庚申塔探索

神奈川最古は寛永10年塔?

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3、4位
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ここからは明確に好きな順です。
左は3位の宇宙人顔。
他に類例が無いデザインです。青面金剛のオールバックにした頭髪の生え際が珍しい表現ですが、何よりも邪鬼の耳か角の表現が、マンガの宇宙人に見えてしまい、宇宙人を踏みつけるヒーローみたいだと思ってしまいました。細かいことですが鶏が外向きなのも珍しいです。
右は4位の昭和塔。
耳たぶや頬の垂れ具合が印象的です。日月捧げ持ち。造塔が少なくなった昭和の建立ですが、これを建立した講は「小田急有志の会」で、これに驚きました。村や町の住人ではなく、株式会社内の有志による造塔は、他に例があるのか知りませんがかなり珍しいと思います。(追補:これはバスの運転手の方々が造塔したものだそうです。高度経済成長期に道路の拡張によって失われた庚申塔が複数あったらしく、その供養のためらしいです)


2位
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風化し切った青面金剛塔です。
こんな状態に残ることは稀にありますが、なんと言っても美しいです(笑)。
しばらく見とれてしまいました。ここまで風化しても日月のあったこと、
合掌六臂だったこと、三猿がいたことが判ります。
そして、庚申堂内にちゃんと祀られていることが、何より嬉しいことでした。


1位
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堂々の1位です。
丸彫り青面金剛。享保10年。
奉納した講の名は台石にあったかもしれませんが、
塔を壊しそうでのぞき込めませんでした。
市の調査員が確認しに来たそうですので、文化財指定になるかもしれません。
庚申塔は全国に数あれど、ここまで見事なのはそうないと思います。
川崎が誇る逸品と言ってよいと思います。




青面金剛編です。

トップ2は別にして、順位にあまり意味はありません。
造立年も省略します。
造形だけで選びました。

9、10位
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左は動きのある彫りが好み。
江戸後期は文字塔が増えますが、刻像塔は凝っているものが多く、見て楽しいです。全体的に動きのある表現で、反閇のような脚の形、左上手は宝輪のはずですが、どうみてもボールで投げつけて来そうに感じました。
右はシンプルさが好み。
青面金剛が猿のようで、これでは四猿の庚申塔じゃないかと笑ってしまったことを覚えています。全体的にシンプルで余計な装飾がなくすっきりした印象が好みでした。


7、8位
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左はかなり個性的。
素朴な感じですが、川崎市内の青面金剛塔の中で異彩を放つ1つでした。多くの青面金剛塔は細かい違いはあっても、全体のデザインにそう大差はありません。この青面金剛塔は類似するものが他にない逸品でした。
右は頭部が髷のようで面白かったもの。
パッと見たとき、帝釈天かと思いました。ヒゲがあるように見えるからですが、これは接着剤によるものでした。頭部の表現も髷のようで珍しいです。まるで蛇が髪をまとめているかのよう。不言猿の「ちょっとちょっと」というような仕草も面白い。


5、6位
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左は銘文が貴重。
造形としてはよくある形ですが、側面の銘文に貴重な情報がありました。「元禄五申年信仰_天保十四卯年十月建之」と彫ってあります。庚申信仰を開始したのが1692年ということで、この界隈に庚申信仰が広まったのがその頃かもしれません。建立したのが1843年で、151年の開きがあります。庚申待を3年ほど続けたら建立するなど、庚申塔を建立するタイミングは色々ありますが、151年後の建立にはどういう理由があったのかを想像すると興味が尽きません。
右は釈迦かと思ってしまったもの。
頭髪のデザインが釈迦象のようで驚いた青面金剛塔です。胸にドクロの瓔珞。腰に龍が巻き付き、着衣には獅子頭。この組合せ自体はたまにありますが、大抵は憤怒相です。これは顔が釈迦のようで、記憶に残りました。


4位から先は、その4で。

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