|
. * 2014年、江戸時代から知られる、東京にある小さな「 梅の里 」 が消滅しました。 原因は、伝染病の感染による被害の拡大でした。 そして現在、東京都以外にも、大阪・京都・和歌山・兵庫・愛知でも確認されています。 該当地域にお住まいの方に、この伝染病を少しでも知っていただければと思いUPしました。 東京都青梅市 ( おうめし ) にある吉野梅郷 ( よしのばいごう ) は JR青梅線の日向和田 ( ひなたわだ ) 駅から二俣尾 ( ふたまたお ) 駅までの東西4Kmに広がる地域で なかでも 「 青梅市梅の公園 」 は梅の名所として知られ 毎年2月下旬から3月下旬まで、約40年続く 「 吉野梅郷梅まつり 」 が開催されました。 もともとは青梅縞の染料にするために、この地に梅が植えられるようになった事がはじまり。 すでに江戸時代にはその栽培が盛んに行われ 歴史の古さを物語るような樹齢600年を越す古木も残っていました。 ところが、平成21年に青梅市内の梅の木が 「 プラムポックスウイルス 」 に感染していることが確認 ( 国内初 ) されます。 その後、ウイルス拡大を防ぐために伐採が続けられ これまで市全域で、約2万6千本の梅樹が処分されて来ましたが、感染は止まらず広がり続けたのです。 そこで市は、2014年の梅まつり終了を待って 「 梅の公園 」 の梅の木約1500本全てを伐採することに決定したのでした。 再び植栽が開始できるのはウイルスがなくなってから3年後となるため 梅の花を楽しめるようになるのは、早くて10年後とも20年後になるとも言われています。 派手で艶やかなサクラに比べると地味な印象の梅の花。 東京では今月21日が、ソメイヨシノの開花予想日になっています。 サクラが満開をむかえ、サクラ前線が北上を始めれば、 きっと人々の視線と記憶は、梅から艶やかなサクラに移行し、置いていかれるでしょう。 でも、だからこそサクラが開花する前に、 満開の花弁を咲かせたたまま伐採された、吉野梅郷の梅たちを取り上げたかったんです。 花は咲くことを迷わない。 これから10年、20年かかろうと、再び青梅の地に満開の梅の花々が咲き誇る事を祈って。 2017年春、青梅の梅たちは小さな小さな花弁をつけ、見事に再生の第一歩を印しました。 - My Memory - |
全体表示
[ リスト ]





