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あーあ、やっぱりな。
残り物でまともなところであるわけなくて、
やはり危惧した入り口側。
背景のプロジェクションマッピングも見えるわけのない角度で、
前回後悔しまくった位置。
しゃあないけど。
会場に入る権利だけしかなくて、ろくに見えもしない位置で
アリーナ料金なんて取らないで欲しい。
歌舞伎座なら3階B席でも、ちゃんと見えてちゃんと聞こえるのに。
体育館形式のアリーナは、行くだけ時間とお金の無駄と思うような席にしか
ほとんど当たらない。
なんでいつもここばっかりなんだ?(泣)というところにいつも当たる。
何故なんだ?もうこの位置イヤだ!こんなところ、売り出すなよ。
リンクと言えばここばっかりが当たる。
ブロックを選べた時と、譲り受けた時以外は、ぜーんぶここじゃん。だから嫌だ。
歌舞伎座なら一幕見の料金くらいが妥当な席のくせに、アリーナ料金?
ほんと、みんなよく文句言わずに見られるよな。
舞台の世界では、見えない席などないし、料金の差も納得できるのが当然なのに、
フィギュアスケートに関しては、ぼったくりなだけでなく、全く見えないような
席の設営をして恥じないまま興行されているままだ。
氷上アリーナ席でも前の人の頭で全部隠れてしまって何も見えないという不満が噴出していたショーもあれば、見えるわけのない捨て席でも売り出す恥知らずな興業をする場合もある。
その上に自分にはチケ運がないから、まともに見えたという席に当たったことがまずほとんどない。皆無とは言わないが。
なんでこう見えない位置ばっかりなのかなあ。
一度くらい、ちゃんと正面から見てみたい。
劇場なら席を選べるのに。
そもそも観客に見せるための装置として設計されている劇場の備えた条件を、体育館は備えていない。試合やイベントをするほうに合わせて設計されていて、観客は「見たければ見てもいい」くらいな添え物から始まっている。
観客のいない場合でも試合さえできればいいのだから。
運営側も、そういう意識を引きずっているのをあちこちで感じる。
劇場に行き慣れたものほど、トイレの数が足りないだの終電の時間を考えていないだのという、基本的な受け皿が意識の片隅にもないような試合の開催形式には
長年呆れてきた。
これでよく客に「来て欲しい、見て欲しい」が言えるよな、と。
観客なんて気にするほど来るはずのないレベルだった時代と同じ人が
何とか工夫しながらやってきたのだろうから、
ほんと、エンタメとしてはまだ生まれたばかりの赤ん坊のような手際の悪さだ。
その分、年年改善されている部分はあるにしろ、
肝腎の見え方がおざなりのままだったらどうしよう。
今回もどうせ遅い時だし、初めから見えない席からでも料金だけはふんだくってやるという主催事務所なので、いつまでも行く気が起きなかったのかも。
現地で見るほうが断然いいという人もいるが、そういう人は見えない席には当たったことがないだけだろう。
大枚はたいて何も見えなかったということだって十分あるのが、アイスショーというものだ。その見え方の差が料金に反映されてない。
よく見える席が高くて、見えにくい席が安いなら納得するが、全部よく見える席と
まったく見づらい席が同額で出されているのがフィギュアスケートなので、
劇場、ステージの意識とはまるで違う。
とくに出入り口側。その出入側を背景としてプロジェクションマッピングで見せるつもりなら、出入り口側に当たった時点で、もうプロジェクションマッピングは見えないと思わないといけない。
氷上席なら氷の上への投影は見えないし。
そのくせ席を選ばせてくれない。
これは最近のチケットはそういう売り方になっちゃったせいだろうけど。
おかげで大箱よりは小さい会場の方が好きになった。
小さい会場なら、どこからでもちゃんと見えることが多いからだ。
見ることに適した距離やサイズがある。
そういう会場でロングランをするのが、普通のエンタメ的常識だ。
高くて見えない席を買うよりも、上から見下ろしたほうがまだマシで、コスパ的にも納得できる。
観客なんか誰一人いない試合が当然でやってきた日本のフィギュアスケート。
2008年の仙台での全日本ジュニアもそうだった。
同じ会場でのシニアのNHK杯は観客が遠くから集まって来ていたが、
その流れで同じ会場で開催された全日本ジュニアの客席は、まったく人がいず、
チケットなど売り出さなかったのかというくらいだった。
それから10年で、ジュニアの試合でも観客が入るようになったが、
2008年はそんな状況だった。
そういうスケート界の手弁当スタッフが、手作りアイスショーやボランティア試合を運営してきていただけなのだから、エンタテイメントのステージ業界と同じにはできないのはまだ仕方ないとあきらめているが、それにしても酷い。
いつになったら、まともなショー運営が育つのか。
その中でも氷艶は力を入れている方で、内容からすればチケット代も高いとはとても言えないのは解る。
素晴らしい出来の舞台になることも、始まる前から折り紙付きのようなものだ。
ただしすべては、「ちゃんと見えれば」の話である。
今回はエンタテイメントの舞台の業界も多く絡んでいるし、
準備期間も前よりはあるし、さまざまな会場で演出してきた宮本亜門が
総責任者なので、いままでよりは観客席からの見え方も考えてくれていると思いたい。
少なくとも代々木での背景幕側よりはマシに見えて欲しい。
プロジェクションマッピングはキレイだから大きな売りだというだけではなく、
ストーリーの進行を説明する重要な役割を担うはずなのに、それがまず見られないという前提で行くしかないとは。 見えない席を売りだすなよ、ほんと、信じられない。
せめてブロックを選ばせてほしい。
席をピンポイントで選んで買うのが当たり前だった時代の観客だったので、
どこに当たるか解らないチケットの売り方をするようになってから
とんと足が遠のいて、テレビのほうがまだマシということになった。
この席なら見るけど、この席だったら買わずに諦める。
内容よりも席によりけりなのがアイスショーなんだ。
そういう現状が早く変わって欲しい。
そして、最終的には、ショー専用に特化した
拠点となるリンクができてほしい。
ちゃんと観客からの見え方と演出の方法による使い方が考えられて
設計されている会場が欲しい。同じ値段なのに
当たる席によってテンションだだ下がりってのはいつまで続くのか。
値段の違いは見え方の違いのはず。
そして、歌舞伎座に行けば、いつでも歌舞伎がみられるのがわかっているように
ここにいけば、いつでも何らかのアイスショーがかかっているというような場所が
あったらいいのにな。
いつの日かはできないだろうか。
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