トライアンフ スクランブラーの備忘録

乗り初めからのスクランブラーの事 などなど、僕のバイクライフを紹介して行こうと思う

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NWJC南店へ遊びに行って、高田さんと話をしていると、高田さんが長野と山梨方面の日本武尊伝承地を、カブ110プロNWJCコンプリートで周るツーリングを計画している事を、なんとなく嗅ぎつけた。
村田さんも僕も、日本武尊が東夷征伐の帰路に、甲斐国から信濃国へ進んだことは、記紀や日本武尊に関する本を読んで知っていたので、そのツーリングに加わって、今年初のロングツーリングを、カブ110プロNWJCコンプリート3台で、一泊二日で楽しんできた。
 
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高田さんは以前から日本武尊伝説を周ってみえて、いくつもの場所へ訪れているが、今回は僕らの連休に合わせて、二日間で10数カ所を回る計画を立てて頂いた。
そしてツーリング当日の朝、空気が太陽に温められるのを待ってから岐阜を出発した。
 
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岐阜から中津川を通り清内路へ向かった。清内路周辺は凍結路面が続いたが、慎重に走って標高1200mの峠を越えて信州へ入った。思った以上に過酷な路面状況だったから、ヒヤヒヤしたけれど、「危ないから帰りたい〜」と言う高田さんに、「ここまで来たからには行きましょう」と言って、最初の目的地の大御食神社へ向かった。
 
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目的地に行くだけなら、国道を真っ直ぐ行った方が早く着くかもしれないが、細かな県道を路面状況も気にしつつ、右へ左へとコーナーを走り抜けることは、カブならではで本当に楽しめる。
そうやってカブの走りを楽しんでいると、高田さんの作ったガーミンのデータ通りに大御食神社へたどり着いた。
 
大御食神社は日本武尊が東夷征伐の帰路に三日間を過ごした仮宮のあった所で、日本武尊、宮簀媛命、誉田別命が御祭神である。
しかし一説にはここで日本武尊は、この仮宮を設けた里長の娘の押姫と、束の間の恋に落ちたようなので、不敬ながら宮簀媛命が合祀された時の心境には察するものがある。なんて冗談みたいなことを思い神社を後にした。
 
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再び県道を走って峠に入ると、路面にヌルッとした感触を感じたと思ったら、凍結路面で転けていた。
一瞬の出来事で足元にカブが倒れているのを確認して、その前方に視線を移すと、高田さんも同じように転けていた。えっ!と思って後ろを振り返ると、村田さんは目を丸くしてカブに跨っていた。
 
軽量なカブだから、ほとんどダメージが無くそのまま走り続ける事が出来たけれど、大型バイクならそうは行かなっかたと思う。やっぱり冬はカブが最強のツアラーなのだと思った。
 
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転倒した凍結の峠を迂回して、またまた懲りずに県道を走り、有賀峠を越えて諏訪へ出ると甲州街道を南下して、北野天神社と建岡神社へ寄った。さらに南下して神代桜へ向かっていると、日が暮れ始めたので、神代桜をこの日最後の目的地にして、悴むような寒さの中を宿に向う事にした。
観光地でなく何処にあるか定かでない史跡を訪ねて周り、そこで色々と見て歩くと時間もかかるので、走る事だけを目的としたツーリングとはペースが変わってくる。
しかし、その時間はとても有意義で、機動性の高いカブで周る事はとても楽しい。時間があれば数日をかけてじっくりと周る事も楽しいと思う。
 
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車両にも自分自身にも防寒対策をしっかりしていれば、凍えて辛い事はないので、カブで走るスピードやカブの加速スピードによる風圧では、体感温度が極端に下がる事は無いと実感した。
しかし宿では温泉で体を温めると、翌日に備えて眠りに就いた。
 
二日目は8時少し前に宿を出発して、酒折宮へ訪れた。酒折宮の御祭神も日本武尊で、東夷征伐の帰路に仮宮にした所で、東征の際に倭姫命より賜った 火打嚢 を塩海足尼に授けた所でもある。
また日本武尊の歌に火を焚く老翁が歌を返したことにより、連歌発祥の地と云われている。
和歌の事はよく分からないけれど・・・日本武尊が尾張で再会した宮簀媛命と詠み交わした歌でも、その時の心情や情景が現れていて、物語や伝承と合わせて史跡を訪れると、カブで走る景色も違って見えてくるから面白いと思う。
 
