庚申塔探索

神奈川最古は寛永10年塔?

平塚市

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悉皆的にUPするのは面倒なので、気になった物だけ。

日本石仏協会による資料によれば
青面金剛を刻像した石塔の最古は正保4年(1647)銘の石祠内にある三面四臂(2猿)像だそうです。
その次が承応2年(1653)から明暦年間(1658)の5年間に作られ、神奈川の県央海寄り一帯に残っている一面四臂で2猿付のもの。

大曲型と呼ばれることもあるシリーズです。

文化財になっているのに露天…。

イメージ 1明暦2(1656)で平塚の現存最古塔。

「相州大島郷為寒念仏供養奉造立為浮図一基者也」
「明暦二年丙申霜月吉日」

右上手:剣、左上手:三叉戟
右下手:宝棒、左下手:索

2猿は正面向きで膝に手を置く。

厳密に区分すると寒念仏供養塔ですが、他の大曲型に庚申銘が付いているので、こちらも庚申塔に分類されているようです。




正福寺にはもう1基特徴的なものが。
イメージ 2寛文3(1663)の龍前院型。

「相州大住郡大島郷」
「庚申供養奉造立石塔一基者也」
「寛文三癸卯孟冬吉日」

ぽってりとして、前屈みになり、顔が全体の半分を占める三猿が特徴的です。
茅ヶ崎市の龍前院にある明暦3年(1657)塔が現存最古のため、龍前院型とローカルで呼ばれているタイプ。

神奈川県内には20基ほどあるようです。

大曲型青面金剛と同年代から始まり、寛文期あたりまでにまとまって作られていますが、関係があるのか無いのか。

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