は生活に余裕と和やか味を与えてくれるのは結構で、私もスポーツ観戦が大好きであるが、幼少年の諸君がプロスポーツの才能や苦労を理解しないで、経済的効果に基礎的学校教育を軽視することにならぬよう心懸けていなければならぬ。(塩川 正十郎=寄稿)

※ このコラムはヤフーセカンドライフサイトとの提携企画です。

塩川 正十郎(しおかわ・まさじゅうろう)
1921年大阪府布施市(現東大阪市)生まれ。44年慶應(経)卒。67年衆議院初当選、以後11回当選。文相
、自治相、財相、官房長官、党総務会長などを歴任。03年10月政界引退。
現在、東洋大学総長、日本相撲協会運営審議会委員等数々の要職を務める。

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タイトル:「たしかに手で打ったはずなのに」

※画像はひとコマ漫画の"一部分"です
  タイトルをクリックすると、漫画の全体像を見ることができます


今日のひとコト

 サッカーボールは足でける。バレーボールは手で打つ。サッカーはボールを頭で受けることができるが、バレーボールはできないようだ。そんなことやっているのを一度もみたことがない。サッカーボールをケツでうけることができるだろうが、バレーボールはケツで受けることができないのかしら、一度やってみたらどーかしら。それでもいいなんてことになるかもしれない。なんて、思いながらテレビでバレーボールをさめた目でみている。ヒヤヒヤしながらみているといったほうがいいかもしれない。(竜山)

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