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二宮町は「湘南にのみやバーチャル郷土館」というサイトを設けており、インターネット上で庚申塔の情報を公開している神奈川では数少ない自治体です。
サイトでは23基が紹介されています。 他に過去2回の調査があったようで、昭和55年と平成6年の資料が刊行されていますが、昭和55年当時の記録にあるもので平成6年の調査時に確認できなかったものがあると記載されています(何基かは不明)。 サイトでは「現状非公開」となっている場所が4ヶ所(6基)あり、記録されている場所へ行っても見つからないケースもあります。非公開の理由は問い合わせしていますが お返事がありました。 サイトを見て訪問した石仏マニアのマナーが悪いからだそうです。 気を付けましょう…。 また、サイト、2つの資料に未掲載の庚申塔もあるため、現存が何基になるのかよく判らない状態ですが、とりあえず多めに見積もって26基です。 風化で紀年銘不明が複数ありますので、あくまでも「読めるもののうち」の現存最古は龍澤寺(曹洞宗)にある板碑の三猿塔です。 ここには珍しい銘文の庚申塔があり、各所で紹介されていますので目新しさはありませんが、できるだけ神奈川県内の古塔を紹介したいと思っていますのでとりあげます。 旹寛文七年 丁未霜月吉日。 日・月 三猿。 「卍 過去現在未来」15名。 「過去現在未来」の銘文は他の庚申塔にもありますが、金剛般若経の偈で「過去心不可得 現在心不可得 未来心不可得」のことと思われます。 禅宗の庚申塔にはこういう面白い銘文が彫られている事が時々あります。 どう解釈するのかは難しいので避けますが、渡辺真知子の「迷い道」の歌詞は「現在・過去・未来〜♪」ですが、歌のタイトルといい、実は禅宗の影響が強い歌だったのかも(笑)。 |
二宮町
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