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雨がザンザン降っているが、こういうジメジメした日は刀が心配になる。 丁子油をつける事で湿気から守られてはいるが、どうしても錆が気になる。 原料の玉鋼は、純度の高い鋼鉄である。そのためかんたんには錆びない、はずだが、とにかく注意は必要だ。 ということで、油を塗りなおす。 といっても、打粉を使ったり、アルコールで落とすわけでもなく二度塗りするだけだが、ついでに鑑賞したりして、とりあえず楽しい。 今日発見したことは、刃紋が三本杉もどきだった。 互の目丁子乱れだが、足の長いのが三本、次に足の短いのが二本、このリズムで刻まれている。 三本杉?と思ったが、いわゆる孫六兼元の三本杉はもっと尖った杉模様だ。 まねした訳ではないだろうが、この刃紋にした理由が知りたくなった。
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刀剣・試斬
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昔なら、何かの記念に刀や短刀を贈ることがあったが、今ならどうだろう。 そもそも刀など必要も無いから、贈る事はめったにないことだが、武道関係者ではありえることだ。 ところが今と昔では刀に対する接し方が違う。 現代ではなじみもないし、使う用向きも無い。 この危険物を平和な家庭に持ち込むことは、相当な勇気の要ることだ。 これを人に与えるとなると、厄介ごとを押し付けることになる。 手入れとかもやらなければならない。 あともう一つ考えるべきことは、新作刀つまり平成に作られたものならまだしも、それ以前の刀は、はっきり言って素性が分からない。 何人か斬り殺してるかもしれない。 殺人事件の証拠物件だ。 それを人に贈るのはどうだろうか。 武勇を誉れとした昔ならいざ知らず、今となっては、はばかるべきことだろう。 昇段祝い等で短刀を贈るなど考えたが、よくよく考えなければならない。
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試斬していけば、いずれは刀を研がなければならない。 砥師に出せば、1寸4千〜5千はかかる。つまり2尺3寸で10万近くかかる。 そんな金があれば、脇差でも買った方がいい。 そこで、自分で砥ぐとどうだろう。かなり安上がりで、インチキな感じになるだろう。 ただ、試斬で使う刀なら、観ためはあまり関係ないだろう。 てなわけで、砥石を探してみた。 ホームセンターで売ってるのは、1000番〜3000番が関の山 刀の仕上げ砥ぎは1万番くらいになる。 通常は天然砥石でいくわけだが、これが高い。3・4万はする。それに粒子が一定しないので、素人では砥げない。 セラミック砥石なら、5・6千円程度かな。まあまあ買えるレベルだ。 砥ぐスピードも速く、扱い易い。 ただ、種類によって、炭素鋼には使えない。 難点は、砥石が薄く、面出しがしにくい。 通常は表面を平にするが、刀の場合はかまぼこ状にする。刃の肉を落とすためだ。平らな砥石は鎬をいためる。 さて、我が差料を観ると、刃先が波打ち、鎬がでこぼこ、刃の肉もまだらだ。 なぜこうなったのか。 刃こぼれを直したり、錆を落とすと刃先が波打つ場合がある。 部分的に砥いで行くと、鎬がまっすぐにならず、地の肉もうろこ状に波打つ。 これは、戦時中に砥ぎの注文が殺到し、とにかく早砥ぎするとこうなるが、波が一定の感じになってるので、おそらく熟練砥ぎ師が早砥ぎしたのかもしれない。 結論から言えば、自分で砥いでもィイかなってことだ。 まあ、今研ぐ必要も無いが。いずれその時が来るだろう。 写真を載せたかったが、撮ったところでうまく地が写らないので止めました。
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もう秋になってしまった今日このごろ 久しぶりに試斬してみる 景色も秋色にかわりつつあり、その中に巻き藁というのも絵になる、というほどの背景でもないか。 柄は一文字片反り、刀身に対して柄を重くしたのでバランスが向上した。 二枚巻きの切れ端を載せて撃ち落す、輪ゴムがゆるくて皮残し。 散々に散らかして終了 畑の肥やしになる 巻き藁の輪ゴムがゆるく、途中でほどけることがあった。 切れ残りを刀で落とそうとしたが切れない。畳表一枚が、引いて切れないのだ。 打ち下ろせば、斬った感覚が無いくらいに斬れるが、たったこれしきのことでも、引き斬りは斬れない。 刀は切れ味で斬るのだとか言う素人がいるが、あれは全くの嘘だ。研ぎたての刃が立っていればできるだろうが、そんな刀、常にあるわけじゃあない。 有事に備え物の具を備えるのが武士道だが、戦が続き、刀も消耗すれば、刃の切れ味などそもそも期待できない。
そんな中でも有効に刀を使うために、剣術があるのだろう。 |
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子ども用プールを買ってきて、浸けること24h、汚すぎる。 1枚巻きを斬ってから、いつもの2枚巻きへ。 前に立つと悩むんだよね。 まあ、考えても無駄か。 第1撃、ややそれた。 第2撃、こんなんでどうですか? 今度は自分のフォームをビデをで撮ってみよう。 あとは、組太刀の中でこの斬撃が出せるか、動きを変えて斬ってみよう。
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