メディア・レボリューション

マスコミ各紙各局のOBや、現役の解説者などからなるニュースブログです。TVや新聞には出てこない「新しい」情報を発信します。

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札幌の初詣

 ことしの正月3が日は全国的に良い天気に恵まれ、元旦は神々しい初日の出を見れたところが多かったようです。
 札幌でも市街地が一望できる藻岩山(531m)に、大勢の人が登って4年ぶりの初日を拝んだとテレビは伝えていました。
イメージ 1 我が家からも見えるはずでしたが、最近の高層ビルラッシュが太陽を阻んでしまいました。
 西の方はまだ眺望がききますので、手稲山に落ちる日没の太陽を拝もうかと思いましたが、この考えは甘く、午後からは雲が出てかき消されました。 (真中の白い山が手稲山、快晴の1日午前撮影)
 北国の冬の一日は天候がめまぐるしく変わり、一日中晴れることは余りありません。
 それでも日中の気温が久しぶりに0℃まで上る穏やかな正月となりました。



甘い饅頭
 近くの北海道神宮に歩いて家内と初詣に行きました。
 いつもは買い物などについて行こうとすると、来なくていいと不機嫌な顔をする家内ですが、この日ばかりは違います。
 正月早々いがみ合うのも縁起が悪いから、などという思いやりなら納得ですが、実際はそうではありません。
イメージ 2 初詣に行く途中に備前岡山の銘菓「吉兆庵」があります。
 そこで売っている福袋が一人一袋の限定販売ですので、私が行くと2袋買えるというわけです。
 おまけにお茶とお饅頭が自由に振舞われ、これが楽しみの初詣です。







北海道神宮
 吉兆庵で温かいお茶をもらって5分もしないうちに北海道神宮です。
 北海道神宮は明治2年、五稜郭の戦いで榎本武揚・土方歳三らの旧幕府軍を破った明治新政府が直ちに北海道統治に乗り出した際、明治天皇が直接下賜した三神(国造り・開拓・酒造り)を東京から後生大事に運んで祀った北海道建国の神社です。
 それだけに人と車の列は未明から途切れることなく続きました。
イメージ 3 境内の階段は初詣客が滑らないよう、氷を取り除く作業が絶え間なく行われていました。
 境内はごろごろした砂利道なので滑らないのではと思いましたが、砂利の上に積もった雪が参拝客に踏み固められてツルツルに凍っています。
 このため砂がきめ細かく撒かれて安全に万全を期した初詣での警備です。
 参拝客のお尻にくっついて少しずつ歩き、ようやく本殿につきました。
 お賽銭をあげ、手を合わせます。


イメージ 4 家内に「お賽銭はいくらあげた?」と聞きました。
 「心の問題だからいちいち言うことではないの」。
 あれ、心の問題とは昨年どこかでよく聞いた言葉です。
 どうも神社参拝と連動するようです。
 外交よりも心が優先する世の中ですから、これ以上聞くのも野暮というものでしょう。
 ちなみに私はご縁がありますようにと5円です。
 本殿の前には白い布で覆われた特製のお賽銭入れができていました。
 千円札に混じって5千円札、1万円札も見られます。
 夕張倒産・いじめ・竜巻・漁船銃撃・・・、去年の北海道は暗いことが多かった1年でした。 
 好景気といわれながらその実感はなく、ますます広がる地域格差の中で善男善女は何を祈願したのでしょうか。


判官まんじゅう
イメージ 5 帰路、境内にあるお休み処によりました。
 ここでもお茶とお饅頭が無料で提供されています。
 こちらは北海道の銘菓「六花亭」の出店です。
 出されるお饅頭は「判官まんじゅう」と呼ばれ、そば粉と十勝の小豆で作ったあんが入って実においしい。長い行列ができています。
 判官とは明治天皇から三神を預かって札幌に入った北海道開拓使の役人、島義勇(よしたけ)の官職で今日の副知事に相当するでしょうか。
 船で函館に上陸し、日本海側の陸路を経て小樽から札幌に入った島判官は、札幌を本府と定め、京都をまねた碁盤の目の都市作りに乗り出しました。
 島判官は1年もしないうちに都市計画を巡って上司の黒田清隆と対立して左遷され、のちに秋田県令になりますが、明治7年江藤新平とともに郷里の佐賀で新政府と戦って破れ、捕えられて斬首さらし首の刑をうけます。俗に言う佐賀の乱です。

