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今年は第1空挺団のほか陸自ヘリコプター部隊、航空自衛隊などから支援参加し総勢300名。3年ぶりに実施されたパラシュート降下のほか、実戦形式の訓練を1時間行なった。昨年、1昨年は強風のためパラシュート降下は中止となっていた。 「降下訓練始め」は、昭和44年に降下訓練の安全を祈る祈願祭としてスタートし、同49年から一般公開された。この日は、久間章生・防衛庁長官、北川イッセイ・同政務官といった防衛庁幹部や斎藤隆・統合幕僚長、森勉・陸上幕僚長など自衛隊幹部、千葉県選出の国会議員らが訓練を見守ったほか、一般見学者およそ6000名が参観した。 実戦形式の訓練で第1空挺団の任務を紹介訓練では、「敵陣地内に空から侵入し、制圧する」という第1空挺団の任務が実戦形式で流れを追って紹介された。まず偵察部隊がパラシュート降下し、降下地点の状況を確認。続いて攻撃用ヘリUH-1Hなどが敵陣へ空から攻撃を加える中、西から飛来したC-1輸送機が演習場上空350メートルに差し掛かると主力部隊が次々に降下した。降下の瞬間、会場からはどよめきと多くのシャッター音が聞かれた。 続いて投下された迫撃砲などの銃火器を装備した後、CH-47輸送ヘリにより車両も降下され、戦力を増強。最後の突撃では、ひと際大きな砲声が演習場内に響き渡った。 最後に、「祝 防衛省」の文字を掲げた輸送ヘリが上空を舞い、祝賀ムードを盛り上げた。 「第1空挺団は『中央即応集団』の要」―久間防衛庁長官さらに、第1空挺団が今年3月から、緊急事態が発生した際に迅速に対処する目的で陸自内に新設される『中央即応集団』(防衛大臣直轄)へ再編成されることについては、「高度な練度と優れた機動力を有する第1空挺団が中央即応集団の“要”となると確信している」と期待を表した。 また、一般見学者は若い男女、家族連れも多く見られた。「今までは自衛隊について外からのイメージでしか知らなかった。実際に見ると頼もしく感じた」「『自衛隊=戦争』ではなく他にも様々な業務で頑張っている。(省へ)上がってよかったと思う」など好意的な声が多く聞かれた。 家が近くにあるという航空自衛官の「(省昇格により)組織も大きくなるので勤務のしがいがある。いろいろなところに派遣されることになると思うが、胸をはって頑張りたい」の声も印象的だった。 (坂西 雅彦) |
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