メディア・レボリューション

マスコミ各紙各局のOBや、現役の解説者などからなるニュースブログです。TVや新聞には出てこない「新しい」情報を発信します。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

ユニークな政策

 日本が抱える社会的問題を、あえて三つ挙げるとすると、
 第一に、東京一極集中と中間山地の過疎化に歯止めがかからないこと、
 第二に、農産物の自給率が低いこと、
 第三は、9年連続で自殺者が3万人を越え、その数は交通事故死亡者の4−5倍である。潜在的自殺志願者は、その何十倍とすると異常な自殺大国であること。

 この三点を同時に解決する政策は、存在する。

 経済的に成功した裕福な人は、山間部や海岸沿いに別荘を持ち、菜園や釣りを趣味として楽しむものである。

 そこで人生に成功しても失敗しても類似した機会を提供することになれば、ダイナミックな仕事にも挑戦する人が増えるし、または人生の敗者復活戦も可能となる。

 例えば、経済的に失敗した人に、過疎化が進む中間山地や沿海部を提供し、その地にて農林水産業に従事してもらうことで、過疎化、自殺、農産物の三つの社会的問題を同時に解決できるのではないだろうか。

 中国の経済成長の影響で、農林水産の一次産業の需要が急速に高まっている。とりわけ高級な食材が売れるという。産業が高度化することで第一次産業から、第二次の製造業、第三次のサービス業に変遷していくと学習したが、21世紀の今日、最も注目されているのがバイオ関連の第一次産業である。

 経済的に失敗した自殺志願者が自然に恵まれた地で、人間の原点である農林水産業に従事する。特に、バイオ関連の第一次産業を活性化させる。そのような政策が生まれることにより、日本が抱える社会的問題を解決するのみならず、それぞれの人生がぐっと豊かになるように思われる。自殺者が異常に多い、日本の閉塞した社会構造において、敗者復活のチャンスは必要である。如何なものであろうか。(中野 有)
ヨーロッパアルプス行脚 (上)

〜エーデルワイスを求めて〜

イメージ 1 ヨーロッパアルプスといえば多くの人はスイスをイメージする。
 けれど隣国のオーストリアも3000m級の山々が連なるアルプスの本場である。
 人気のあるスイスが俗っぽくなったといわれているのに対し、オーストリアにはチロルを中心に、手付かずの素朴な自然がよく残されている。
 かつてチロルの野山を散策したとき、放牧してある牛の糞の臭いが風に乗ってあたりを支配した。
ここでのびのびと草を食んでいる牛からは、BSE(牛海綿状脳症)はまず出ないなと思ったことを思い出す。

この夏、同じオーストリアでもチロルとは反対側のアルプス東側を2週間ほど訪れた。
そしてアルプスの花を求めて積極的に野山を回った。
  (写真:岩場に生えるカンパヌラ キキョウ科)

エーデルワイス
 アルプスの花といえば、まずサウンドオブミュージックと連動してエーデルワイスが思い出され、ぜひ本場で見たいと思った。
 けれど当地に来てエーデルワイスはそう簡単には観察できないことがわかった。
 乱掘盗掘で一般的な観光コースではもう見られないためだ。
 日本でもエーデルワイスと同じ仲間としてエゾウスユキソウ(礼文島)オオヒラウスユキソウ(渡島半)ハヤチネウスユキソウ(岩手県早池峰山)などが知られているが、いずれも絶滅危惧種として手厚い保護を受けている。
 これらの植物は植物園では見ているが、自然の形で生育しているのを見たことがない。
 なんとか本場のエーデルワイスが見れないものか、富士山より22m高いオーストリアの最高峰グロースグロックナー(3798m:写真)に氷河を見に行ったとき、現地人ガイドに拙い英語を並べて尋ねてみた。
イメージ 2

 何度も聞くのでうるさい客だと思ったかもしれない。
 しかしイエスともノーとも言わない。
 何か言ってるようだけど私の理解の限界を超えている。
 氷河を見て麓におり、教会を見学したとき突然地元ガイドが
 「コングラツュレーション」と言って私に抱きついてきた。
 そして分厚い唇でキスをした。
 突然のことで何が起きたかさっぱりわからず、慣れないキスに襲われて私の眼鏡は外れたが、かろうじて鎖でつながっていた。

