斎藤和志ブログ

フルート奏者 斎藤和志の話

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音楽と酒

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増えてきてるわけです、着実に。酒量。まずい。
やはりストレスの多い商売ですし・・・というのは言い訳。昔から好きでした。特に洋酒が好きであり、一番おいしいと思って飲むサケはウィスキーなわけですが、ジンもテキーラもウオツカもラムもなんでも好きです。もちろん、ビール、ワインも。1週間に1日は休肝日を設けないとどうもこの先エライことになりそうですので、頑張ってなるべくそのペースは維持したいところですが、、、実は、うちの住まいの1階がナイスすぎる静かで落ち着いたBARということもあり、深夜までやっているせいでついつい寄ってしまうわけです。しかし、薬物とまではいかないまでも、飲みすぎは演奏家にとって多分プラスにはならないでしょう。

 そういえば、こんなことがありました。
 学生のころ、恩師P・マイゼン師匠のお宅(ミュンヘン)にお邪魔したときにビールを飲みすぎて狼藉をはたらいた(そうですが本人に記憶まるでナシ)らしく、次の朝、あの温厚なマイゼン先生が険しい表情で

マイゼン先生「和志、おまえはサケで人生を踏み外す男だ。お前は一人前になるまでサケは飲むな。約束だ。オレもお前が一人前になるまではサケは飲まない」

オレ「先生・・・・!」

あの世界のマイゼン先生が、こんなできそこないの一生徒に!しかも、マイゼン先生は大のワイン好きであり、そのコレクションはマニア垂涎のものなのですが、その先生がオレのために・・・!

私はボロボロと涙をこぼし、一人前になるまでは決して一滴もサケを飲まないと固く決意したのでした。
それから、1年半ほど、好きだったサケを完全に絶って練習にうちこんだ成果か、一人前にはほど
遠いとはいえ、なんとか生活できるくらいにはなったのです。
あのとき本気で叱ってくれた先生には、本当に感謝してもしきれない恩があるのです。


 ちなみに、あれほどオレを感激させたマイゼン先生ですが、
その出来事の3日後にスペインにバカンスに行ってワインをガブ呑みしてたという目撃情報をのちに入手しました。先生に詰問したところ、ニヤリと笑って

「ああ、あんなの本気にしてたのか。オレはお前と違って残り人生少ないんだからまあいいだろ許せアハハ」

むう・・・ッ!!!

一人前にはならなかったくせに、私が毎日飲んだくれているにはこんな理由があったのです。

<マイゼン師匠  と  ウチの部屋の酒棚>

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こんにちは。2回目の書き込みです。あまりに面白かったのでTBさせていただきました(内容は直接は関係ないのですが)。 削除

2005/6/16(木) 午前 11:28 [ tokunaga ] 返信する

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おお、恐れ入ります、これがウワサに聞くTBというものですか。伸びる金管楽器だと思ってました。ちなみに、音楽について一番よくわかってるのが音楽家というのは、ちょいと買いかぶりかもとは思いますです。いや、ちょいとどころじゃなく!!。 こちらこそ、前々からHP楽しみに拝見させていただいております。

2005/6/17(金) 午後 10:51 [ - ] 返信する

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