刀剣・試斬

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登録審査会

先週 県庁で刀剣の登録審査会があった

去年押入れから出てきた脇差を 警察に発見届けしていたので、今回の審査会に行くこととなった

発見当時のまま審査に出すのが通常だろうが、錆の状態に納得いかず、少々ジヅヤをかけてしまったのだが


当日 県庁会議室に行くと、一間槍を持ってきた夫婦がいた

イタイことに、穂先だけでなく、拵え つまり柄の部分も持ってきたようだ


私の番になると、指定のテーブルで袋から出し、白鞘のまま担当者に渡した

拵えから出す人と、鑑定する人にわかれているようだ

地鉄や焼きを見て、寸法を測る   

やにわに  「室町!」と鑑定者が言った

「室町?」 てっきり鎌倉写しの江戸後期あたりかと思ったが、地鉄で分かったのだろうか

産地 伝法までは言わなかった 聞く雰囲気でもなかったし

登録料を支払い、晴れて祖先の迷刀?が世に出ることとなった

あとは爺さんに返すだけ


孝行とはこういうものだろうか。

時代というものは重い

直江志津

少なからず名刀の部類に入るだろう

兼氏を祖とするが、それ自体否定する者もいる

備前 大和 と渡り歩き 濃州に一門を作った

その後相州に渡る

末関などとも称するが 関鍛冶は戦国安土桃山の量産地で、作風は様々

唯一 南北朝の豪壮華麗な特徴だけが目立ち、大切先 刷り上げ段平が定石となるが

実は繊細な杢肌にこそ その魅力と気概を感じる。

砥いでみた

脇差が錆びていたので、砥いでみました

砥石は内曇 刃艶と地艶両方使いました


内曇はかる〜くこすらなければなりませんが、なかなかそうは行かず 力が入ってしまいます


で、錆びはそこそこ落ちました 黒さびは広がらないので まあィイでしょう


結果 これです

イメージ 1

ボウシが折れてるように見えますが、写真映りのせいです


イメージ 2

ほれ このとおり     しかし きたない

イメージ 3

直刃ですが 若干乱れが込んでますな

残念ですが 私の砥ぎでは地がよく分かりません

イメージ 4

二重ハバキです 銅ですな いや真鍮か


先祖が杉の枝打ちに使い、鎌砥石で縦に砥いだので、くっきり傷が残ってます

これは内曇では取れません  

しかし、このまま砥ぎの練習台になってしまうのか。

合わせ

合わせを作りました

つまり 白鞘を作ったので、刀身は白鞘に入れます

で 拵えは、刀が無いからバラバラになります

そこで合わせを入れて、いわゆる「竹光」の状態にします

イメージ 1

まあ こんな感じで

左側が柄 右が鞘に入ります

間に合わせ的な仕様ですな。

白鞘 完成

このまえから作り始めた白鞘

そろそろ完成です

イメージ 1

こんな感じ  まー 素人作業なんで・・・・

イメージ 2

横から

実はこれから現物と合わせて調整します

そもそも保存用ですから 五右衛門の斬鉄剣とは違います。

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