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その後、山梨在住で高田さんの学生時代からの友人「哲也さん」と会うために、山梨岡神社で待ち合わせをして走り出した。
山梨岡神社は日本武尊が勧請した神社とされているが、一説には日本武尊の創祀とも言われている。
そこでも色々と見て歩いたが、一向に哲也さんが現れないので、高田さんが電話をするともう一社の山梨岡神社に居ると言うので、なるほどと思い可笑しくなる。
すぐ近くに同じ名前の神社があるから、伝承地などはしっかり調べてこないと目的地にたどり着けない事があると実感した。昔は紙に書いたものを頼りに、目的地へ訪れていた事を思い出す。一般的な目的地であれば、今はナビなどで手軽に検索出来るので、うまく活用してツーリングを楽しむのは良いと思う。
 
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その後CB1100で現れた哲也さんと合流して、コンビニで小休止をした。そして哲也さんの先導で黒戸奈神社へ訪れてから、富士山の見えるルートを案内して頂き、塩山の街を見下ろす高台で、岐阜での再会を期して走りながら別れた。
 
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以前哲也さんと会った時に、哲也さんがCB72に乗っていた頃の、高田さんとの昔話を聞いたことがあるけれど、40年以上経っても、共にバイクを楽しんでいる姿を見ると羨ましくも感じる。
 
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その後は、諏訪神社、御獄神社と訪れて甲州街道を戻ると、桃園やぶどう園に囲まれた道を走り美和神社を訪れた。
美和神社は日本武尊より 火打嚢 を賜った塩海足尼が勧請した神社とされているようだ。
 
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美和神社で参拝を終えた後、鳥坂峠を越えて、高田さんの知り合い宅を訪ねたが、僕も村田さんもお世話になっている顔見知りの方で、お茶とお菓子をご馳走になった。
長年バイクに乗ってみえた方なので、この季節にカブでの訪問は刺激になったようだ。
 
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最後の目的地の武田八幡宮へ訪れた後に日が暮れ始めて、岐阜までの260キロの帰路に就いた。
ただし日が暮れて路面状況が解かりづらくて、凍結が心配されたので、国道を走り繋いで戻ることにした。それでも山間を走る国道なので、アップダウンがありコーナーが続くので、カブのアクセルはワイドオープンで走りを楽しめて、氷点下の中でも心地よい緊張感を持ってカブツーリングを存分に楽しめた。
しかもそれを長時間続けると、大型バイクで速さより心地良さで走り続ける楽しさと、同じような感覚になっていくので面白い。
 
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それは村田さんの言う、何かが分泌された状態の感覚は、こんな時のことを言うのだろと思う。
そういえば村田さんは神代桜のそばで、雪の轍に乗って豪快に転けていたが、軽量なカブだから問題もなく無事に宿へ到着して、曲がったステップに蹴りをいれていた。
 
村田さんの本職 精神科医の目線から書いたコラムはこちら↓
「バイクは健康療具」 
2015年 素敵なバイクライフを求めて
 
冬でもロングツーリングを楽しめるカブ110プロNWJCコンプリートは、僕らにとって最高に楽しめる1台だと今回も感じた。
それは高田さんがいつも、カブに限らずバイク三昧により実体験を蓄積したノウハウを、僕らにフィードバックして頂くので、僕らはバイクライフを楽しめている。
 
高田さんの本職 バイク屋さんの目線から書いたブログはこちら↓
「バイク屋の備忘録」 
カブ110NWJCコンプリートを楽しむ −ヤマトタケルノミコト伝説を訪ねて 山梨県編 その1
 
日本人のルーツとしての古代史や神話の伝承などは、僕と同世代でも知らない人が多いように思うので、僕らも次の人々の為に、バイクライフを通じて多くのことを伝えていけたらと思い岐阜へ戻った。
 
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