イメージ 3 ガイドの手にはエーデルワイスがあった。
 そのエーデルワイスを私にプレゼントしたいという意思表示であることがわかった。
 こんなところにエーデルワイスがあるのかと思った。
 教会の裏には墓地があり、十字架とともに墓地は花に埋まっていた。
 ガイドは墓地に植えてあったエーデルワイスを1本もぎ取ってきたことがわかった。
 エーデルワイスを見れたことはうれしかった。
 けれど墓地のエーデルワイスか・・・
 岩陰にひっそりと咲く自然なエーデルワイスを見れないものかと思った。
 数日後、4人で1700mほどの山に行った時、対面することができたのには感激した。(写真)
 少し盛りを過ぎており純白ではなかった。
 「な〜んだ、これがエ〜デルワイス!」
 どんなイメージを抱いていたのだろうか、
 同行した3人の女性は期待はずれの言葉を口にした。
 エーデルワイスはもともとそんな派手な花ではない。
イメージ 4 高さが10cmほど、白い軟毛が綿毛のように密生し、上部に星状の頭花をつけるロマンチックな花だ。
 エーデルワイスは乙女の生まれ変わりで、アルプス男がその白い花を帽子に飾るのは、最も美しい乙女を妻に迎えたいという思いの現われだという。
 がっかりした女性は「私のほうが美しいわ」と年齢を考えず思っただろうか。
 エーデルワイスとともにアルプスの名花といわれるアルペンローゼ(ツツジ科)もすでに終わりかけであったが、観察することができた。(写真)

高山植物
 ところで高山植物って何だろう。
 高い山に生育しているものはすべて高山植物だろうか。
 去年北大で植物学の坐講を聞きに言ったとき、講師の農学部助教授が(いまは准教授とかいうそうです)
 「造山運動で平地が高くなったところで進化した植物」と定義づけた。

 なかなか面白いこと言うじゃない、と思った。
 新進気鋭のこの女性植物学者、いかにも学研の輩らしい合理的表現でさらに言葉を続けた。
 「具体的には林がなくなる森林限界の上から万年雪の下までに生育している植物」が高山植物だという。
 本州での森林限界は2,500mぐらいだが、緯度の高い北海道では1500mも登ると、もう樹林帯はない。
 そんなことを思いながらオーストリアの山々を実際に歩いて、当地では1800m~2000mあたりが森林限界かなと推定した。
イメージ 5

 (写真:1800m地点の山)
 森林限界に達した地域では低温で雪多くて風強い。
 また紫外線も強くて土壌が未発達というのが特徴だという。

 こうした厳しい環境で育つ高山植物は、背が低くて地面を這い、毛が生えているのが多い。
 小さい割には花がきれいで大きいのは虫を誘うためで、化粧する人間と同じ心理だ。
 また色が原色なのは強い紫外線を受けるためという。

アルプスの花
 2週間の滞在期間中、大雪山系には見られないアルプス独特の花を堪能した。
     イメージ 6 イメージ 7 イメージ 8
 左:トラスピ・ロトゥンディフォリウム(アブラナ科)これ以上高いともう植物が生えないという高山の岩礫地などに生育。
 2400m地点で撮影。
 中:パルナシア(ユキノシタ科) 日本のウメバチソウと同じ
 右:リナム・ドロミチカム (アマ科)光沢のない落ち着いた黄色
      イメージ 9 イメージ 10 イメージ 11
 左:アストラアンティアか?(セリ科) とても精巧
 中:ディアントゥス・アルピナス(ナデシコ科)日本のオヤマナデシコの仲間
 右:エリンギウム・アルピヌム(セリ科)一見観葉植物に見える

 雪解けの6月から8月までの短い期間に花を咲かせ、種をつけるのだから結構忙しい。高山植物の命ははかない。
 カメラ技術が悪くて焦点があってない植物も結構あり、惜しまれる。
 なによりも、この花何という花?
 現地で購入したドイツ語の植物図鑑からラテン語の学名を導き出し、日本の植物図鑑と照合するのに相当なエネルギーを要した。
 けれど、ひとつひとつ同定していく時間は至福の時間で、牛の反芻胃のように帰国してからもう一度アルプスの花を堪能した。(寄稿=望田 武司)



望田 武司(もちだ・たけし)1943年生まれ 新潟県出身
1968年NHK入局 社会部記者、各ニュース番組デスク・編責担当
2003年退職し札幌市在住、現在札幌市の観光ボランティアをしながら自然観察に親しむ。

イメージ 1

イメージ 2

タイトル:「頭と物は使いよう」

※画像はひとコマ漫画の"一部分"です
  タイトルをクリックすると、漫画の全体像を見ることができます


今日のひとコト

 子供の頃、本の切れ端で船のオモチャをつくった。なんでも自分でつくらなければ気がすまないし、遊びとしての満足をえることができなかった。船のオモチャもゴムでスクリューをまわした。
 雑貨屋にはそのような子供のオモチャが沢山あった。もう、そんな時代ではなく、そんなことをたのしむ子供もいなくなってしまった。そんなことをするものは時代おくれ。時代おくれの子供っているかしら。大人にはいるけど・・・ね。(竜山)

全1ページ

[1]


.
blognews2005
blognews2005
非公開 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索

過去の記事一覧

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事