イメージ 6 しかし島判官は北海道神宮に神を祀った人物として境内に130年前札幌入りした姿の等身以上の像が建てられています。(写真:札幌入りした島義勇判官の像)
 ところが観光ボランティアをしていますと、佐賀県から来た観光客は島義勇を知っている人はまずいません。
 肥前のおらが国の人が北海道でこんなに敬われていることにびっくりするのが面白いです。
 島判官を左遷した黒田清隆はその後、自ら札幌に足を運んで、島義勇の気宇壮大な碁盤の目の都市計画に仰天し、島判官の後継の判官に島義勇の計画を推進するよう指示します。
 明治3年の出来事です。
 こうしたことから島義勇は札幌の街づくりの祖として、市役所のロビーにも大きな像が安置されています。


国家反乱人の顕彰
 童門冬二という歴史小説家がいます。
 東京都庁の役人で当時の美濃部亮吉知事に重用され、政策室長や企画調整局長などを歴任した人物です。
 いつもネクタイをまともにつけてない役人らしからぬ役人でした。
 江戸城を築いた太田道灌の像が都庁にあるのを意識したのか、彼は国家反乱人の像をなぜ市役所に建てたのかと当時の札幌市長に尋ねました。
 当時の札幌市長曰く
 「歴史上の人物にはそれぞれ生まれてから死ぬまでの過程がある。ある時期だけを捉えてその人物を全面的に否定するのは間違いだ。
 島義勇にも年齢に応じた功績があり、とくに若い頃は札幌市開拓の大恩人だった。国家反乱人になったのは後半のことで、札幌市には関わりがない」。
 この話を聞いた童門冬二は
 「目からうろこが落ちた。その歴史観は正しい。以降、私は歴史上の人物をそのように見るようにしている」と彼の著書「田中久重」の中で書いています。

イメージ 7 人々の記憶から遠ざかっている明治の歴史の味がほんのり残っている「判官まんじゅう」をいただいた初詣でした。
 三が日で70万人の参拝客で賑わいました。
(望田 武司=寄稿)









望田 武司(もちだ・たけし)1943年生まれ 新潟県出身
1968年NHK入局 社会部記者、各ニュース番組デスク・編責担当
2003年退職し札幌市在住、現在札幌市の観光ボランティアをしながら自然観察に親しむ。
イメージ 1 中国・インドなど新興工業国の台頭による資源価格の高騰、地球温暖化の深刻化・・・。
 日本の安全保障を考える上での生命線とも言える資源エネルギー問題を巡る課題は多い。
 このシリーズでは、日本のエネルギー戦略のあり方などについて、政府・与党・公官庁の資源エネルギー政策に携わる方々、そして民間の有識者らに伺う。
 今回のインタビュアーは森田裕二・日本エネルギー経済研究所研究理事。

 シリーズ第4回目は、IEA(国際エネルギー機関)の事務局長に9月に就任することが決まっている、田中伸男・OECD(経済協力開発機構)科学技術産業局長にご登場頂いた。
 石油輸入国26カ国が加盟するIEAの事務局長は74年の設立以来、欧州人が占めてきた。欧州以外から初の事務局長となる田中氏がIEAの舵取りをどのように行うのか、今後の世界のエネルギー情勢について伺った。(収録:2006年12月28日)

        イメージ 2

田中事務局長の使命:各国省エネ政策の評価指標の作成
 IEAは1974年にアメリカを中心とする輸入国が、産油国の設立したOPEC(石油輸出国機構)に対抗して、設立したもの。田中氏は、就任後の役割について以下のように述べた。
 「エネルギー安全保障の点から言うと、資源消費国ができることは、『資源を消費しないこと』。エネルギー消費国が団結していかに省エネをいかに進めていくかがIEAにとって非常に重要なアプローチだ。指標を作り、各国でどれくらい省エネがうまくいっているのか政策比較をし2008年のサミットで報告することが、私に期待されている最大の役割だ。頭を痛めながらも非常に楽しみにしている。」

