庚申塔探索

神奈川最古は寛永10年塔?

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小田原市と箱根町の境にある入生田(いりうだ)。
イメージ 1現在の東海道筋としては小田原市最西端。西隣りは箱根町の湯本になります。

風土記稿の時代30戸。割付高51石。

村の大半が黄檗宗紹太寺の境内だったようです。
イメージ 3小田原藩主としては5代目になる(稲葉氏としては2代目)稲葉正則が両親と祖母の春日局の菩提を弔うために開基した寺で、もとは山角町にありましたが寛文9年に入生田に移されました。
大工事だったようで、工事に携わった人々の供養塔が墓域に建っています。
藩士8人、僧侶43人をはじめとする多数の人名が彫られているそうです。

風土記稿以外の史料は明治期のものしか出会えていないので想像ですが、石高が51石というのは、村域のほとんどが山だとしても面積からしてだいぶ少なく、一方、紹太寺は子院が5つもあったくらいで、寺領が大きかったのではないかと思いますが、除地100石が飯泉新田にあるとも書いてあるので、村は別会計だったのかよくわかりません。

鎮守は山神社。境内末社に疱瘡神と第六天。
他に稲荷社と山神社がありました。

全くの余談ですが、現在の山神神社は天狗関連の装飾が目に付き、秋葉神社かと勘違いしそうです。
境内には風祭石(石材)の石祠が多く、村内の小社が合祀されているのでしょう。

山神神社
イメージ 2笠付三猿塔
宝永3年11月6日(庚申日)
「奉造立庚申供養石塔」
願主11名
三猿。


三猿がちょっと変わった造りですが、全体としては素朴。旧東海道筋に建っていたのかもしれません。
なお、入生田に庚申講は残っていないようです。










https://blogs.yahoo.co.jp/board_woccha/39080227.html

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