中国・インドとの“協調”、産油国との“対話”が重要
 資源価格の高騰を引き起こしている中国やインドへの対応については、「今の値段の高さは構造的なもの。中国・インドという新興工業国が多消費型になり、需要サイドが強くなり供給が追いつかない状態だ。IEAができることは、もし供給途絶が起こった時にIEAと非加盟の中国・インドがどういう状態の時にどう協調しながら行動するかといった合意を作ることが重要。」と語った。
 また、イランやロシアをはじめとする供給サイドの不安定要因の解消策については、「世界のエネルギー市場には様々な不安要素があり、必ずしも将来のマーケットが安定的に推移するかわからない面がある。IEAの役割は、(産油国と)互いに情報を共有して共通の情報に基づいて今後の需要供給関係などについて話し合うベースを持たせること。これが将来の予測可能性を引き上げることになる。我々は消費国として省エネをし、緊急時の備蓄融通制度を堅持する一方で、産油国との対話も大事な仕事であると考えている。」と積極的に取り組む意欲を見せた。


原子力、「IEAのできることは各国への情報提供」
イメージ 3 加盟国内でも対応が分かれている原子力政策については、IEAは加盟各国へ判断材料を提供するに留め“後方支援”に徹する姿勢を見せた。
 「IEA内部でも推進派と懐疑的な国と両方ある。原子力をどうするかは加盟国の当局の判断に委ねられている。しかし、地球環境問題とエネルギー安全保障の面で非常にポジティブに貢献しているという同意は加盟国から得られている。
 原子力については、(IEAが毎年公表している)World Energy Outlookの2006年版の中で1章を割いて分析している。原子力はどういう条件があれば価格競争力のある有用なものになるかといったことが掲載されている。
 IEAが貢献できることは、このような事実を加盟国に提供すること。原子力の利用は各国の判断に委ねられているが、このような資料をもとに、各国が電源のベストミックスを考えてくれればよいと思う。」

日本の新国家エネルギー戦略策定、「IEAは勇気付けられた」
 最後に森田氏が、経済産業省が昨年策定した新国家エネルギー戦略について水を向けると、田中氏は「新国家エネルギー戦略は大胆な(数値)目標を立てており非常にアンビシャスなものだ。実現可能性については(政府・企業など)それぞれの努力、世界のエネルギー需給にもよるのでわからないが、日本も本気でエネルギー安全保障政策に取り組むんだという姿勢を内外にアピールしたことは立派だと思う。(これによって、)我々も非常に勇気付けられている。」と評価した。
 さらに、「今のエネルギー情勢の中で、EUやアメリカ、中国各国も同じような目標を立てているし、G8などでもエネルギー安全保障に向けた話し合いがされている。各国のこのような姿勢は非常にありがたいこと。ただIEAとしてはどういう共同行動がとれるかが重要。実際に混乱が起きた時の共同備蓄取り崩し行動、省エネ協力、代替エネルギー開発、原子力の推進といったテーマに対してIEAが一致団結して同じメッセージを、産油国や非加盟国に出していくことが最も重要と考えている。」と、世界的にエネルギー安全保障の関心が高まる中で、IEAのリーダーシップが重要であるとの認識を示した。(坂西 雅彦)



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タイトル:「初詣・鳥居兼通行整理」

※画像はひとコマ漫画の"一部分"です
  タイトルをクリックすると、漫画の全体像を見ることができます


今日のひとコト

 初詣。参拝者の数が今年はいつもより多いというのがホントかしら。神社へ参拝してそれぞれの夢を心の中でお願いする。「お前、何をお願いした」「たとえ夫婦の間でもいえないわよ」そういう会話をどこかで聞いたようだ。「お前、何党を入れた」「たとえ夫婦の間でもいえないわよ」。神さまは何びとを聞きわけてくれるということだ。神さまだから超能力をお持ちなさっておられるだろう。(竜山)

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